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MY HERO ACADEMIA | |
原作(Original Story): 堀越耕平(Kohei Horikoshi) TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』 第7期4話 | |
第142話 皆がヒーローになるまでの物語 | |
放送日 | 2024年5月25日 |
OPテーマ | 誰我為 (歌: TK from 凛として時雨) |
EDテーマ | 蕾 (歌: Omoinotake) |
原作 | 第338話 - 第340話 |
CAST | |
緑谷出久 Midoriya Izuku CV.山下大輝 爆豪勝己 Bakugo Katsuki CV.岡本信彦 轟焦凍 Todoroki Shoto CV.梶裕貴 青山優雅 Aoyama Yuga CV.桑野晃輔 飯田天哉 Iida Tenya CV.石川界人 八百万百 Yaoyorozu Momo CV.井上麻里奈 オールマイト All Might CV.三宅健太 相澤消太 Aizawa Shota CV.諏訪部順一 根津 NEZU CV.高戸靖広 プレゼント・マイク Present Mic CV. 吉野裕行 塚内直正 Tsukauchi Naomasa CV.川島得愛 発目明 Hatsume Mei CV.桜あず | |
TITLE CARD | |
EYECATCHER | |
STORY | |
オール・フォー・ワンの手先、内通者は青山優雅だった。自らを「クズの敵ヴィラン」と責める青山に、デクは「まだヒーローになれる」と手を差し伸べる。そして相澤が考える作戦とは…!? |
青山優雅「(何で…どうして…どうして彼らはこんな僕を…クズヴィランの僕を)」 プレゼントマイク「待て…待て待てガイズ。飛躍しすぎだ。罪は罰、言いたかねぇさ、けどな、おまえらが一番の被害者だ。今更信じられるのか」 飯田天哉「それは過去の話でしょう。彼の心の内を救い取れなかった俺たちの責任でもあります。だからこそ今泣いて絶望しているクライメイトを友として手を取りたい。手を取ってもらいたい。それが彼と俺たちが再び対等になれる唯一の方法だからです」 爆豪勝己「合宿でひでー目に遭ってっからなァ。5発くらいハウザーぶちこんでトントンだな」 瀬呂範太「つっこみ辛すぎるからやめる」 切島鋭児郎「そうだぜ。青山はAFOに勝てねぇと思ったから従っちまったんだろ。でも今は違ぇから“止めよう”って親御さんに言ってくれたんだろ。緑谷を止めに行った時、誰か一人でも無個性を責めたかよ!?涙こらえて隠し事してた奴嫌いになったかよ!?」 切島鋭児郎「青山!まだ終わってねぇんだよ!一緒に踏ん張れるんだよ俺たち」 相澤消太「緑谷、AFOを誘導すると言っていたが、何か具体策はあるのか?」 緑谷出久「いえ…それは」 相澤消太「だろうな…ったく…塚内さん、この責任は見抜けなかった担任の俺にあります。ただ気持ちはこいつらと同じです」 緑谷出久「(次の戦いに備える為に万全を期する為に直しておかないといけない装備が)」 発目明「何かご用ですか、お二人さん」 飯田天哉「我々コスチュームの修復をお願いしたく訪ねてきた」 発目明「普段通りアイテム事務所に頼めばいいじゃないですか」 飯田天哉「いや今は事務所…というか流通が機能してないんだよ。だからサポート科に来たのだが…」 発目明「そうなんですか!?どうりで」 飯田天哉「え!?」 緑谷出久「(まさか発目さん…外で起こっている事なんも知らないの!?)」 パワーローダー「発目、なんでおまえは毎回そう爆発するんだ」 パワーローダー「ここに来たってことはコス修復だね。お入り」
飯田天哉「様子が変わりましたね」 パワーローダー「雄英バリア、その開発主任を担当しててね、作動後の管理もしている」 発目明「ミッドガントレット、最新圧縮技術のアイテムですね」 緑谷出久「海外の試作品でストックがなくて直してもらいたいんだ」 発目明「急ぎですか?」 緑谷出久「うん」 発目明「ムリですね。すみません。この損傷具合だとほぼ作り直しになりますが、圧縮機構に必要なコンデニウムが無いので現状ムリです」 緑谷出久「すごくムリっぽい速さで奥に」 飯田天哉「発目くん、俺のアーマーは」 発目明「仕様書がなきゃムリです」 飯田天哉「端的」 「大丈夫。俺らが作るよ」 「発目の同クラ」 飯田天哉「ありがとうございます。かたじけない」 飯田天哉「しかし意外だな。機械いじりの虫である発目くんなら引き受けてくれるのではと思っていたが」 緑谷出久「発目さん、何を作っているの?」 緑谷出久「飛んだ!すご」 発目明「100点満点の出来でも1分後には90点になってしまう。“思いついたらベイビーを育てる” 私の言葉です」 発目明「甘いですねぇ緑谷くん。ポリエチレンの様に甘いですよ。あなた達ヒーローが窮地に立っている事くらいは存じてます。私たちは戦えません。だからあなた達がより多くの人間を守れるように試行錯誤するのです。同じなんです」
