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Detective Conan | |||
原作(Original Story): 青山剛昌(Gosho Aoyama) TVアニメ『名探偵コナン』 第1133話ネタバレ | |||
名探偵コナン 第1133話 | |||
サブタイトル | ベストハズバンド | ||
放送日 | 2024年8月24日 | ||
原作 | アニメオリジナル | ||
脚本 | 稲本達郎 | ||
OPテーマ | Unraveling Love ~少しの勇気~ | ||
EDテーマ | 夢で逢いましょう | ||
キャスト | 役:声優 | ||
江戸川コナン:高山みなみ 毛利小五郎:小山力也 毛利蘭:山崎和佳奈 目暮十三:茶風林 高木渉:高木渉 陸奥麗子:遠藤綾 陸奥太郎:下和田ヒロキ 乾紳司:船木まひと | |||
あらすじ | 政治家・陸奥麗子の自宅を訪れたコナン、蘭、小五郎。秘書の乾紳司に案内され、館の中で待つが麗子はなかなか来ない。すると突然、館内に響く麗子の悲鳴。コナンたちに助けを求め逃げてきた麗子を追いかけてきたのは、帽子とマスクとサングラスで顔を隠し、ナイフを持った不審な男。男は、他に人が居ることに驚いたのか、別館の地下室に逃げ込み施錠して立て籠もる。しかし、その中には麗子の夫・陸奥太郎が居て……。 | ||
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ネクストコナンズヒント | |||
第1133話 ベストハズバンドコナン「なんかスゴいお屋敷だね」 毛利蘭「そりゃあ陸奥麗子さんのお屋敷だもん」 毛利蘭「あの初の女性総理大臣になるかもって噂のね」 毛利小五郎「その麗子タンが内密にご相談がって…へへ」 乾紳司「お待ちしておりました毛利様」 毛利小五郎「ああ陸奥家といやぁ代々大物政治家を排出してきた名門だからな」 乾紳司「わたくしも先代の頃からお仕えてまいりましたが、皆様ご立派な方たちでした」 毛利蘭「でも麗子さんは結婚して陸奥家に入ったんですよね?ご主人は…」 毛利小五郎「そういや旦那の印象ってねぇな」 乾紳司「申し遅れました。わたくし陸奥麗子の秘書をしております。乾と申します」 陸奥麗子「きゃああああ!」 毛利小五郎「どうしました?」 陸奥麗子「いきなり男が…」 毛利小五郎「おい開けろ!もう逃げられないぞ」 コナン「防音みたい。何も聞こえないよ」 乾紳司「毛利さん…まさかそこに」 毛利小五郎「ええ、他に出口は?」 陸奥麗子「中に太郎さんが…主人がいるんです」 毛利小五郎「ここの鍵は?」 乾紳司「今取ってきます」 乾紳司「鍵です」 陸奥麗子「太郎さん!」 陸奥太郎「麗子さん…僕…」 高木刑事「亡くなったのは赤松猛37歳。塀を乗り越えて侵入し、この屋敷に住む陸奥麗子さんを襲ったものと見られます」 毛利小五郎「その後、我々に追われた赤松がこの部屋に逃げ込んだものの、運悪くそこにはこの屋敷の主人太郎さんが…」 陸奥太郎「突然ナイフを持ったその男が入ってきて…もう無我夢中で抵抗して気づいたら…申し訳ありません」 毛利小五郎「何がだよ」 コナン「だってあの人、おじさんに追っかけられた時、そのまま行けば門から外へ出られたのに途中で曲がってこの別館に逃げ込んだでしょ?しかも地下室なんかに逃げ込んじゃうし」 毛利小五郎「気が動転してたんだよ。ねっ太郎さん」 高木刑事「いくら地下室が涼しいとはいえ今は夏。暖炉を使うには暑すぎますね」 目暮警部「襲われた際、地下室で何をされていたんですか」 陸奥太郎「あ…それは…えっと…」 陸奥太郎「そうそうそう。ここ防音で音響もいいから」 陸奥麗子「主人は繊細でショックを受けると記憶が飛んでしまうことがあるんです」
陸奥太郎「やめてください毛利さん!」
