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DEMON SLAYER |
原作(Original Story): 吾峠呼世晴(Koyoharu Gotōge) TVアニメ『鬼滅の刃』 柱稽古編 第4話 |
第四話 笑顔になれる | |
放送日 | 2024年6月2日 |
OPテーマ | 夢幻 |
EDテーマ | 永久 -トコシエ- |
歌 | MY FIRST STORY × HYDE |
原作 | 第132話 全力訓練 |
CAST | |
竈門炭治郎 Kamado Tanjiro CV.花江夏樹 霞柱 時透無一郎 Tokito Muichiro CV.河西健吾 恋柱 甘露寺蜜璃 Kanroji Mitsuri CV.花澤香菜 蛇柱 伊黒小芭内 Iguro Obanai CV.鈴村健一 風柱 不死川実弥 Shinazugawa Sanemi CV.関智一 鉄穴森鋼蔵 Kanamori Kozo CV.竹本英史 天王寺松衛門 Tennoji Matsuemon CV.山﨑たくみ 銀子 GINKO CV.釘宮理恵 |
TITLE CARD | |
EYECATCHER | |
STORY | |
宇髄の稽古を乗り越えた炭治郎は次に時透邸を訪れる。無一郎の稽古の大変さと、厳しい言葉に既に稽古を始めていた鬼殺隊士たちは意気消沈していた。なんとかならないかと話す隊士の声を聴いた炭治郎は――。 | |
時透無一郎「やられてもすぐに動いて体制を立て直して」 時透無一郎「僕の動きについて来て」 時透無一郎「君、また死んだよ?」 天王寺松衛門「オ前ウルサイ」 銀子「ハア!?」
時透無一郎「入るよ」 竈門炭治郎「はい、ありがとうございます。どうしてここに?」 竈門炭治郎「すっごいキレ」 時透無一郎「これが鉄穴森さんに来てもらった理由」 鉄穴森鋼蔵「ええ、常駐して手入れさせてもらっています」
時透無一郎「戦いに向けいつも刀を最高の状態にしておきたい、そう申し出たら、お館様から僕の思うようにしたらいいと…そして刀を研ぐための部屋まで作ってくれた。自身のお体にこそ気をつかっていただきたいのに…いつも僕たちのこと一番に気にかけてくださるんだ。本当にありがたいことだよね」 時透無一郎「隙だらけ、木刀拾って」 「うあああああああ」 時透無一郎「感情のまま攻撃しても相手に適うはずないでしょ。それどころか、飛んで火にいる夏の虫だ。鬼との戦いにやり直しはないよ。たとえ9勝1敗でもその1敗で命を落とす」 時透無一郎「生き残る術を持つために一つ一つの動きを研ぎ澄ますんだ。今日はここまでにしよう」 「大丈夫か?」 「このままじゃ鬼と戦う前に倒れちゃうよ」 「たしかに…」 「心抉られるよね」
伊黒小芭内「時透か」 不死川実弥「毎日こんな遠いところまで来ているが、昼間の稽古は大丈夫なのか?」 時透無一郎「隊士たちは稽古になっているかもしれないけど、僕には十分じゃなくて」