発目明「発明がサポート科のヒーロー活動なんです」 Mt.レディ「けれどもう一日も無駄にはできません。解放戦線及びヴィラン連合の早期発見・掃討が最善策な事には変わりありません」
Mt.レディ「決着への近道を放棄するワケにはいきません。戸惑い足を止める事こそ相手の術中」 芦戸三奈「青山、手取ってくれるかな」 緑谷出久「信じてる。青山くんは必ず戻ってくる」 爆豪勝己「呪いになってねーといーけどな」 轟焦凍「大丈夫だと思う。あいつはきっと、なりてぇ自分を誰より見つめてきたハズだ」 Mt.レディ「切り替えて行くよ。緑谷くん、爆豪くん、轟くんを中心にクラスを3班分けて展開」 Mt.レディ「雄英高校1年A組ヒーロー科捜索隊合流」 『一方その頃、関西方面』 波動ねじれ「サンイーター怪我人出てない?」 天喰環「う…うん、ねじれ」 「ありがとうありがとう」 「田舎にもヴィランがのさばり始めて慌てて出て来て」 ファットガム「安心せぇ。もう大丈夫や。士傑高校に案内するで。雄英と双璧をなす砦や」 「ありがとう。どうかお顔を」 天喰環「いやだめ…だめです」 リューキュウ「町に人がいなくなってヴィランに関する情報が激減…厳しいね」 ファットガム「こうなるとやっぱこれまで二度仕掛けた奇襲とは真逆も真逆のお互い万全…」
『セントラル病院 重要施設である此処との連携を密にする為いくつかの警察署が隣接する形で拠点を移していた』 オールマイト「次善策、第二次決戦に向けて必要事項をまとめてきました。青山少年は現在検査結果を待っています」 ホークス「青山の件で我々は一気に動きを制限される事になった。ここにいる者は様々な状況証拠や動向からシロと判断し話を進めます」 ホークス「エンデヴァーさんやジーニストさん主力ヒーローには現場指揮を執ってもらいます。緊急ですが内密な会議という事でとりあえず安全第一、少数で進めます」 ラグドール「そのことは承知の上…とは言え」 ラグドール「流子たちは来れないのサビしーにゃん」 ホークス「すみませんね。メンバーを疑っているワケじゃないんです」 フラグドール「にゃ」 ホークス「にゃ」 ラグドール「死柄木たちに私のサーチ悪用されてるにゃんね。全力で協力します。聞かせて、その必要事項ってやつ」 オールマイト「これは最善・次善に拘わらず必ずやらなければならない事」 オールマイト「分断です。スターアンドストライプ戦のレコーダーを観る限り死柄木弔の強さはAFOを優に超えている。そしてそのAFOの力も神野戦を見た者なら承知の筈だ。プラス、タルタロス襲撃時に見せた電波を用いた連携に加え思考の共有がどこまで可能かも不確定」 オールマイト「二人が揃って出てくるだけで我々は勝てない」 イーサン「じゃあスターの時に何故連中それをしなかったんだ?」 オールマイト「名を呼ばれる事を避けたんでしょう。新秩序のルールならAFOと呼べば成立してしまうだろうから」 塚内直正「当然向こうもそうならないように駒を動かしてくるだろうな」 ラグドール「じゃあAFOと死柄木を引き離す為にまず荼毘を引き離して」 玉川三茶「荼毘だけじゃないな」 オールマイト「そう、全てです。敵主力を分断し各個撃破。その為には敵を誘き寄せる事が条件」 「しかしそりゃ少し能天気過ぎやしませんか」 「できたら苦労はしない」 オールマイト「ええ、ですからこの条件を成立させる為に作戦が必要なのです」 塚内直正「青山か」 オールマイト「まだ動揺しているよ。無個性に生まれ人生を使われた少年」塚内直正「同情はするが、我々社会と自分達を秤に掛け社会を捨てた事実は変わらん。立場上、俺は慎重にならざるを得ない」 オールマイト「私は信じたい青山少年を」 医者「検査の結果、彼の中に異常は見られなかった。脳波・神経系統共に問題ない」 相澤消太「レディ・ナガンを自爆させた個性もオールマイトに倒されてから獲得されたモノというわけか」 相澤消太「(考えてみれば裏切りに対し強制爆破なんて能力を植えつけていたなら、見せしめの殺人、噓をつけば殺す等わざわざ余白を残す脅しは必要ない)」 相澤消太「(だからAFOは植えつけてた…恐怖という種をこの子に、この子の両親に)」 相澤消太「恐いか?あぁも言ってくれる友人なんて一生に何人も出来ないぞ。何が恐い?AFOが恐いか?」 青山優雅「はい。そして僕は彼らのようにキラめけない。それが恐い。彼らが僕を信じてくれればくれる程、僕自身が僕を信じられなくなってしまいます。彼らの手を取れたとしてもAFOを前にしたらまた僕は同じ事をしてしまうかもしれない。それが恐い。だからもう降りたい。どこか光の当たらない場所で死ぬのを待つだけがいい」 相澤消太「情状酌量はあるかもしれん。だが罪は消えない。青山、この戦いが終わってもおまえは雄英に残れないかもしれない。あいつらは友だちだから優しく言ってくれたが俺は違う。ハッキリ言ってやる」 相澤消太「(植えつけられた恐怖を無理にでも引き剝がす)」 | |
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