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MY HERO ACADEMIA | |
原作(Original Story): 堀越耕平(Kohei Horikoshi) TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』 第7期5話 | |
第143話 Let you down | |
放送日 | 2024年6月1日 |
OPテーマ | 誰我為 (歌: TK from 凛として時雨) |
EDテーマ | 蕾 (歌: Omoinotake) |
原作 | 第341話 - 第343話 |
CAST | |
緑谷出久 Midoriya Izuku CV.山下大輝 爆豪勝己 Bakugo Katsuki CV.岡本信彦 轟焦凍 Todoroki Shoto CV.梶裕貴 青山優雅 Aoyama Yuga CV.桑野晃輔 切島鋭児郎 Kirishima Eijiro CV.増田俊樹 飯田天哉 Iida Tenya CV.石川界人 常闇踏陰 Tokoyami Fumikage CV.細谷佳正 耳郎響香 Jiro Kyoka CV.真堂圭 麗日お茶子 Uraraka Ochako CV.佐倉綾音 八百万百 Yaoyorozu Momo CV.井上麻里奈 砂藤力道 Sato Rikido CV.奈良徹 オールマイト All Might CV.三宅健太 死柄木弔 Shigaraki Tomura CV.内山昂輝 オール・フォー・ワン All For One CV.大塚明夫 荼毘 DABI CV.下野紘 トガヒミコ Toga Himiko CV.福圓美里 スピナー SPINNER CV.岩崎了 緑谷引子 Midoriya Inko CV.川上彩 出水洸汰 Izumi Kota CV.山崎みちる | |
TITLE CARD | |
EYECATCHER | |
STORY | |
ヒーローと敵<ヴィラン>、来たるべき決戦に向けて、双方が互いの動きを測る中、デクたちが雄英を離れることに。すると、デクは留置所にいたはずの青山に呼び出される。青山の狙いとは―!? |
《頑張ったけど駄目だったんです。あの子は悪魔の子なんです》 《やめなさい。おまえのソレは誰にも受け入れられない。誰も好きには生きられない》 《ヒミコちゃんの顔コワーイ》 《我慢しなさい。おまえの為を思って言ってるんだ》 トガヒミコ《小鳥さんになりたい。チュンチュンピョンピョンカァイイの。ケイちゃんになりたい。ニコニコえくぼが素敵なの。毎晩夢を見ているの。赤いスズメが躍ってる》 トガヒミコ《私のお腹でタップを踏むの。そのうち、おへそをついばみだして私の中で踊り出す。私もまっかにそまっていって、とってもとってもカァイくなるの》 トガヒミコ《キモチイイ夢ヨ…ウレシイナ》 トガヒミコ「全部捨てたんだね」 トガヒミコ「ちょっとお家気になっただけです。フツーです」 荼毘「ハッ、覚悟は決まったか?」 トガヒミコ「何のですか」 荼毘「仕様もねぇ世界を終わらせる覚悟」 トガヒミコ「今更です」 荼毘「いいね。誰が泣こうが笑おうが明日は平等にやって来る」 荼毘「それなら笑おうぜ、トガヒミコ」 トガヒミコ「見つかっちゃうよ燈矢くん。優しいんだね」 荼毘「今の体制に俺らを追及できる体力は無ぇ。優しいのはエンデヴァーに苦労して欲しいからさ」 荼毘「使えるんだよ、変身。心から好意を寄せた対象に限り、その個性をも使えるようになったてめェの血とマキアにさらわれる前に俺が本物から採っておいたそのトゥワイスの血がよ」 荼毘「哀れな行進を続けさせてやろうぜ」 荼毘「その果てに笑うのは俺たちだ」 死柄木弔「あ゛あ゛…あ゛あ゛あ゛あ゛」 スピナー「死柄木…大丈…」 AFO「心配いらない。