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Detective Conan | |||
原作(Original Story): 青山剛昌(Gosho Aoyama) TVアニメ『名探偵コナン』 第1131話 | |||
第1131話 | |||
サブタイトル | トリプルコラボの浮気疑惑(後編) | ||
放送日 | 2024年8月3日 | ||
原作 | 第1091話 コラボ 第1092話 新しい刺激 第1093話 映え | ||
OPテーマ | Unraveling Love ~少しの勇気~ | ||
EDテーマ | You & I | ||
歌 | 倉木麻衣 | ||
キャスト |
阿笠博士:緒方賢一 吉田歩美:岩居由希子 円谷光彦 :大谷育江 小嶋元太:高木渉 灰原哀:林原めぐみ 千葉和伸:千葉一伸 白鳥任三郎:井上和彦 羽田秀吉:森川智之 宮本由美:杉本ゆう 三池苗子:田中理恵 小林澄子:加藤有生子 高木渉:高木渉 佐藤美和子:湯屋敦子 長須篤実:梅田貴公美 戸谷麻央:矢作紗友里 九重純香:松元さら 相島泰子:植田佳奈 | ||
あらすじ | コナンたち少年探偵団と阿笠博士が食事をしていた店で、毒殺事件が発生。その店では、千葉刑事と小林先生、白鳥警部と宮本由美、羽田秀吉と三池苗子という謎の三組が食事をしていた。それぞれの恋人と鉢合わせしてしまったことで、事件現場は気まずい雰囲気だ。容疑者は三人に絞られていたが、毒を仕込む方法も分からず、なかなか捜査は進まない。そんな中、小林先生は駐車場で待機するコナンに助言を求めることを提案する。 | ||
ネクストコナンズヒント | |||
予約席 | |||
コナン「うんうん、なるほど」 円谷光彦「やっぱりコナン君を頼ってきましたね」 小嶋元太「思った通りだぜ」 コナン「じゃあその毒が付いた手で触って場所っていうのを教えてくれる?」 宮本由美「毒が付いてたのは3か所で、1か所目はイスの背もたれの上の部分と」 宮本由美「2か所目はイスの座面の右側の裏の前の方…ホラ、イスに座って机との間隔をつめる時に触る所。あと3か所目は、おしぼりだったかな?」 コナン「じゃあ被害者が席を立ってトイレとか行った先で毒に触れたんじゃ…」 宮本由美「それが彼女、席に着いてから一度も席を立ってないのよ。店内の防犯カメラで確認したから間違いないわ。まぁ入店前から手に毒が付いてたって事も考えられるけど…」宮本由美「彼女、デザート食べる前にフライドポテトつまんで食べてるし」
コナン「その店内の防犯カメラの映像、博士のスマホに送ってくれる?」 宮本由美「わかった…って博士の連絡先知らないんたげど」 小林澄子「あ、私知ってます。この前聞いて手帳にメモったから」 苗子三池「あ!ハートマーク」 宮本由美「しかも今月7日」 苗子三池「それって」 宮本由美「もしかして」 阿笠博士「暗くなった隙に犯人がこっそり毒を盛ったのかのォ?」 コナン「(いや違う。もしかすると…)」 コナン「ねぇ由美さん、長須さんたち席に着く前にスマホで写真撮ってたって言ってたよね?それ全部みたいんだけど」 宮本由美「わかった。すぐ送る」 コナン「(なるほど…そういうことか…犯人は暗闇に乗じて毒を盛り、なおかつその毒を現場から消したんだ。被害者本人の手によって)」 白鳥警部「毒が付着した状況は?」 鑑識「殺害現場となったこの机とイス3つと机の上にあった食器類を調べたんですが、被害者の長須さんの手に付くような量の毒を塗った痕跡はまだ見つかっていません」 鑑識「先程も言いましたが、毒を塗った手で何かに触れた跡はイスの座面の裏の前の方と背もたれの一番上と、被害者が使ったおしぼりにしか見つかっておりません」 羽田秀吉「3人で何やってるんですか?」 宮本由美「決まってるでしょ?準備してたのよ。