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MY HERO ACADEMIA | |
原作(Original Story): 堀越耕平(Kohei Horikoshi) TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』 第7期3話 | |
第141話 敵<ヴィラン> | |
放送日 | 2024年5月18日 |
OPテーマ | 誰我為 (歌: TK from 凛として時雨) |
EDテーマ | 蕾 (歌: Omoinotake) |
原作 | 第335話 - 第338話 |
CAST | |
緑谷出久 デク Midoriya Izuku CV.山下大輝 爆豪勝己 かっちゃん Bakugo Katsuki CV.岡本信彦 轟焦凍 ショート Todoroki Shoto CV.梶裕貴 飯田天哉 インゲニウム Iida Tenya CV.石川界人 切島鋭児郎 烈怒頼雄斗 Kirishima Eijiro CV.増田俊樹 上鳴電気 チャージズマ Kaminari Denki CV.畠中祐 青山優雅 Aoyama Yuga CV.桑野晃輔 葉隠透 インビジブルガール Hagakure CV.名塚佳織 常闇踏陰 ツクヨミ Tokoyami Fumikage CV.細谷佳正 死柄木弔 Shigaraki Tomura CV.内山昂輝 オール・フォー・ワン All For One CV.大塚明夫 荼毘 DABI CV.下野紘 トガヒミコ Toga Himiko CV.福圓美里 根津 NEZU CV.高戸靖広 塚内直正 Tsukauchi Naomasa CV.川島得愛 | |
TITLE CARD | |
EYECATCHER | |
STORY | |
スターから“個性”新秩序(ニューオーダー)を奪うことに失敗し、さらに多くの“個性”を失った死柄木とオール・フォー・ワンが仕掛ける次なる一手。雄英内の内通者とは―!? |
死柄木弔「殺してやる!殺してやる!憎い!オールマイトの面を誰かが憶えている限りこの苛立ちは消えない」 AFO「(意識が融合してきている。伝わってくる。激しい怒り、弔の憎しみを僕は共有している)」 AFO「大丈夫だ。上々だよ。新秩序は奪れなかったが、最大の障壁を取り払えたとも言える。気楽に行こう。一枚の青写真に固執するのは良くない事だ」 AFO「折角準備をしてくれていたところわるいが、もうしばらくステイだ」 荼毘「ムリだね限界。今日も元気に父親が飛んでる。耐えられないね」 AFO「燈矢くん、僕と君は似ているけど一つ違いがある」 荼毘「は?」 AFO「いいかい?僕という人間は一つのゴールに対していくつものいくつものルートを予め作っておく」 AFO「厳密にはいざという時に使えるルートを何年も何十年も前から作っておき、最良の道筋を取捨選択してゴールに結びつけるのさ」 AFO「そう、ルートは無数にある。完全な肉体はお預けをくらい緑谷出久は堅固な雄英に戻ってしまったが、僕は燈矢くんと違って友達が多いんだ」 爆豪勝己「エンデヴァーんとこで学んだ “溜めて放つ” そいつを一発だけじゃなく汗の玉にして同時多発させる。それが新境地“クラスター”」 緑谷出久「だから冬服なんだ」 爆豪勝己「暑くて体力削られっからどっち取るかだ」 緑谷出久「轟くんも何か雰囲気が今までとは違う」 轟焦凍「まだ摑みかけだけどな」 轟焦凍「左の調整も右に追いついたハズ。荼毘の火力に焼かれねぇ体を…」 上鳴電気「ええぇ3つもあまいの…?」 爆豪勝己「まず1、多分見つからねぇ」 爆豪勝己「これまで脳無格納庫や死柄木のアジト、研究施設は見つかってもオールマイトに敗北後、奴自身の所在は摑めた事がねぇ。逃げ隠れるなら世界一なんだよ」 八百万百「その2は、そもそも前回戦った死柄木が不完全な状態だった…ですわね。こちらの甚大な戦力減を鑑みると五分と言えるかどうか」 爆豪勝己「それ」 爆豪勝己「んで…3、火蓋を切るタイミングは向こうが握ってる。アメリカ戦で個性サーチが消えたとしても恐らく後手は必至。だからこその今のヤケクソ人海戦術なんだよ」 緑谷出久「だからせめて出方を、動きを誘導できるように早速僕も捜索に出る」 飯田天哉「僕たちだろ」 緑谷出久「うん」 「やるしかないのよ。あの人が再び指示を出してきた。大丈夫。これまで通り傍受されていても民間の日常に取れるよう暗号化してあるわ。ここなら監視の死角になるんでしょ!?大丈夫だよ」 葉隠透「(緑谷くんが戻ってきてからも君は笑顔を見せなかったから心配で…)」 「神野までちゃんとAFOの言う通りできてたじゃない。やらなきゃ私たちが殺されてしまうの」 青山の母「優雅」 青山の母「入学間もない頃うまくあの人の要望に応えたじゃない。