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DEMON SLAYER |
原作(Original Story): 吾峠呼世晴(Koyoharu Gotōge) TVアニメ『鬼滅の刃』 柱稽古編 第6話 |
第6話 鬼殺隊最強 | |
放送日 | 2024年6月16日 |
OPテーマ | 夢幻 |
EDテーマ | 永久 -トコシエ- |
歌 | MY FIRST STORY × HYDE |
原作 | 第134話 反復動作 第135話 悲鳴嶼行冥 |
CAST | |
竈門炭治郎 Kamado Tanjiro CV.花江夏樹 嘴平伊之助 Hashibira Inosuke CV.松岡禎丞 我妻善逸 Agatsuma Zenitsu CV.下野紘 不死川玄弥 Shinazugawa Genya CV.岡本信彦 岩柱 悲鳴嶼行冥 Himejima Gyomei CV.杉田智和 鬼舞辻無惨 Kibutsuji Muzan CV.関俊彦 上弦の肆 鳴女 NAKIME CV.井上麻里奈 村田 Murata CV.宮田幸季 |
TITLE CARD | |
EYECATCHER | |
STORY | |
山奥にある悲鳴嶼の稽古場に向かった炭治郎と善逸は、稽古場で伊之助や村田と再会する。まずは滝に打たれる修業から始める炭治郎だが、水の冷たさと重さに苦戦するのだった。 | |
悲鳴嶼行冥「最も重要なのは体の中心、足腰である。強靭な足腰で体を安定させることは正確な攻撃と崩れぬ防御へと繋がる」 悲鳴嶼行冥「まず滝に打たれる修業をしてもらい」 悲鳴嶼行冥「丸太三本を担ぐ修業」 悲鳴嶼行冥「最後にこの岩を一町先まで押して運ぶ修業。私の修業はこの三つのみの簡単なもの。下から火で炙るのは危険な為、無しとする」 竈門炭治郎「すみません善逸が気絶しました」 悲鳴嶼行冥「川につけなさい」 我妻善逸「ギャアアアッつべてぇえええ!」 我妻善逸「真冬の川よりも冷たいんですけど!死ぬわ!死ぬわ!吐きそう」 竈門炭治郎「はい」 竈門炭治郎「高い位置から落ちてくる水があんなに重いなんて…体の力抜いたら首が折れそうだし…」 村田「いやいやお前も猪もすげぇよ。初日、滝修業できるようになるの夕方だったぜ。なかなか水に慣れなくて…とりあえず一刻滝に打たれ続けられるようになったら、俺はこれから丸太の訓練だ」 竈門炭治郎「す…すごいですね村田さん…」 村田「と…十日いるからな…」 嘴平伊之助「アイツすげぇよ、玉ジャリジャリ親父」 竈門炭治郎「岩柱の悲鳴嶼さんな。変なアダ名をつけちゃだめだよ」 嘴平伊之助「初めて会った時からビビッと来たぜ」 竈門炭治郎「骨も食べるのか伊之助」 嘴平伊之助「お前食べねぇのか!?歯ごたえあってうめぇぞ」 竈門炭治郎「すごい。俺の知ってる人の中で一番魚をキレイに食べるのは伊之助だな」 嘴平伊之助「ウハハハ!俺は何でも一番山の王だからな!当然だ」 隊士「えっ!?そうなの!?」 隊士「(普通そんなんわからんだろう)」 隊士「(あと炭治郎が焼いた魚うまっ)」 竈門炭治郎「いやいや悲鳴嶼さんはあれよりもまだ大きい岩を押してるそうだから」 我妻善逸「お前は何で言われたことをすぐに信じるの?騙されてんだよ」 竈門炭治郎「いやいや…善逸も耳がいいんだから嘘ついてるかついてないかくらいわかるだろ?」 悲鳴嶼行冥「南無阿弥陀仏…南無阿弥陀仏…」 竈門炭治郎「あ、ちょうど通ってるな。うわー凄いなぁ悲鳴嶼さん」 竈門炭治郎「俺もあんなふうになれるかな!?」 竈門炭治郎「イデデデ」 我妻善逸「あのオッサンが異常なの!オッサンそもそも熊みたいにデカいだろうが」 竈門炭治郎「いやでも」 我妻善逸「黙れ!巨人と小人じゃ生まれついての隔たりがあんのよ!わかるだろ!」 嘴平伊之助「腹も膨れたし丸太担いで岩押してくるわ」 我妻善逸「うわーもう!前向きな奴ばっか!俺の居場所ないわ!」 