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OSHI NO KO | |||
原作者(Original Story): 赤坂アカ × 横槍メンゴ 【推しの子】 第154話ネタバレ | |||
【推しの子】第154話 | |||
サブタイトル | 15年の噓 | ||
配信日 | 2024年7月4日 | ||
ヤングジャンプ | 2024年31号 | ||
次回 | 2024年7月18日(33号) | ||
単行本 | 最終16巻 | ||
登場人物 | 神木輝 星野アイ 星野アクア 星野ルビー |
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第154話 15年の噓『回想』 神木輝「もう会わない方が良いって…なんで…そんな事…」 星野アイ「えっとね、妊娠した」 神木輝「えっ…だってちゃんと…」 星野アイ「そういう事もあるんだよ。保健体育の授業ちゃんと受けてた?」 神木輝「…そっか…じゃあ結婚しよう!結婚して一緒に…」 星野アイ「無理!君は顔も良いし適当に若者らしく付き合ってくだけなら別にアリなんだけど、君と一生一緒ってのは私には荷が重いかなぁ。私知ってるんだよ。大輝くんて君と愛梨さんの子供だよね?無理無理。流石にそれはキツいって。背負えないよ。子供も…うーん私じゃ難しいかな。もうおしまい。私は君を愛せない」
『現在』 神木輝「当然の帰結さ。僕のしてきた事を知った彼女は僕から離れる選択をした。アイを刺した良介くんに住所を教えたのは僕だ。責任逃れするつもりなんて微塵もないけれど、まさか殺すなんて想像だにしてなかったんだよ。少し位怖い目を見て僕の絶望を理解して欲しかったけど、命を投げ打てる程愛してた彼女に愛せないと言われた時の僕の絶望を」 星野アクア「信じたのか?アイの言葉を」 神木輝「それはそうだろう。アイが言った言葉は全て当たり前の事だ。僕らがアイに身勝手な幻想を押しつけてしまっていただけで、アイは現実に普通に生きているただの人間。恐ろしいものからは距離を置き、利己的で残酷な側面も持つどこにでも居る普通の人間なんだから。アイは僕を愛してはいなかった。今までの誰しもと同じように」 星野アクア「だったら、だったらどうして…僕達は生まれてきたんだ。アイが僕達を産んだその意味を考えたことはなかったのか?この初号試写上映は未完成だ。最後のエンドロールにこの映像を流すかどうかを今協議している」
星野アイ《きっとアクアは私たちがどうして別れたかそこが気になってるよね。彼はもう限界だったの。芸能界の闇ってやつに浸されて、私に依存するみたいな感じになっちゃって、命の重さに押し潰されそうになっちゃってさ…もう壊れる寸前だった》 星野アイ《そんな中、お腹に子供が居るって分かって流石にこれ以上はヤバいなって思って…だから言っちゃったんだよね。君を背負えないから別れようって。私は君を愛せないって。私たちが居なくなればきっと彼は大丈夫だと思った。私は人を愛するってよく分かんなくて、これは愛なのかって言われたら違う気がしてすごく不安なんだけど、嘘は愛だって思う事にした。最初は産むの怖かった。彼の負担になるのは分かってたから…でも出来なかったぁ。本当は彼とずっと一緒に居たかったから》
星野アイ《彼の背負ってるものを一緒に背負って彼の子供達と一緒に…一緒に未来を生きたかった。愛とかよく分かんない私が愛したいと思った初めての人だから。ねぇアクア、15年後の君たちから見てあの時の言葉はちゃんと嘘だった?愛せないなんて嘘だったよね?大人になった君達へのお願い。彼が今も迷ってるなら彼を救ってあげて欲しいんだ。私と一緒に》 星野アクア「ルビーは“私は君を愛せない”という言葉を“嘘”として演じた。アイの願いを正しく汲んで…15年の嘘、この映画はあの時突き放してしまったアンタへのアイからの時を超えたラブレターだ。そしてアイを理解しなかったアンタへの僕達からの復讐だ」 | |
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