合宿でも誰にもバレずに居場所を教えられたじゃない」 青山の母「私たちだって一度だって好きでやったことはないわ。けれどもう遅いのよ。遅すぎるの」 青山優雅「ママン…パパン…でも僕」 葉隠透「(そんな…嘘でしょ!?噓…青山くんが)」 青山の母「私たちはあなたにただ幸せを摑んで欲しかった」 青山の母《優雅は皆と一緒がいい?》 青山優雅《うん、だって違うのはとても怖いから》 青山の母「個性を持たず生まれたあなたが皆から外れないように皆と一緒に夢を追えるように」 青山の父「こうなる事がわかっていたならしなかった…絶対に…AFOに個性を貰うなんて」 青山の母「私たちはもう関わってしまったらもうAFOからは逃げられないのよ」 葉隠透「(誰か…先生に…誰か…) あ!」 青山優雅「神野でAFOが捕まった時、卑しくも勘違いをしてしまったんだよ。これで皆と一緒にって」 青山の母「ああ優雅、許してちょうだい。愚かな私たちを許して」 青山優雅「僕、ママンとパパンを守りたくて、死なせたくなくて」 青山の母「優雅お願い…私たちを助けて…優雅」 緑谷出久「あの…何か葉隠さんから聞いて今…内通者が…えと…」 緑谷出久「青山くん…僕は…」 青山優雅「(やめて)」 《僕の力はオールマイトから授かった…特別なもので…》 青山優雅「(君には…)」 緑谷出久「僕、僕青山くんだけが浮かない顔のままだったから、何かあるのかと思って探して来たんだ」 青山優雅「(そう、僕だけが…)」 青山優雅「USJも合宿も」 青山の母「優雅!」 青山優雅「僕が手引きした」
荼毘「友達ねぇ…それバレたらこちらがマズくなるんじゃねーのか?」 AFO「ならないよ。君は100円ライターが点かなくなったらどうするかね?彼らが成功すれば嬉しい。ダメだったら “あぁダメだったか”と落胆し次のルートに思いを馳せるだけだ。正しく“使い捨ての道具”でしかない。少しでも場を愉しませてくれれば万々歳さ」 青山の父「優雅逃げるんだ」 緑谷出久「待って」 青山優雅「(ママンもパパンも僕の無個性に酷く狼狽していた)」青山優雅「(二人はいわゆる富裕層の家系で何不自由なく大切に育てられてきたから)」 青山優雅「(違うのはとても怖いから。同調心理から始まった僕の夢はいつかママンとパパンが僕にしてくれたように…)」 青山優雅「人の為に」 AFO《クラスが孤立するタイミングを教えなさい》 青山優雅「人に喜んでもらう為に」 AFO《合宿先を教えなさい》 青山優雅「絶望したんだ」 緑谷出久「やめろ青山くん」
青山優雅「ネビルレーザー」 緑谷出久「ワン・フォー・オール」 葉隠透「私の体は光を屈折させる性質がある」 葉隠透「皆死んじゃってもおかしくなかったんだよ。日本中がおかしくなっちゃったんだよ」 プレゼントマイク「まさか生徒だったとは…」 根津「できれば君たちは下がっていなさい」 轟焦凍「下がっていられる」 上鳴電気「道理がねェよ」 尾白猿夫「葉隠さんが見つけてなかったら何するつもりだったんだ」 切島鋭児郎「青山…嘘だっていえよ!」 爆豪勝己「てめェも元無個性だとは…世の中狭ぇな」 塚内直正「生憎まだ我々は秩序に生きようともがいてる。AFOについて知ってる事を洗いざらい喋ってもらう」 青山の父「知ってる事は何もない。私たちはただ頼まれたら実行するだけだ。失敗すれば殺される。噓ついても殺される」 塚内直正「どうやって?」 青山の父「見せられた。そうした人間が処分される様を」 青山の父「警察に逃げ込んだ者は出所後に殺された。逃げられなかった」 青山優雅「笑い合えてしまったんだよ…同じ元無個性でAFOと戦う重圧を背負った彼を知って自分の惨めさに絶望した。彼の心配より先に絶望した自分に絶望したんだ。性根が腐ってんだよ。青山優雅は根っからのヴィランだったんだよ」 緑谷出久「じゃあ何で!合宿でかっちゃんと常闇くんを助けようとしたんだよ」 緑谷出久「あの夜のチーズはAFOに言われてやったのかよ。違うだろ!?あれは僕が気づけなかったSOSだったんだ」 緑谷出久「だって…取り繕いもせずに泣いているのはAFOの言う通りにできなかったからじゃあないだろう!?」 緑谷出久「AFOに心を利用されても全て明け渡さなかったヒーローを僕は知ってる。心が圧し潰されただけだ。罪を犯したら一生ヴィランだなんて事はないんだ」 塚内直正「それに状況から安全と推測しているだけで、まだナガンのような仕掛けが無いと言い切れない」 塚内直正「セントラルの検査結果が出るまでこれ以上彼に喋らせるのは良くない」 青山の父「こちらから連絡はできない。向こうが求めた時のみ、その都度連絡先が伝えられ、終わればすぐに使えなくなる」 塚内直正「ん?」 | |
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