目暮警部「これはどういうことですかな」 高木刑事「この写真には赤松の指紋が多数ついているそうです」 毛利小五郎「つまり赤松はあなたを殺しに来たんじゃない。この写真をネタにゆすりに来たんだ。私に内密の相談があるというのは、この事だったんでしょう?」 陸奥麗子「ええ、そうよ。毛利さんに赤松の弱みを探ってもらい、それで彼を黙らせたらと思ったの。けど、だから何だっていうの?赤松が死んだこととは関係ないじゃないの」 毛利小五郎「ええ、ただしあの暴漢が本当に赤松だったのならね」 目暮警部「どういうことだね」 毛利小五郎「赤松の遺体は腕時計を左腕につけていた。つまり彼は右利き。ところが麗子さんを襲った暴漢は左てにナイフを持っていた」 毛利小五郎「さっき上の部屋で太郎さんが左手でペーパーナイフを持ったのと同じようにね」 毛利小五郎「そう、麗子さんを追って俺たちの前に現れたあの暴漢は赤松に変装した太郎さん、あんただったんだ。そう考えれば暖炉のことも説明がつく。あれは変装道具を燃やすために焚いたんだ。ついでに赤松の遺体をあたため、死亡時刻をごまかすためでもあった。おそらく暖炉の灰の中から出てくるだろう…変装道具の残骸がな」 毛利蘭「でも太郎さん、なんでそんなこと…」 毛利小五郎「あなたがそこまでして庇う人物は一人しかいない」 毛利小五郎「ですよね?真犯人の麗子さん!暖炉であたためられていたとはいえ、死亡推定時刻の誤差はせいぜい30分てところ。つまり俺たちがこの部屋についた直後に殺害されたことになる」 毛利小五郎「その時間乾さんは俺たちと一緒にいたし、太郎さんが庇う理由もない。太郎さんが犯人ならそもそも赤松に変装する意味がない」 陸奥太郎「違います。本当に僕が」 陸奥麗子「もういいわ」 陸奥麗子「毛利さんの仰る通り赤松にゆすられ何度もお金を払ってきました。ところが、太郎さんに気づかれ全てを話しました。離婚を覚悟でね」 陸奥麗子「でも彼、怒るどころか一緒に解決しようと言ってくれました。今回、毛利さんをお呼びしたのも彼の提案です。正直、見直したわ。こんなに頼りになる人だったんだって」 陸奥麗子「ところが、今日の昼、毛利さんたちがいらっしゃる直前、赤松がやってきてまたお金を要求してきたんです。そこで毛利さんに相談したことを話すと逆上して」 陸奥太郎「僕が異変に気づいて駆けつけた時にはもう…」 乾紳司「私も先生を呼びに現場に行ってあわてました」 陸奥太郎「はい。あとは毛利さんの推理通りです」 コナン「どうかした?」 毛利蘭「ここにある写真の麗子さんのネイル」 陸奥太郎「はは…ははは…はははは」 陸奥太郎「毛利さん…まだいらしたんですか」 陸奥太郎「どういうことでしょう」 小五郎(コナン)「たとえばあの不倫写真、何故暖炉で一緒に燃やさなかったんでしょう」 小五郎(コナン)「しかも私がアレに気づいたのは、あなたがゴミ箱に視線を送ったから。まるで見つけてくださいと言わんばかりのね」 陸奥太郎「僕…嘘が下手で…」 小五郎(コナン)「それだけじゃない」 小五郎(コナン)「暖炉の件に私が疑問を抱いたのも、暴漢が左利きだったことに気づいたのも、全てきっかけはあなただ。つまり私の推理はあなたに導かれたものだった」 小五郎(コナン)「ですよね?真犯人の陸奥太郎さん」 陸奥太郎「何を根拠に」 小五郎(コナン)「あの部屋は防音なのに?」 小五郎(コナン)「そして今日赤松氏は見事にその計画をやり遂げた」 小五郎(コナン)「あなたはその後、麗子さんと乾さんを説得し、二人を地下室から出て行かせると…」 小五郎(コナン)「赤松氏の血糊のついた服を着替えさせ」 小五郎(コナン)「改めて赤松氏を殺害した」 小五郎(コナン)「もちろん麗子さんを本物の殺人犯に仕立て上げ、自分は“妻を庇おうとした善き夫”を演じるためにね。ただし、それにはあなたにとって都合のいい真実を見抜かせる探偵役が必要。だから私に相談するよう進言したんだ」 陸奥太郎「それこそただの推論。何の根拠も…」 小五郎(コナン)「やはり気づいていませんか。麗子さんのネイルが普段と違うことに」 陸奥太郎「ネイル?」 小五郎(コナン)「麗子さんは返り血を洗い流した際、残ってしまった爪の間の血を隠すため濃い色のネイルを塗ったんです。つまり彼女の爪の間にはまだ血が残ってるんですよ…いや、赤松氏の死を偽装した血糊がね」 小五郎(コナン)「その血糊は赤松氏の死が偽装だったことを雄弁に物語っています。つまり彼はその時点ではまだ生きていた。そしてそこから遺体となって発見されるまで彼と一緒にいたのはあなただけだ」 陸奥太郎「なのに親父の奴、麗子を選びやがった。お陰で俺は麗子のオマケ扱いだ。ふざけやがって…」 陸奥太郎「バカにするんじゃねぇ!」 高木刑事「そこまでだ!」 ≫関連記事:名探偵コナン漫画サンデー最新話目暮警部「話は聞かせてもらいましたよ陸奥太郎さん」 小五郎(コナン)「血糊だけでは証拠として少々心許なかったんでね…念のため自白を録らせてもらいましたよ」 陸奥太郎「くそ…ハメたのか」 小五郎(コナン)「私を利用しようとしたお返しですよ」 | |||
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