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Detective Conan | |||
原作(Original Story): 青山剛昌(Gosho Aoyama) TVアニメ『名探偵コナン』 第1132話ネタバレ | |||
名探偵コナン 第1132話 | |||
サブタイトル | 円谷光彦の探偵ノート3 | ||
放送日 | 2024年8月17日 | ||
原作 | アニメオリジナル | ||
OPテーマ | Unraveling Love ~少しの勇気~ | ||
EDテーマ | 夢で逢いましょう | ||
キャスト | 役:声優 | ||
江戸川コナン:高山みなみ 円谷光彦 :大谷育江 吉田歩美:岩居由希子 小嶋元太:高木渉 灰原哀:林原めぐみ 高木渉:高木渉 千葉和伸:千葉一伸 結田槙夫:大川透 結田香蔵:二又一成 窃盗犯:村上祐也 木村阿美:神田朱未 | |||
あらすじ | 『北米花祭り 殿様役オーディション』の会場で、喧嘩をしている結田槙夫と結田香蔵に出会った光彦、歩美、元太。槙夫が去った後、残った香蔵に話を聞くと、二人は偶然オーディション会場で会った兄弟なのだという。オーディションの状況から小説『シャーロック・ホームズ』シリーズの『赤毛組合』を連想した光彦は、香蔵の自宅を調べることにする。一方、光彦たちを探していたコナンと灰原は、槙夫を尾行する不審な男に遭遇し……。 | ||
ネクストコナンズヒント | |||
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第1132話 円谷光彦の探偵ノート3結田槙夫「お前の顔なんかもう見たくない!」結田香蔵「こっちのセリフだ!」 小嶋元太「ケンカだ」 円谷光彦「何を揉めているんでしょう」 結田香蔵「さっきのは兄の槙夫だよ。兄弟ケンカさ」 円谷光彦「お二人はオーディションを受けに来てたんですね」 吉田歩美「結果はどうだったの?」 結田香蔵「よくぞ聞いてくれた!私に決まったよ。部屋に入った瞬間即決でね」 円谷光彦「それは妙ですね」 結田香蔵「妙か?」 円谷光彦「そんな正典があるんです。あ、正典というのはシャーロックホームズのお話のこと、そう呼ぶんですけど」 円谷光彦「ある日、店を営む男が赤毛の人だけが入れる“赤毛組合”なるものがあると聞くんです」 円谷光彦「そこに所属できると割のいい仕事がもらえるらしく…店の経営がうまくいってなかった赤毛の店主はそこを訪ねてみます」 円谷光彦「すると、なんと即合格。しかしその組合の目的は店主を留守にさせることだったんです」 円谷光彦「実はその店の近くには銀行があって、地下金庫と店の地下を繋げるトンネルを窃盗団が掘っていたんです」 円谷光彦「大丈夫そうですね」 円谷光彦「槙夫さんとはずっと…その…仲が良くないんですか?」 結田香蔵「ああ、昔からな。顔を合わせればケンカになってしまう」 小嶋元太「同じオーディションを受けに来るなんて仲良しだぞ」 結田香蔵「ああ、あれは私を見張りに来たんだ。取り引きが心配なんだろうよ」 円谷光彦「取り引き?」 結田香蔵「私と槙夫は親父から譲り受けた同じ壺を一つずつ持っているのだが、最近その壺をセットで買い取りたいという手紙が届いたんだ」 結田香蔵「これなんだが…なかなかの額を提示してくれておるし、こんないい話はないと2人共乗り気なのだが、どちらが窓口になるかで揉めていてな、槙夫は私を信用してないんだ」 吉田歩美「お手紙を出した人はどうしておじいちゃん家にあるってわかったの?」 結田香蔵「きっとこれを見たんだろうな」 光彦「でも変ですね、この手紙」 小嶋元太「ここで何してんだよ」 コナン「オメーらこそ」 円谷光彦「ちょうどいいとこで出会いました。少年探偵団の出番なんです」 吉田歩美「あのねおじいちゃん、お父さんからもらった壺って誰かに見せたことある?」 結田槙夫「いや、ないと思うが」 円谷光彦「ではなぜ香蔵さんに手紙を出した方は壺をペアで買い取ると言ってるんでしょうか?」 円谷光彦「あの雑誌には一つしか壺が写ってなかったのに」 結田槙夫「さあな…お前たち香蔵に聞いてこいと頼まれたのか?」 円谷光彦「そういうわけでは…」 結田槙夫「そうか。ならどうでもいいだろう。さあ帰ってくれ。じゃあな」 木村阿美「お隣さんのこと?さあ…ベランダでたまに話すぐらいだから」 コナン「あの車、さっきからずっとあそこにいるよな」 吉田歩美「危なくない?」 高木刑事「どうしてそれを?」 高木刑事《どんな人物なんだ?》 窃盗犯《言えねぇ!言ったら消されちまう!》 