弔は順調に回復している。個性終末論を超克しつつある」 スピナー「死柄木なんだよな?」 AFO「ああ、もちろん」 スケプティック「スピナー、ヴィラン犯罪の内、異形の占める割合がどれだけか貴様も知っていよう」 スケプティック「これまでどれ程国とヒーローが照らそうとも光の及ばなかった闇。ヒーローと呼ばれる者共に怨恨を抱く異形は少なくない」 スケプティック「我らが残党が動線を引いた。ヴィラン連合初期、貴様は姿形を衆目に晒し、只の真似事だった。その装束は今や異形を導く星となりつつある」 スピナー「神輿が軽すぎる。そんな仰々しい大義は無いんだ。俺はただ」 スケプティック「賽は投げられたのだ。ダツゴクはともかく暴徒たちは貴様を待っている」 スケプティック「リ・デストロに代わり貴様が引金を引くのだ」 スピナー「(小市民の俺が何を思おうが最早流れは止められない)」 スピナー「(もう考えるのはよそう。死柄木、俺はただおまえの為に)」 AFO「そうさ伊口くん、誰もが誰かのヒーローになれるんだ」 タジマ「指令が来た」 ミハエラ「なんと?」 タジマ「俺達が好き勝手動けない事もあの方は見越していたよ。煽れ。まだ潜在しているであろう反対派の人間を巻き込め」 タジマ「雄英は死柄木弔が行動可能になるまでもう一週間も無い事を掴んでいる。危険がもうすぐそこに迫っている事を隠している」 AFO「煽れ。緑谷出久が再びその砦にいられなくなるように」 『学生寮 捜索から一時帰還』 上鳴電気「疲れた」 切島鋭児郎「捜索範囲広すぎるぜ」 尾白猿夫「こうもヒーローが減ってるとは深刻だよ」 飯田天哉「速やかに就寝しよう。俺たちの強みは若さだ。一挙手一投足全て力に繋がる」 爆豪勝己「強くなれって言われたしな」 飯田天哉「皆、歯磨きは忘れずにな」 オールマイト「わたしが毎日のように来た!」 耳郎響香「ちゃす、元気っすね」 オールマイト「逆にな」 砂藤力道「塚内さんに校長まで?」 八百万百「青山さんの件でしょうか」 オールマイト「更にその先だ。現在、限られた者にのみ概要を伝えている」オールマイト「第二次決戦の最終プラン、その協議を行う」 『翌日』 根津「雄英に避難している市民の皆さまにお知らせします」 根津「ヒーローと警察が共同で捜索した結果、未曾有の大災害をもたらしたヴィラン連合の死柄木弔はあと4日で活動を再開することが確実となりました」 飯田天哉「皆さんありがとうございました!」 出水洸汰「兄ちゃん、雄英出るって本当!?」 緑谷出久「うん、泥を払う暇はもう十分にいただきました」 スナイプ「あなた方の安全が我々の命題です。ただ一つ、いつ避難システムが作動しても大丈夫なよう心構えだけお願いします」 タジマ「(馬鹿正直に…黙って雄英に守られていればあの方も苦労なさっただろうに…だが計らずとも指令は達成された。これで俺たちの未来は保証される)」 『雄英より約30km地点 仮設要塞“トロイア”』 スナイプ「セメントス、パワーローダー、そしてエクトプラズムがいるからこそ超短期施工が可能。雄英には及ばんが堅牢だ。各自部屋に荷物を運び準備を」 緑谷出久「麗日さん、あの時はありがとう。ちゃんとお礼を言えてなかった。本当にありがとう」 麗日お茶子「いや、あれは別に」 緑谷出久「外で何してたの?」 麗日お茶子「街見てた。私さ、変なんだよね」 緑谷出久「変じゃないよ。強いし勇敢だし髪型も似合ってるしとても優しいし」 麗日お茶子「いや違くて…」 麗日お茶子「あの時、雄英の校舎の上で喋ってるとさ、ふとさ、トガヒミコが頭をよぎった。ギガントマキアの進行中に一対一になって私は自分が当たり前だと思う事を言葉にして返したんだ。