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OSHI NO KO | |
原作者(Original Story): 赤坂アカ × 横槍メンゴ 【推しの子】 第151話ネタバレ | |
第151話 キャッチボール | |
配信日 | 2024年6月6日 |
ヤングジャンプ | 2024年27号 |
次号 | 2024年6月13日 |
単行本 | 第15巻 |
登場人物 | 星野アクア 有馬かな |
STORY | |
『芸能HOT 天才女優として話題!有馬かなさんに迫る』 📺有馬かな「生涯勉強だと思ってます。色々と本読んだり…」 📺「かつて世間の注目を集めた天才子役は現在ブレイク中のアイドルユニット“B小町”のセンターとして活躍中!しかしその演技力は健在!島政則監督、最新作“俯瞰”ではその怪演が関係者にも高く評価されているようです。今日はその有馬かなさんの演技の秘訣に迫ります」
星野アクア「制服で来いとか言うから何事かと思えばどうした、その恰好」 有馬かな「懐かしいでしょ、陽高の制服」 星野アクア「卒業生が着たらコスプレだろ。良いのか?」 有馬かな「細かいこと言いっこなし。ちゃんとしてみたかったのよ、制服デート」 星野アクア「…デート…デートって言った?」 有馬かな「言った」
星野アクア「…ん…そっか…そんでデートのプランはあるのか?」 有馬かな「もちろん抜かりないわ。じゃん!」 星野アクア「…男女のデートでキャッチボールとか正気か?」 有馬かな「その言葉、リボン付けてそっくりそのまま返すわ、2年前のアンタにね」 星野アクア「まぁ良いけどさ…あの頃とはもう事情が違うんだぞ。互いに顔も売れて世間も週刊誌も常に俺達を監視してる。そこらの公園でって訳には行かないだろ」 有馬かな「そこは抜かりないわ。その為の制服だもの」
『陽東高校』 有馬かな「あの時とは真逆だな。学校から逃げ出してキャッチボールしてたのが今度は逃げ出す先が学校で…学校は生徒を守ってくれる場所でもあるから、通ってた時はそんなこと微塵も思ったりしなかったけどね」 星野アクア「分かった様な事を…」 有馬かな「ふふん、オトナの女性でしょ?アンタ進路どうするの?アタマ良いんだから良い大学行けるでしょ」 星野アクア「一応…医大受けるつもり」 有馬かな「医大!?あーくんお医者さんになるの!?」 星野アクア「夢だったんだよな、心臓外科医になる、長い長い夢」 有馬かな「良い!良い!向いてると思う」 星野アクア「そうか?」 有馬かな「うん、きっとアンタなら多くの人の命を救って多くの人の人生に希望の光を照らす良いお医者さんになれるでしょうよ。助けたがりのアンタにはピッタリ」 星野アクア「…そうか…そう思うか…そうか」 有馬かな「あー珍しい!照れてやんの、照れてやんの」 星野アクア「有馬の夢は?やっぱ国民的女優とか?」 有馬かな「その夢なら5歳の頃には叶えてる」 星野アクア「そうだったな …」
有馬かな「そりゃ売れれば売れただけ良いでしょうけど、夢と言うにはもう違うかもしれない。ある意味、夢の無い人生だったのかもね」 星野アクア「それだけが夢だったのか?」 有馬かな「いや、今の夢はあるにはある」 星野アクア「なに?」 有馬かな「アンタが私だけ見る事」
有馬かな「今の夢はアンタの推しになる事。ツアー最終日クリスマス、私のB小町引退ライブ、絶対見に来て。ルビーより輝けるか分からない。MEMちょより盛り上げる事は出来ないかもしれない。それでも精一杯やるから、もし私が星野アクアにとっての一番の推しだって言ってくれるなら私はアンタだけの推しの子になってあげる」 | |
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