銀子「イイワ!ソンナ二人ヤッチャイナ!アンタ最高ダワ」 不死川実弥「うるせェ!」 不死川実弥「昼間は隊士たちの相手、夜はお前らと実戦形式の稽古、悪かねェ」 伊黒小芭内「時透、昼の稽古はどんな感じなんだ?」 時透無一郎「今日炭治郎が来ました」 不死川実弥「あいつか…!しぶとく生き残ってやがるな」 時透無一郎「傷も癒えてきたようだし、伊黒さんのところに行くまでには全快してるんじゃないかな」 伊黒小芭内「そうか…じゃあ徹底的にやっていいってことだな」 不死川実弥「少々強くなったくらいじゃ柱の足元にも及ばないってこと見せてやる」 時透無一郎「楽しそうだな~頑張れ炭治郎」 時透無一郎「はい、死んだ」 時透無一郎「そこ、動き止まってる」 「あっ!」 「…無理…無理です」 時透無一郎「さあ」 「わかっているんです…柱に比べて戦いの厳しさが理解できてるはずもないって…」
「それに…柱が毎晩どこか行かれて衣服の下を痣だらけにされているのも知っています」 「早朝に水で冷やしているのを見ました。俺たちももっと精進します。たがら…」 時透無一郎「君たちなりにはよくやってるよ。でもだからって勝てるわけじゃない。僕は君たちに鬼に殺されてほしくはない」 時透無一郎「できれば長生きしてほしい。本当にそう思っている」 時透無一郎「そうそう!炭治郎さっきより速くなってるよ」 時透無一郎「筋肉の弛緩と緊張の切り替えを滑らかにするんだ」 竈門炭治郎「えっもういいの!?」 時透無一郎「いいよ」 竈門炭治郎「五日しか経ってないよ」 時透無一郎「だって炭治郎言ったことちゃんとできてるもん」 竈門炭治郎「ええ~~」 隊士「じゃ…じゃあ俺たちも」 隊士「もう二週間いるので…」 時透無一郎「何言ってるの?君たちは駄目だよ。素振りが終わったなら打つ込み台が壊れるまで打ち込み稽古しなよ」 隊士「(落差がすごい…)」 竈門炭治郎「あ!時透君、紙飛行機の飛ばし合い競争しようよ」 竈門炭治郎《紙飛行機?》 鉄穴森鋼蔵《ええ、そこにたくさんありますよ》 竈門炭治郎「もし俺が勝ったら隊士のみんなへの口調を少しだけ優しくする、でどうかな?」 時透無一郎「ああ、いいよ」 「お前いい奴だな」 竈門炭治郎「本当に十回の内一回でも長く飛ばせたら俺の勝ちでいいの?」 時透無一郎「ああ、どうせ炭治郎は一回も勝てないから」 鉄穴森鋼蔵「では私の合図で同時に投げてください」 鉄穴森鋼蔵「ひぃ、ふぅ、みぃ…はい」 鉄穴森鋼蔵「時透殿の勝」 鉄穴森鋼蔵「時透殿の勝」 鉄穴森鋼蔵「時透殿の勝」
竈門炭治郎「鬼舞辻無惨が太陽を克服した禰豆子を狙っているというのは本当だろうと思う。鬼との遭遇もほとんどなくなってるし」
時透無一郎「だからこそ、柱稽古もできているわけだしね」 竈門炭治郎「禰豆子と離れることは心配だったけど、一緒に任務に出たらそれこそ向こうの思う壺だし危険すぎる」 時透無一郎「禰豆子を狙って鬼が集結してしまう上、鬼舞辻は隠れてしまうことになりかねない」 竈門炭治郎「うん。俺は稽古を積み、今よりも強くって禰豆子を迎えにいく」 時透無一郎「炭治郎はいつも前向きでいいね」 甘露寺蜜璃「炭治郎くん久しぶりー!おいでませ、我が家へ」 竈門炭治郎「ご無沙汰してます。お元気そうでよかった」 甘露寺蜜璃「炭治郎くんもね」 竈門炭治郎「養蜂してらっしゃるんですか?蜂蜜のいい香りがします」 甘露寺蜜璃「あっ!わかっちゃった?そうなのよー」
甘露寺蜜璃「巣蜜をねぇ、パンに乗っけて食べると超絶おいしいのよ~バターもたっぷり塗ってね」 甘露寺蜜璃「三時には紅茶も淹れてパンケーキ作るからお楽しみに」 『次回予告』 竈門炭治郎「今回は時透君を紹介します」 時透無一郎「僕も忘れてることがまだある気がするから楽しみだよ」 | |
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