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OSHI NO KO | |||
原作者(Original Story): 赤坂アカ × 横槍メンゴ 【推しの子】 第156話ネタバレ | |||
【推しの子】第156話 | |||
サブタイトル | MEMe | ||
配信日 | 2024年7月25日 | ||
ヤングジャンプ | 2024年34号 | ||
次回 | 2024年8月8日(YJ36・37合併号) | ||
単行本 | 最終16巻 | ||
登場人物 | MEMちょ 星野ルビー 有馬かな 不知火フリル | ||
第156話 MEMe不知火フリル「かわいー車だね」 MEMちょ「念願叶って買えました」 不知火フリル「忙しいでしょ。いつ免許取ったの?」 MEMちょ「そらもうだいぶ前に…」 不知火フリル「ところでMEMちょさぁ、週刊誌の記者につけられてるっぽいけど大丈夫?」 MEMちょ「えっ?」 不知火フリル「ほら、後ろの車、ずっと付いて来てる」 MEMちょ「さすがフリルちゃん、週刊誌に追われる日々だなぁ」 不知火フリル「いや、これMEMちょを追ってる記者でしょ。迎えきてくれた時から後ろに居たし」 MEMちょ「えっ?なんで私に!?」 不知火フリル「そりゃMEMちょも最近知名度うなぎ上がりだし、売れたてのタレントが一番警戒心緩くて記者にとっては良いカモだから。最近は記者の数そのものが増えた感あるしねぇ」 MEMちょ「そうなの?」 不知火フリル「そそ、週刊誌に所属してるライターがネットで集めたシロート雇って人海戦術でタレント追ってるみたいな?ああいう人はプロ意識ないから余裕で私有地入ってくるし、平然と裏取りしてない情報ネットに流したりするし迷惑なんだけどね。通報しても警察は動いてくれないし法律も私達を守ってくれない。ますますタレントの私生活と平穏が守られない世の中になってきたねぇ」 『MEMちょの家』 MEMちょ「(まさか私にもそういうのが付くようになるとはなぁ…別にカレシも居ないしやましい関係とかもなんも無い…けどトシがなぁ)」 『公称20歳 実年齢27歳』 MEMちょ「(付き合いの長い関係者は割と知ってる話だし、高校の時の知り合いとか、まぁ皆知ってる事だったりする。誰かがリークしたのかな…だから私なんかに記者がマークしてるのかな…もしかして昔から私のこと嫌ってたあの子が…喧嘩別れしたあの人かな…いやだなぁ…こういう疑心暗鬼が一番心を蝕む)」 『翌日』 星野ルビー「あーそれね、皆大変そうだよね」 MEMちょ「そんな他人事みたいに…こういうのはルビーの方が大変でしょ」 星野ルビー「まぁねぇ…でもいつもミヤコさんが全力ガードしてくれるから」 星野ルビー「ありがたいねぇ」 MEMちょ「別にバレたってB小町の活動に大きな影響は無いだろうし、どうせ私の好感度が著しく落ちるだけだから最悪の中の最悪ではないんだけど、もし記事が出ちゃった時は、ごめんね」 星野ルビー「MEMはちょさ…自分の活動の為に自称JKってのを武器にするって決めて、それで戦ってきたんだよね?それで…私達もそれを分かった上でB小町に誘ったんだよね?じゃあ私達に謝るのは違うくない?MEMちょはその武器でこの芸能界を巧みに渡ってきて私達に何度もバズを提供してくれた。私たちはその戦い方にリスペクトを持ってる。でも私は思うよ?そんな芸能界を巧みに渡ってた感性と一度の炎上も無く綱渡りをしてきたその嗅覚で今回の件もどうにかならないのかなぁ?」 MEMちょ「…そっか」 MEMちょ「皆さん、こんメムです。今日は重大発表と皆さんに謝らなければいけない事があります。実はわたくしMEMちょは20歳ではありません!サバを読んでおりました!大変申し訳ありませんでしたぁ!」 MEMちょ「私の夢はアイドルで、ユーチューバーをやりながら、その夢を捨てきれず、若くなければ皆に受け入れてもらえない、その思いで嘘をついていました。私の事を許せないって人はチャンネル登録も解除して頂いて構いません。SNSで何言われても構いません。でも、この嘘のお陰で私は今、B小町で夢だったアイドルとして活動出来ています。全部知った上で私を受け入れてくれた事務所やメンバーに囲まれて今凄く幸せにやらせてもらってて…だから自称JKだった私のことを私は嫌いになりたくない。そんな風に思ってもいて…だけどそんな身勝手が通るとも思ってません。だからケジメをつける為にこんな企画にチャレンジしたいと思います!年齢不詳ユーチューバーMEMちょ『自称JDへの道』 今度こそ嘘のない自分を手にする為、本気で大学受験にチャレンジします!絶対に受かるまで続けます!」 MEMちょ「皆ありがと…ん?“で…本当は何歳なの?” 女性に年齢尋ねるのは失礼だよぉ!本当の年齢は永遠にナイショでーす」 有馬かな「なるほど、上手くやったわね。これなら実年齢を週刊誌にすっぱ抜かれても“サバ読みを売りにやってる”って事で炎上もしない」 MEMちょ「これが攻めは最大の守りってやつだよぉ」 有馬かな「“年齢不詳アイドルユーチューバー”なんて新しい属性までゲットして、ほんと上手くやったわね」 MEMちょ「ふふん、この右向けば批判、左向けば炎上、誰もが清廉潔白の聖人である事を押し付けられる芸能界。私はグレーなまま見事に泳ぎ切ってみせるからね」 有馬かな「そう、いいんじゃない?ちゃんと配信の方も伸びてるみたいだし、私からいう事はないわよ」 MEMちょ「そこはもちろん抜かりないよ。なんせ…こう見えて私、“バズらせるプロ”だから」 | |||
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OSHI NO KO | ||
キャラクター | 主題歌 | コミックス |