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Detective Conan | |||
原作(Original Story): 青山剛昌(Gosho Aoyama) TVアニメ『名探偵コナン』 第R146話/第577話 | |||
第R146話/第577話 | |||
サブタイトル | ホタルが灯した真実 (デジタルリマスター) | ||
放送日 | 2024年7月13日 | ||
OPテーマ | Unraveling Love ~少しの勇気~ | ||
EDテーマ | You & I | ||
歌 | 倉木麻衣 | ||
原作 | アニメオリジナル | ||
脚本 | 辻真先 | ||
キャスト |
阿笠博士:緒方賢一 吉田歩美:岩居由希子 円谷光彦 :大谷育江 小嶋元太:高木渉 灰原哀:林原めぐみ 小和田 道武:山野井仁 小和田 葵:田口宏子 達馬の母:佐久間なつみ 柏達馬:日野聡 中嶺 徳郎:梅津秀行 垂水 修一郎:陶山章央 鳴滝 壮市:大林隆介 | ||
あらすじ | コナンたち少年探偵団は、阿笠博士の友人・小和田道武が企画したホタル狩りに参加する。資金集めは苦労したが、村長の息子・中嶺徳郎の協力もあり、無事に村おこしのためのホタル養殖を始められたのだという。しかし中嶺は娘・小和田葵との結婚を見返りとして求めており、道武は困っているようだ。しばらくして、中嶺と垂水修一郎がトラックでホタルを運んでくる。参加者たちがホタルを楽しむ中、中嶺の姿が見えなくなり……。 |
ネクストコナンズヒント | |
懐中電灯 | |
吉田歩美「楽しみだねホタル」 小和田道武「もしもし、小和田ですが」 中嶺徳郎「中嶺です」 垂水修一郎「あ…いえ」 小和田道武「中嶺君もご苦労…」 小和田道武「どうかしましたか?」 阿笠博士「地元の刑事さんじゃったな」 垂水修一郎「呼んでみましょうか?」 垂水修一郎「もしもし中嶺さんですか?今どこに…え!?どうしたんです!?…おい、そこにいるの誰だ!」 小和田道武「中嶺君は何だって?」 垂水修一郎「わかりません。苦しそうに“エボシ岩だ。助けて”と言ったきり…」 阿笠博士「ホタルじゃ」
阿笠博士「中嶺さんは車の運転はできんじゃろう…右足を骨折しておったようじゃから」 鳴滝壮一「つまりホタルを放した後、誰かの運転でエボシ岩まで行き、そこで毒入りのドリンクを飲まされ、殺害された」 阿笠博士「あのホタルは車に乗り込む時に入り込んだのかぁ…」 「わっ!」 鳴滝壮一「何だお前たちは」 小嶋元太「俺たちは少年探偵団だ」 円谷光彦「捜査のお手伝いをしようと」 鳴滝壮一「子どもの出る幕じゃない。早く寝なさい」 灰原哀「だから止めたのに」 小和田葵「お父さん」 小和田道武「ちょっと」 小和田葵「違うわよ」 小和田道武「あの男のことだ。何をやらかすかと不安だった。聞いたかね?柏君も」 小和田葵「違うってば!」 小和田道武「何が違うんだ」 小和田道武「垂水君の話ではずいぶんと意地悪をされたらしい」 中嶺徳郎《なぁ達馬よ、村一番の名門がさ、寄付を惜しむなんて死んだお父上が聞いたら嘆くよなぁ》 柏達馬《小さな声で…家の者に聞こえる》 中嶺徳郎《地声なんだよこれが。柏家がひと肌脱いてくれるなら俺も他の連中に口がききやすいや。なァ?垂水》 垂水修一郎《そうっすね》 小和田葵「奥様はご存知ないのよ。ご主人が残した借財で破産寸前だってこと」 小和田道武「念を押しとく。たとえ幼なじみでも柏君との結婚は反対だぞ」 吉田歩美「洞窟の中に神社があるなんて不思議」 コナン「何か新しいことがわかったのか?」 鳴滝壮一「実はですな、昨夜から今日にかけての聞き込みを進めた所、残念な結果となりました」 灰原哀「宮司さん、マイクを切るの忘れてる」
鳴滝壮一「中嶺さんは葵さんにご執心だったから誘われれば安心してエボシ岩まで付いていく。そこで毒入りのドリンクを飲ませ」 柏達馬「でしたら僕も条件は同じですが」 垂水修一郎「そんな…とんでもない」 コナン「見せてくれ」 コナン「確かあの時…」 小和田道武《中嶺君もご苦労…》 中嶺徳郎《垂水!開けていいぞ》 コナン「そうか、そうだったのか!」 阿笠(コナン)「安心しなさい小和田君。君のお嬢さんは犯人ではない」 鳴滝壮一「素人は口出ししないでいただきたい」 阿笠(コナン)「すぐに済みますよ。そこにいる垂水さんの犯罪を暴いたらな。君なんじゃろ?中嶺さんを毒入りドリンクで殺害したのは」 垂水修一郎「冗談はやめてください!中嶺さんが死んだ時、俺はあんたたちの側にいたじゃないですか」 阿笠(コナン)「あの電話中に中嶺さんが死んだっていうのは君の芝居じゃ。中嶺さんはその時すでに死んでおった」 垂水修一郎「待ってくださいよ。俺はホタルを放してからずっと仲間と一緒にいましたよ。いつエボシ岩まで行ったっていうんです?」 阿笠(コナン)「ホタルを放す前じゃよ。昨夜、ホタルを輸送中の中嶺さんから電話があったが、その電話からホタルの歌のメロディーが聞こえてきましたな。あれはエボシ岩へ行く途中にある駄菓子屋から流がれていたものじゃ」 阿笠(コナン)「つまりあの時、中嶺さんは垂水さんの運転するトラックでエボシ岩に向かう途中だったのじゃ。そしてエボシ岩で中嶺さんを降ろし、一人であの河原へ来た」 小和田道武「ホタルを放す時、我々は中嶺君の声を聞いておる」 《垂水!開けていいぞ》 阿笠(コナン)「これは懐中電灯型のボイスレコーダーじゃよ。これを使って中嶺さんと会話するフリをしておったのじゃろ!?」 阿笠(コナン)「君は恐らく中嶺さんにこう持ちかけたんじゃろう。葵さんが会いたがってる。しかしそのことを父親に知られたくない。だからアリバイを作ってこっそりエボシ岩に来てくれと」 垂水修一郎「でたらめだ!ホタルを放す前にエボシ岩に行ったのなら、どうしてその車の中でホタルが飛んでいったんだ!」 阿笠(コナン)「と言いたいばかりに、あんたはホタルを車の中に放したんじゃ」 阿笠(コナン)「あんたはワシらより一足早く被害者の車に辿り着いた」 阿笠(コナン)「その時すり替えたんじゃ」 阿笠(コナン)「毒入りだった瓶とホタルを入れた空の瓶と。瓶がよく洗ってあったのはホタルを入れておくためじゃ」 小嶋元太「お…おう」 円谷光彦「大丈夫です」 垂水修一郎「うるせぇ!」 小嶋元太「わーっ!ホタルだよホタル」 垂水修一郎「ホタルなんかどうでもいい」 コナン「(そうじゃない。水たまりにうつってるんだ。灰原ならきっと)」 | |
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