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OSHI NO KO | |||
原作者(Original Story): 赤坂アカ × 横槍メンゴ 【推しの子】 第141話ネタバレ | |||
第141話 | |||
サブタイトル | 連鎖 | ||
配信日 | 2024年2月22日 | ||
ヤングジャンプ | 2024年12号 | ||
単行本 | 第14巻 | ||
登場人物 | 星野アクア カミキヒカル 星野アイ 姫川愛梨 星野ルビー 有馬かな 黒川あかね MEMちょ 姫川大輝 斉藤ミヤコ 不知火フリル | ||
『シーン8 姫川愛梨の糾弾。カミキと話をしたアイは姫川愛梨の元へ向かう』 姫川愛梨《だから何?これは自由恋愛よ。口出ししないで。ヒカルは自分の意思で私の元へ来ていた。自分で考えて行動している違う?》 星野アイ《ヒカルは言ってた。“そうするのが正しいから”って。ヒカルは子供ですよ。何が正しくて何が間違ってるかを今まさに探してる最中の年齢じゃないんですか?貴方はそんな子供に責任を強要した。子供の無知に寄り添うのが大人じゃないですか?大人が子供を守らなくてどうするんですか?貴方はただの性加害者です》 姫川愛梨《何よ…なんで私だけ責められなきゃいけないのよ。私だって似たようなことされながら生きてきた!この芸能界で奇麗も汚いも吞み込んで、それが正しいことなんだって言われ続けて、私はそれを信じて今までやってきた!どうして私だけが男に搾取されなきゃいけないの!?私はちゃんとヒカルを愛して優しくしてた。私の時より100倍マシじゃない…》 MEMちょ「負の連鎖…ってやつなのかな?」 黒川あかね「子供に手を出すのは論外だけどね…あってはいけないことだよ、絶対に」 斉藤ミヤコ「性の問題で被害者が加害者に転じるケースは多いわ。性で奪われた尊厳は性で奪い返すしかないと考える人も多いのよ。結局この業界、そういう話とは切っては切れない関係なの。芸能界と暴力団がズブズブだった昭和後期、暴力団組長の愛人と言えば大物女優…なんて時代もあった。20年前、姫川愛梨が活動していた時代だってそう。偉い人との飲みに右も左も分からない若いタレントを呼んで未成年だろうと構わず酒を飲ませて女を使っての営業をそそのかす事務所も多かった。当時は本当に滅茶苦茶だったと聞くわ。でもそういう事務所も減って今はクリーンな時代よね」 黒川あかね「うんうん、Pが連絡してきたら深夜だろうが駆けつけたり、おじさん相手にキャバクラごっこするだけでいいもんね」 MEMちょ「あれ?改善されてる?」 斉藤ミヤコ「結局あの時代を生きた人間が次の世代に同じことしてるだけ。偉い男が若い女を集めさせるのは変わらない。事務所がやってたことを個人がやるようになっただけ。右も左も分からない若い女性をこれが正しい、君の頑張り次第だと偉いオッサンの隣にあてがう…私も現役時代は凄い人いるからおいでよーってよく分からない飲み会に毎晩のように呼ばれてね」 斉藤ミヤコ「夜職もタレントも入り交じって区別なんてつかない状況。セクハラ、ボディータッチ当たり前。いきなりキスされそうになったことだって何度もあったわ。中には拒絶したら仕事干されるんじゃないかと不安になったり、我慢して男の欲望に限界まで応えようとする子も居たりしてね、真面目な子ほど割りを食ってたと思うもの。若い女性をキャバ嬢扱いして上司の酒を注がせるなんて、この業界に限った話じゃないけどね。そんなあってはいけないことをそれが正しいことだと植え付けさせて女性の拒否権を奪い続けてきた。それが芸能界だとなおタチが悪い。ルッキズムの極致たるこの芸能界で性と美を売り物にするこの世界でNOと言うことすら奪われるこの世界で抱かれることすら“正しい”と植え付けられてきたこの世界で、人はどこまで正しくあれるのかしらね」 姫川大輝「正しくなきゃ駄目なんだよ。お陰で俺は母親も父親も喪った」 黒川あかね「その割には姫川さん夜の店好きですよね」 MEMちょ「言わないであげなよ」 姫川大輝「現代人には酒でしか埋められない心の穴があるんだよ!ただの女の子に微笑みかけられたい夜もあんの!なぁアクア!」 星野アクア「俺に話を振るな」 姫川大輝「わかるか!男はカスだクズだって小さい頃から植え付けられ続けてきた。俺たちの気持ちを!だからこそ、俺はそういう場では女の子を守る側としてやらせてもらってるけどね!?むしろ飲み会の治安を守る飲み会警察だから俺!」 黒川あかね「どうせ女の子に良く思われたいだけでしょ?」 姫川大輝「まぁ今の時代、妙な人間が呼ぶ飲み会に行かなければ自衛もできるし、会社ぐるみなんてこの十年位とんと聞かなくなったから大分マシになったと思うけど…依然としてこの世界の奥には闇がある。それだけは忘れちゃ駄目だ」 不知火フリル「おつ~」 有馬かな「うわ、ビックリした!痴女が入ってきたのかと思った」 不知火フリル「ニプレス、ニプレス」 有馬かな「濡れ場なんてよく受けたわね」 不知火フリル「リアリティ大事にしたいですって私からも言ったから」 有馬かな「そんな肌出して大丈夫なの?」 不知火フリル「うん、必然性があれば脱ぐってやつだよ。私も今後は女優業に力入れたいし、成人したらやろうと思ってたんだ。芝居の為ならなんでもできます、アピールは大事だから」 星野ルビー「体張るなぁ…」 不知火フリル「ルビーもでしょ?そろそろじゃん、アクアとのキスシーン。いくら兄妹とはいえ体張るよねー」 | |||
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OSHI NO KO | ||
キャラクター | 主題歌 | コミックス |