このファミレスで長須篤美さんが毒殺された真相を解き明かすこの宮本由美様の推理ショーの準備をね」 「ええっ!?推理ショー!?」 苗子三池「それでは皆さんは現場の隣のこのテーブルにお着きください」 九重純香「え?そっちにですか?」 苗子三池「推理ショーの為に現場を触って汚染させるわけにはいきませんから」 宮本由美「では、向かって右の席に麻央さん、真ん中の席に純香さん、そして左側の席に泰子さん座ってくれる?」 宮本由美「座ったらちゃんとイスを机につけるように」 相島泰子「座る位置違ってるけど…」 九重純香「泰子なんてそもそも座ってなかったし」 宮本由美「大丈夫。これはただの実験だから…犯人を割り出す為のね」 宮本由美「さぁ来たわよ。さっき頼んで作ってもらった問題のデザート、マリトッツォが」 宮本由美「どれでもいいからまず食べてくれる?」 羽田秀吉「由美タン…これは一体どういう…」 宮本由美「黙って見てて。じきに犯人がわかるから」 宮本由美「あら泰子さん、あなたは食べないの?」 相島泰子「でも…」 宮本由美「まぁ食べろって言われても無理よねぇ…なぜなら」 宮本由美「あなたの手にはベットリ毒が付いてるから。あなたが長須篤美さんを殺害した毒がね」 円谷光彦「どういうことですか?」 コナン「オメーらも店内カメラの映像で観ただろ?殺害された篤美さんがイスの背に寄りかからずにずーっと前かがみになってたのを…あのイスは前もって犯人の泰子さんがネジをゆるめてグラつかせてたイス。そうとは知らない篤美さんは自分が太っているせいで壊したと思い込み、それ以上壊して太っているのをヒヤかされたくないからイスの背に寄りかからずに前かがみで我慢してたんだよ」 コナン「オメーらが長須篤美さんならそういう時どうする?」 小嶋元太「こっそり別のイスと取り替えてェけど…」 吉田歩美「でもみんなが見てるから無理だよね?」 コナン「それが出来る絶好のチャンスがあったじゃねーか」 円谷光彦「あ、そうか!誕生日ケーキのサービスですね!あの時なら店内は暗くなってみんなケーキの方を見てましたから」 円谷光彦「こっそり隣の席のイスと取り替えられるかも」 コナン「そう、イスの足が床とスレる音すら出さずにイスから立ちたい時、イスの座面を尻に付けたまま座面の横の真ん中部分をつかむだろ?犯人はそこの裏側に毒を塗ってたんだよ」 阿笠博士「なるほど、つまりその毒が付いた手で取り替えたイスを元いた席に運んだ時にイスの背に毒が付き」 阿笠博士「座った後、イスを机に寄せた時にイスの座面の裏の前の方にも毒が付いたんじゃな」 コナン「ああ、そうすれば毒をベットリ付けたイスは隣の予約席に移動するから調べられない」 コナン「更に今泰子さんが座ってるのが予約席のそのイスだから手に毒が付いてる恐れがある。だから泰子さんはその手で食べられなかったってワケさ。このファミレスのウェイトレスなら今日あの時間に誕生日のサービスがあるのを知ってただろーし、隣の席を予約席にすることも簡単だろうしな」 灰原哀「でもそのトリック、あの右側の席に被害者が座るとわかってないと成立しないんじゃない?」 コナン「ホラ、あの人達、撮ってたらしいじゃねーか…女子会前に恒例の…」 白鳥警部「写真!?確かに彼女たちは女子会を始める時にみんなで写真を撮っていたそうですが…」 千葉刑事「それで何で席が決まるんですか?」 宮本由美「たまにいるでしょ?お気に入りの顔の角度があってそっち側でしか写真に映らない人」 宮本由美「ホラ見て。長須篤美さん…右側に映ってるわよね?」 宮本由美「これも」 宮本由美「これも」 白鳥警部「そうか!席につく前にそのテーブルの前で写真を撮れば、おのずとその位置から一番近い席に座ることになる」 千葉刑事「つまり毒を塗った右側の席に被害者長須さんを座らせられるってことか」 宮本由美「あなた、そのイスに座った瞬間に気づいたはずよ。イスがガタついてて指にベットリ何かが付いたってことが…でもあなたはイスを取り替えてくれとも、おしぼりをくれとも言わなかった。