竈門炭治郎「まあまあ」 嘴平伊之助「よっしゃ!」 我妻善逸「ヒィーーーーッ!」 鳴女「承知しました」 「悪いな。ここで脱落するのは心苦しいが」 「え?頼む?」 「了解だ竈門」 村田「いやぁうめぇよ」 「体にしみるわ」 「うまい」 村田「俺今回訓練で気づいたわ。今の柱たちがほとんど継子がいない理由」 竈門炭治郎「何ですか?」 吉岡「俺も何となくわかったわ」 長倉「しんどすぎてみんな逃げちゃうんだろ」 島本「ああ」 野口「それとかあの金髪みたいにさ、柱との違いに打ちのめされて心折れたりさ」 村田「こういうのを当然のようにこなしてきてんだから柱やっぱすげぇわ」 竈門炭治郎「そうですね」 長倉「ていうかお前めっちゃ米炊くの上手くない?」 村田「魚焼くのも上手いしよ」 竈門炭治郎「俺、炭焼き小屋の息子なんで」 「なるほど」 竈門炭治郎「料理は火加減」 竈門炭治郎「どんどん食べてくださいね」 竈門炭治郎「(なんだか…ちょっと懐かしいな)」 竈門炭治郎「(今日も駄目だった。もう六日目だ。どうする…鬼だっていつまで大人しくしてるかわからないぞ。早くしないと)」 竈門炭治郎「(単純に筋力が足りないのかな…それともまた別に呼吸法がある?これだけ訓練してるのにまだ痣を出し続けられない)」 不死川玄弥「お前額の痣、濃くなってないか?」 竈門炭治郎「あっ玄弥!大丈夫だったのか?あの後連絡とれなくなったから心配してた」 不死川玄弥「謹慎してたんだよ。悲鳴嶼さんに叱られてさ、兄貴と接触するなって言われてたのにあんなことになって…」 不死川玄弥「悪かったな巻き込んで。庇ってくれてありがとよ」 竈門炭治郎「いやそんな…」 不死川玄弥「それはそうと、お前痣」 竈門炭治郎「あっ!痣濃くなってる?」 不死川玄弥「ああ」 竈門炭治郎「誰にも言われなかったけどなあ」 不死川玄弥「そりゃ毎日顔見てりゃ変化がわからんだろ。鏡持ってねぇのか?」 竈門炭治郎「うん」 不死川玄弥「後で貸してやるよ」 竈門炭治郎「(本当に濃くなってる?よかった。嬉しいぞ)」 不死川玄弥「岩の訓練してんだな。俺もやってるよ」 竈門炭治郎「いやぁでも全然動かなくて…玄弥は動かせた?」 不死川玄弥「動かせるよ」 竈門炭治郎「えっ!」 不死川玄弥「お前ら“反復動作”はやってんの?」 不死川玄弥「やってねぇのか…悲鳴嶼さんも教えるの上手くねぇからな。よく見て盗まねぇと駄目だぞ」 不死川玄弥「集中を極限まで高めるために予め決めておいた動作をするんだ。俺の場合は念仏唱える」 竈門炭治郎「悲鳴嶼さんもやってる!」 不死川玄弥「そうそう南無南無いってるだろ」 悲鳴嶼行冥「(南無)」 不死川玄弥「じゃあな」 竈門炭治郎「ありがとう玄弥。試してみるよ」 不死川玄弥《全ての感覚を一気に開くんだ。悲鳴嶼さんが言うには、俺は呼吸を使えないけど反復動作を使えば岩も動かすことができるってよ》 竈門炭治郎「(悲鳴嶼さんと玄弥はこれを使うとき怒りや痛みの記憶を思い出す。それにより心拍と体温を上昇させている)」 竈門炭治郎「んー…全集中とはまた違うみたいだ」 竈門炭治郎「だけど悲鳴嶼さんや玄弥お前にだって痣はないぞ」 不死川玄弥「お前ならきっとできるよ」
竈門炭治郎「(反復動作をすることによりいつでも一瞬で集中を極限まで高められる)」 我妻善逸「あいつこんな夜も明けてない時間から稽古始めてんのか。一日もたねぇぞ」 竈門炭治郎「(体が覚え始める)」
『次回予告』 竈門炭治郎「今回は悲鳴嶼さんの紹介です」 悲鳴嶼行冥「あぁ…」 悲鳴嶼行冥「睦まじい」 竈門炭治郎「えっ!?」 竈門炭治郎「ここで大正コソコソ噂話。悲鳴嶼さんは滅茶苦茶涙もろいです。ゴミが散らかっているのを見ただけでも泣いてしまうそうです」 悲鳴嶼行冥「南無…猫可愛い…南無…猫可愛い…」 竈門炭治郎「また泣いてる」 | |
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