- リンクを取得
- ×
- メール
- 他のアプリ
DEMON SLAYER |
原作(Original Story): 吾峠呼世晴(Koyoharu Gotōge) TVアニメ『鬼滅の刃』 柱稽古編 第5話 |
第5話 鬼を喰ってまで… | |
放送日 | 2024年6月9日 |
OPテーマ | 夢幻 |
EDテーマ | 永久 -トコシエ- |
歌 | MY FIRST STORY × HYDE |
原作 | 第132話 全力訓練 第133話 ようこそ… |
CAST | |
竈門炭治郎 Kamado Tanjiro CV.花江夏樹 嘴平伊之助 Hashibira Inosuke CV.松岡禎丞 我妻善逸 Agatsuma Zenitsu CV.下野紘 不死川玄弥 Shinazugawa Genya CV.岡本信彦 恋柱 甘露寺蜜璃 Kanroji Mitsuri CV.花澤香菜 蛇柱 伊黒小芭内 Iguro Obanai CV.鈴村健一 風柱 不死川実弥 Shinazugawa Sanemi CV.関智一 岩柱 悲鳴嶼行冥 Himejima Gyomei CV.杉田智和 |
TITLE CARD | |
EYECATCHER | |
STORY | |
炭治郎の活躍もあり、稽古を通して距離の近づいた無一郎と鬼殺隊士たち。炭治郎は無一郎の稽古を終えて、次の蜜璃の稽古場へ向かうが、そこで行われていた柔軟の訓練は、見た目以上に大変で――。 | |
『甘露寺邸』 甘露寺蜜璃「はい、召し上がれ」竈門炭治郎「これはどう食べたらいいんですか?」 甘露寺蜜璃「炭治郎くん、あーんして」 竈門炭治郎「はい」 竈門炭治郎「ほっぺたが落ちそうです」 甘露寺蜜璃「超絶美味しいでしょ~!?」 竈門炭治郎「はい」 甘露寺蜜璃「じゃあ炭治郎君、食べたらこれで着替えてくれる?」 甘露寺蜜璃「みんなの動き合わせてね」 甘露寺蜜璃「手を伸ばして」 甘露寺蜜璃「ぐるっと回転」 甘露寺蜜璃「ダメダメ、それじゃ」 甘露寺蜜璃「お手本見せるから代わってくれる?」 竈門炭治郎「ギャアアアア!」 伊黒小芭内「竈門炭治郎、俺はお前を待っていた」 竈門炭治郎「よろしくお願いしま…」 伊黒小芭内「黙れ殺すぞ」 竈門炭治郎「ええっ!?」 伊黒小芭内「甘露寺からお前の話は聞いた。随分とまあ楽しく稽古をつけてもらったようだな」 鎹鴉《寺蜜璃様カラオ手紙デス》 甘露寺蜜璃《伊黒さん、お元気ですか。今日は稽古後に炭治郎君と一緒にお茶したんだよ。炭治郎君って甘い物食べても飲んでもほっぺた落ちちゃいそうになっててとっても可愛いの》 伊黒小芭内《竈門ォ…!》 伊黒小芭内「俺は甘露寺のように甘くないからな」 竈門炭治郎「(しょっぱなからとてつもなくきらわれている!)」 竈門炭治郎「お前の稽古はこれだ」 伊黒小芭内「お前にはこの障害物を避けつつ太刀を振るってもらう。太刀筋矯正だ」 竈門炭治郎「…はい…それでここは…」 竈門炭治郎「(あの速さで隊士たちの間を正確に振り抜けるなんて…!)」 伊黒小芭内「臆したな」 竈門炭治郎「(これじゃどうしようもない)」 伊黒小芭内「鈍い」 竈門炭治郎「(だめだ…伊黒さん相手に隊士たちを気にしてちゃ…)」 伊黒小芭内「立て。仕切り直しだ」 竈門炭治郎「(世にも怖ろしい訓練開始。使うのが木刀だとしても当たれば大怪我。この可哀想な隊士たちの間を縫って伊黒さんの攻撃がくる。これ本当にやばい)」 隊士「(頼む頼む頼む頼む頼む頼むううう!)」 竈門炭治郎「(今までにない緊張感で手がブルブル震えた。これは相当正確な太刀筋で刀を振れないと大惨事だ)」
竈門炭治郎「ありがとうございました」
竈門炭治郎「えーと不死川さんの道場こっちだっけ?」 竈門炭治郎「逃げる?何から?」 我妻善逸「もう足が立たないんだ。無理なんだよ。ややややっとここまで逃げたんだ」 我妻善逸「塀を這ってきたんだ。気配を消してヤモリのように」 我妻善逸「命にかかわる!殺されるっ!」 竈門炭治郎「あっ」 不死川実弥「選べェ。訓練に戻るか俺に殺されるかァ」 我妻善逸「勘弁してェェエェ!ギャッ…ギャモッギャアアアンヌ」 不死川実弥「うるさい💢」 不死川実弥「運べ」 竈門炭治郎「あ、はいっ」 竈門炭治郎「ご無沙汰してます。今日から訓練に参加させてもらいます。よろしくお願いします」 不死川実弥「調子に乗んなよォ。俺はテメェを認めてねぇからなァ」 竈門炭治郎「全然大丈夫です!俺も貴方を認めてないので!禰豆子刺したんで!」 不死川実弥「いい度胸だ」