なぜなら言って調べられたらバレちゃうから…そのイスがトリックに使った毒付きのイスだって。でも安心して。それは偽物のイス」 宮本由美「本物はもう鑑識さんが調べて毒は検出済みだから」 宮本由美「まあ、しらばっくれても無駄よ。店内カメラの映像を遡ったらバッチリ映ってたから…被害者たちが入店する直前に被害者の長須さんの席のイスをこっそりと取り替えているあなたの姿がね」 羽田秀吉「すごいよ由美たん!ホームズみたいだ」 宮本由美「まーねー♪」 九重純香「それ本当なの?泰子…ウチらが口にしてたら死んでたかもしれないんだよ!?」 相島泰子「…そうなっても構わないと思ってたわよ…」 相島泰子「建弥を死に追いやった奴らなんてどーなったっていいってね!」 羽田秀吉「ケンヤ?」 小林澄子「多分、人気バンドナイトハーツの元メンバーの芝見建弥君かと…」 苗子三池「確か彼女がいるのがバレてバンドから抜けたんですよね?」 千葉刑事「何でそれだけのことで抜けるんだ?」 白鳥警部「アイドルじゃあるまいし…」 宮本由美「ナイトハーツは“俺達は君だけの騎士”って謳ってるから」 宮本由美「彼女とのツーショット写真が大炎上したのよ」 宮本由美「確かその彼…バンド抜けた後、ソロデビューしたんだけどイマイチで、泥酔してヨロヨロ歩いてる所を車にひかれたとか…」 相島泰子「ええ、インディーズの頃からずーっと付き合ってたわよ」 戸谷麻央「でもあのスクープ写真は一般の人が撮った物で」 九重純香「篤美とは関係ないじゃない」 相島泰子「私もそう思ってたわ。その写真を撮った人を必死の思いで突き止めて…会って話をするまではね!」 九重純香「会ったの!?」 相島泰子「そうよ。理不尽だと思ったけど一言謝って欲しくて…昔みんなと撮った写真を見せながら私がどんなに彼を愛していたかを話してたら…」 相島泰子「突然その人が写真を指差して言ったのよ。この太った女の人に街中で声をかけられたって」 篤美《あら、そのTシャツナイトハーツの建弥verよね?》 《あ、はい、私ファンなんです》 篤美《彼の行きつけの店知ってるけど、どう?ファンなら教えてあげよっか?》 《本当ですか!?ぜひお願いします》
相島泰子「その店は建弥とデートでよく行ってた店…そして私とのツーショット写真を撮られたってワケ」 九重純香「でも行きつけの店っていうのはホントだし…」 戸谷麻央「篤美も悪気があったワケじゃ…」 相島泰子「街中で篤美に声をかけられた時、あんたらもいたって言ってたわよ?」 相島泰子「そのことを私に教えてくれたら、あの店には行かなかったのに…ったく…彼らがインディーズの頃“夢はメジャーデビューで大ブレイク”がウチらの口癖だったけど…あの頃の私たちに言ってやりたいよ…“ブレイクなんかしたら友情もハートもブレイクしちゃうよ”ってね」 灰原哀「それで?あの6人の浮気問題はどうなったのよ?」 コナン「ああアレね。小林先生たちの話を総合すると、小林先生と由美さんと苗子さんは“今月の7日土曜日の夜、サプライズがあるから予定を空けておいて”と約束した」 コナン「それぞれの彼氏…つまり小林先生は白鳥警部」 コナン「それを聞いた3人はそれぞれ彼女のカレンダーや手帳のその日にハートマークが書き込まれているのを発見し」 コナン「これはとても大切な日に違いないと胸を躍らせ、こっちも何かサプライズプレゼントを用意しなければと思い立つ」 コナン「でもいつもと違うサプライズプレゼントを思いつかない3人」 第1093話 映え | |||
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DETECTIVE CONAN | ||
アニメエピソード | キャラクター | 主題歌 |
漫画 | 劇場版 | 犯人の犯沢さん |
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