千葉刑事「口を割るのは時間の問題なんだけど、それまでは住人を見張る必要があってね」 コナン「でもどうして窃盗犯のリーダーが槙夫さんだと思ったの?」 高木刑事「見張っている人物の中で一番外出が多いんだよ。恐らくこちらの張り込みに気付いて逃走のタイミングをはかっていると思うんだけど…部屋に生活感ないしね」 コナン「どうした?」 円谷光彦「香蔵さんの元に届いたあの手紙がどうしても気になって…窃盗団が捕まったすぐ後に来てるんですよね。まさが香蔵さんの家が次のターゲットなのではないでしょうか」 円谷光彦「槙夫さんは逃走資金が必要なので急いでると思います。いつ実行するかはわかりませんが…」
結田香蔵「今夜かもしれない。ついさっき例のコレクターから2通目の手紙が届いた。取り引きに応じる場合は今晩京都に来てほしい」 結田香蔵「切符も同封されていた」 円谷光彦「なるほど」 高木刑事「香蔵さんがいない!?」 コナン「たぶん槙夫さんの所に行ったんじゃないかな?」 吉田歩美「きっと光彦君も一緒に」 高木刑事「何だって!?」 コナン「これでいい筈なんだが…手紙は本当に槙夫さんの送ったものだったし…」 吉田歩美「コナン君、どうしてそれが分かったの?」 コナン「送り主の名前見たか?」 吉田歩美「うん。いおきだまゆさんでしょ」 コナン「そう。あの名前、アナグラムなんだよ」 吉田歩美「いおきだまゆ…」 吉田歩美「あっ!ゆいだまきお…」 吉田歩美「槙夫おじいちゃんの名前だ」 灰原哀「でも何でわざわざ京都の住所を書いて出したのかしら?」
千葉刑事「遅いな」 円谷光彦「警察がいることに気付いて中で策を練っているのでしょうか?」 結田香蔵「ワシが説得しよう」 結田槙夫「はい」 結田香蔵「私だ」 結田槙夫「弟か」 結田香蔵「本当に犯人なのか?」 結田槙夫「金が必要だったんだ。ツケで暮らしていて」 結田香蔵「槙夫!」 結田槙夫「打つ手はなしだな。こっちには来るな。逆に私が出てゆく」 結田香蔵「確かにそうだな」 円谷光彦「でも今の電話は“弟か”って言ってましたよね!?まるで隣にいる誰かに関係性を説明するように」 円谷光彦「そうなのかもしれません」 千葉刑事「でもずっと見張っていたのにその仲間はどうやって中に…」 結田香蔵「仲間なんだろうか?」 光彦・千葉「え?」 千葉刑事「暗号で助けを求めたと?」 円谷光彦「他には何て言ってましたっけ?」 結田香蔵「えーっと…打つ手なし…これはそのままだな。逆に出でゆく…そんな用語はないと思うが」 円谷光彦「その言葉もそのままなんですよ。逆、つまり裏です。香蔵さんと千葉刑事は槙夫さんを助けに行ってください。僕は裏を見張ってます!」 結田香蔵「このマンションに裏口はないぞ」 結田香蔵「はっ!」 結田槙夫「ベランダから犯人を部屋に入れてしまった。そこに電話がきたんで、犯人に“逃げる時間稼ぎを手伝う”と言い電話に出た。そのあと殴られたようだ」 木村阿美「それで?」 円谷光彦「逃走経路は分かっています」 木村阿美「やめてちょうだい。勘違いだわ。私はただの漫画家よ」 円谷光彦「いえ!あなたの持っていた手袋はまったく汚れていませんでした。作画の時に使っているならもっと汚れているはずです。普段から指紋を残さないように手袋を使っていたんですね」 円谷光彦「それからあなたのしていたネックレスはルーペだったんです。犯人は盗みに入る時、価値のあるものを見極めると記事にありました。あなたはそのため肌身離さず持っていたんですね」 円谷光彦「そして指のタコはペンでできたものではなく」 円谷光彦「ルーペを構える時にできたものだったんです」 吉田歩美「どうやって下りたの?」 コナン「光彦、説明してくれよ」 円谷光彦「まず木村さんはベランダの仕切り壁を破り、槙夫さんの部屋へ行きます」 円谷光彦「そこから非常梯子で3階へ…そのまま空き部屋の非常梯子を使って2階へ…お蕎麦屋さんの前の廊下へ出ます」 円谷光彦「お店は最近、夜営業してないので誰にも見られることはありません」 円谷光彦「そして夜は」 灰原哀「通りの工事ね」 結田香蔵「じゃあの手紙は…」 結田槙夫「普通に誘っても来てくれないと思ってね…一度部屋に戻ったのはカメラを忘れたと思って」
円谷光彦「(今回は僕の早とちりで始まった事件でしたが、兄弟愛に助けられ無事解決することができました)」 ≫新EDテーマ:夢で逢いましょう ≫関連記事:第1068話 円谷光彦の探偵ノート1第1096話 円谷光彦の探偵ノート2 名探偵コナン サンデー最新話 | |||
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