竈門炭治郎「(不死川さんの訓練は善逸がああなるのもわかるキツさだった)」 竈門炭治郎「(とにかく不死川さんに斬りかかっていくという単純な打ち込み稽古だったが、反吐をぶちまけて失神するまでが一区切りでそれまで休憩なしだった)」 竈門炭治郎「(ボコボコのゲロまみれ…心折れそうだな)」 不死川玄弥「待ってくれよ兄貴」 竈門炭治郎「(玄弥の声!)」 不死川玄弥「話したいことがあるんだ」 不死川実弥「しつけぇんだよ。俺には弟なんていねェ。いい加減にしねぇとぶち殺すぞォ」 竈門炭治郎「(ウチの兄弟喧嘩と違う)」 竈門炭治郎「降参かぁ~!?ははは」 不死川実弥「馴れ馴れしく話かけてんじゃアねぇぞ。それからテメェは見た所、何の才覚もねぇから鬼殺隊やめろォ。呼吸も使えないような奴が剣士を名乗ってんじゃねぇ」 不死川玄弥「…そんな…」 不死川玄弥「まっ…待ってくれよ兄貴。ずっと俺は兄貴に謝りたくて」 竈門炭治郎「(がんばれ玄弥。玄弥負けるな)」 不死川実弥「心底どうでもいいわ。失せろォ」 不死川玄弥「そんな…俺…鬼を喰ってまで…戦ってきたんだぜ…」 不死川実弥「喰っただとォ?」 不死川玄弥「(消え…)」 竈門炭治郎「玄弥!」 我妻善逸「こんなことあと何日続くんだよ…」 我妻善逸「うわあああああ」 我妻善逸「戻ってきた戻ってきた!血も涙もない男が」 我妻善逸「伏せろ!失神したふりだ」 竈門炭治郎「やめてください!」 我妻善逸「(何だこの捻じ曲がった禍々しい音は…)」 我妻善逸「(うわああああああ!おっさんが暴れてんのね!稽古場じゃない所でもボコられるのかよ!)」 竈門炭治郎「どういうつもりですか!玄弥を殺す気か」 不死川実弥「殺しや死ねぇよォ。殺すのは簡単だが隊律違反だしよォ、再起不能にすんだよォ。だだしなァ、今すぐ鬼殺隊を辞めるなら許してやる」 竈門炭治郎「ふざけんな!あなたにそこまでする権利ないだろ。辞めるのを強要するな。さっき弟なんかいないって言っただろうが!玄弥が何を選択したって口出しするな。才が有ろうが無かろうが命を懸けて鬼と戦うと決めたんだ!」 竈門炭治郎「兄貴じゃないって言うなら絶対に俺は玄弥の邪魔をさせない!玄弥がいなきゃ上弦に勝てなかった!再起不能になんかさせるもんか!」 不死川実弥「そうかよォ、じゃあまずテメェから再起不能だ」 竈門炭治郎「(来るぞ…来る…)」 我妻善逸「うっわ…炭治郎…!」 不死川実弥「(コイツ!止めやがった!)」 我妻善逸「(うおあああああ!一発入れたァァァァ!)」 竈門炭治郎「善逸ーっ!玄弥を逃がしてくれ頼む」 我妻善逸「(ちょっ…バッバカお前…バカ!名前呼ぶなバカ!もっとうまいこと合図できるだろ!)」 不死川玄弥「炭治郎!」 竈門炭治郎「(かすっただけで耳が切れる蹴り!)」 不死川実弥「いい度胸ォしてるぜテメェはァ!死にてェようだからお望み通りに殺してやるよォ」 不死川玄弥「待ってくれ兄貴!炭治郎は関係ない」 我妻善逸「逃げるぞ」 不死川玄弥「うわっ誰だお前!放せよ!」 我妻善逸「揉めてる人間は散らすといいんだ。距離をとる」
我妻善逸「アレお前の兄貴かよ!?完全に異常者じゃん。気の毒に」 不死川玄弥「俺の兄貴を侮辱するな!」 我妻善逸「俺味方なのに!」 『この後はもうぐっだくだのグッチャグチャ。夕方近くまで乱闘が続き』 竈門炭治郎「こんなことするつもりじゃなかったんだけどな…痣もまだくっきりしないし修業の成果出てないなぁ」 我妻善逸「いや出てるよ。風のオッサンとやりあえたじゃんか。凄ぇよ」 竈門炭治郎「そうかなぁ」 我妻善逸「つーかまだ山奥なの!?岩柱の家!馬鹿じゃない」 竈門炭治郎「もうそろそろじゃないかな?」 竈門炭治郎「滝だ」 竈門炭治郎「人がいる」
『次回予告』 竈門炭治郎「今回は伊黒さんを紹介します」 伊黒小芭内「まだいたのか。まさか甘露寺にまたちょっかいを」 竈門炭治郎「違います!大正コソコソ噂話を…」 | |
← 前の話 | 次の話 → |
Demon Slayer | ||
アニメエピソード | キャラクター | 主題歌 |
劇場版 | 漫画 | 記事一覧 |