とても悲しそうな顔をしてた」 麗日お茶子「街をこんなにして沢山の命と幸せを奪ったヴィランだよ。もう許す許さないの次元じゃない。わかってる。けれど私はあの人の当たり前を知らない」 緑谷出久「僕も…なんだ」 麗日お茶子「じゃあ二人とも変だね」 轟焦凍「気ィ遣わせちまってわりィ。大丈夫だ」 飯田天哉「俺も兄がいるからな」 轟焦凍「おまえんとこと比べらせちゃ堪んねぇよ。俺は燈矢兄の好きなモンも知らねぇ」 爆豪勝己「ぜってーうどんだな。煮えたぎったやつ」 轟焦凍「ハッ…だったら一緒に食ってやるさ」 『3日後』 AFO「(僕に嘘は通じない。少しでも僕に対する害意を持っていれば分かる。個性名はなんだったかな?なにせ黎明期の頃だったし、他のとコンボで強化しているから曖昧だ。持ち主は冴えない男だったと思う。彼の子孫はよくやってるよ。何の因果かかつてオールマイトと共に僕を追いつめてくれた。しかし今度はその個性が僕に勝利をもたらす。蒔いた種が実った時程喜ばしい事はない)」 「ええ、変わりなく」 AFO「お酒が飲みたいな。マツカランの40年ものがいい」 AFO「あぁそうだね (嘘や害意はない真っ白。仮に泳がされていたり後に尋問される事があっても問題ない。傍受対策の間抜けなやりとりも今回で最後)」 青山の母「では明日」 AFO「あぁまた明日」 AFO「行こうか」 青山優雅「来てくれてありがとう」 緑谷出久「青山くん何でここに…留置所にいたんじゃ…」 青山優雅「両親の弁護士が釈放してくれた」 緑谷出久「皆に伝えるよ。これからまた捜索を」 青山優雅「待って」 青山優雅「君と話をしたい。笑えるよね。この崩壊した日本でまだ裁判所が生きてるなんて…こんな世の中で従来の生き方を貫いて何になるっていうんだ」 緑谷出久「青山くん?」 青山優雅「AFOの本当の目的を教えてあげる。日本がこうなった事で今、世界がどうなってるか知ってるかい?」 青山優雅「突如として円の価値が大暴落して多くの日本企業が倒産し始めてる」 緑谷出久「何の話をしてるんだ青山くん…?」 青山優雅「長期政策を施行する体力を失えば、どんどん目先の安全を求め争い、貧しくなってく。日本は見捨てられる。各国自国の安全が最優先だから」 青山優雅「そんな世の中、例えば水が足りない国に飲み水を出せる個性が現れたら、電気もガスも力も…退廃と混乱の世界へ突入していく中、唯一人…圧倒的個人がイニシアチブを取れる土壌が形成されつつある」 緑谷出久「オール・フォー・ワン!」 AFO「よくやってくれたよ青山優雅。恐ろしかったろう?友を裏切るの…心苦しかったろう?信頼されるというのは」 AFO「よく乗り越えた。僕の最終目標の話よかったよ。厳密には外れだが…パパとママに聞いたのかな?」 青山優雅「ええ、あなたの世界で僕らに幸福を約束してくれると」 緑谷出久「信じてたのに!」 青山優雅「心苦しいなんてものじゃあ…」 青山優雅「なかった叔父さま!」 AFO「恩知らずめ」 緑谷出久「演技が迫真すぎるよ青山くん」 青山優雅「仕方ないだろ!?相手をひきつけなきゃあいけないんだもの☆それに☆君だって名演だったよ☆」 緑谷出久「誘き出す為とはいえ、あんな涙見せられたらつい」 青山優雅「僕こわすぎて涙どころかおしっこも出てるんだよね☆」 緑谷出久「頑張った青山くん!」 青山優雅「パパンとママンの為にも皆の為にも自分の為にも僕はAFOと戦う!」 青山優「オール・フォー・ワン」 青山優雅「パパンとママンはこうも言ってたよ」 青山優雅「だからAFOが最も嫌がる事は」 青山優雅「日本はまだ終わっていないと世界が知る事」 青山優雅「復興の先に光が在ると」 | |
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