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Detective Conan | |||
原作(Original Story): 青山剛昌(Gosho Aoyama) 名探偵コナン 第1130話ネタバレ | |||
名探偵コナン 第1130話 | |||
サブタイトル | 支子色の初日 | ||
配信日 | 2024年8月21日 | ||
サンデー | 2024年39号 | ||
次回 | 2024年8月28日(40号) | ||
単行本 | 106巻 | ||
登場人物 | 江戸川コナン 毛利蘭 毛利小五郎 服部平次 遠山和葉 毛利大五郎 役:剣崎修、吉浦利堅 服部平一 役:本兵我、庵坂典馬 大塚楓 役:倉石洋歌 外山落葉 役:楢沢美玖 毛利理英子 役:垣脇綾梨 伊織駿河 役:長窪信哉 株本恭助 岳野ユキ | ||
第1130話 支子色の初日庵坂典馬「おいホンマか!?ホンマに楢沢…上から飛び降りよったんか!?」 吉浦利堅「ああ…でも自殺かどうかはわからねぇよ」 長窪信哉「もしかしたら誰かに突き落とされたかも…つかお前、さっき…」 服部平次「なあ?ちょっと聞きたいんやけど、たった今、落ちてきたこのスマホ誰のかわかるか?」 倉石洋歌「楢沢さんのスマホに似てるけど…」 庵坂典馬「そのスマホに何か書いてあったんか?」 コナン「うん、書いてあるよ。“我々は傀儡の悪魔”ってね」 倉石洋歌「そんなのウソよ…そんなの…ありえ…な…」 庵坂典馬「何やコイツ…気ィ失いよったで…」 『稽古場』 大滝警部「すんませんねぇ毛利さん。せっかくの大阪観光やったそやのに事件の関係者の事情聴取に付き合わせてしもて…」 毛利小五郎「いえいえ大滝警部」 大滝警部「亡くなった楢沢さんと事件の直前に会うてたんは演劇のメインキャストと平ちゃんや毛利さんたちやったから」 毛利小五郎「しかし警察署じゃなく何でここで事情聴取を?」 大滝警部「ホンマは警察署でやりたかったんやけど任意やったら拒否させてもらうゆう人が大勢いはって」 毛利小五郎「え?何で?」 服部平次「キャストが代わって稽古やり直さなアカンから時間が惜しいみたいで」 毛利蘭「それで稽古場のここで…」 大滝警部「ああ、“稽古の合間に一人ずつやるんやったら”でOKもろたんです。ほんなら事情聴取させてもらいますんで、呼ばれた方は別室に」 大滝警部「ほんなら服部平一役の庵坂典馬さん、楢沢さんが亡くなる前にアンタと一緒に楽屋から出て行ったみたいやけど、何で一緒に出て行かはったんですか?」 庵坂典馬「楢沢が勝手について来よったんや。俺にホレとって断るん大変やったわ。“今、流行の浪速ハルカスの屋上に行こう行こう”って、しつこーてのォ」 服部平次「(そうや、告白絶景ポイント。事件のせいですっかり忘れてたわ)」 大滝警部「ほんで?その後は?どないしはったんです?」 庵坂典馬「トイレ行く言うてすぐに別れたわ…っちゅうか大滝さんに敬語使われると気持ち悪いなァ」 服部平次「ん?大滝ハン、この人と知り合いか?」 大滝警部「昔ちょっとな…ほんなら楢沢さんを恨んでる人に心当たりはあるか?」 庵坂典馬「せやなァ…しいて言うたら倉石ちゃうか?楢沢に何ベンもイジられてたさかい…“アンタの京都弁は気色悪い”って」 大滝警部「イジられてたんはホンマですか?楓役の倉石洋歌さん?」 倉石洋歌「そうです。楢沢さんはウチの京都弁が気に入らへんかったみたいで…元々ウチは関東出身やからエセ関西人ゆうんはホンマですけど…」 遠山和葉「京都弁うまいけどなァ」 倉石洋歌「ありがとォ」 毛利小五郎「じゃあ楢沢さんには京都弁の他に気に入らない理由があなたにあったのかも」 倉石洋歌「そ…そんなの何もありませんよ!」 毛利小五郎「た…例えばの話っスよ」 倉石洋歌「す…すみません」 コナン「ねぇ、落ちてきたスマホに傀儡の悪魔って書いてあるって言ったら気絶する程驚いたけど何で?」 倉石洋歌「ああ、あれは…実は前の舞台でウチに京都弁を仕込んでくれたんは傀儡の悪魔と呼ばれてはった株本さんやから…その株本さんの呪いやと思ったら何かめっちゃ怖なってなァ…」 大滝警部「まあ普通に考えたら楢沢さんを突き落とした誰かが株本さんの呪いに見せたろォ思て楢沢さんのスマホにそう書いて落としたんやろうけどな。ほんで?楢沢さんに恨みを持った人の心当たりはありますか?」 倉石洋歌「恨みってワケやないですけど、仲が悪かったんは楢沢さんと同じ事務所の垣脇さんやろうか…あ、せやからって垣脇さんが犯人やと言うてんるんちゃいます」 垣脇綾梨「へぇー倉石ちゃんがそん事を…あの子もしたたかやなァ」 大滝警部「ほんなら楢沢さんと仲が悪い言うんはホンマなんですね?毛利理英子役の垣脇綾梨さん」 垣脇綾梨「毛利理英子役やなくて、今日から楢沢美玖の代わりに外山落葉役です」 遠山和葉「(だから今日はポニテなんだ)」 垣脇綾梨「まあ美玖とは同期デビューで同じ関西人やから役も被って、オーディションでもよォ顔合わすからバッチバッチやったけど、ホンマそれだけですよ?楢沢さんの恋敵の弱点を教えたのも私やし」 大滝警部「弱点?弱点って誰のです?」 垣脇綾梨「さぁ…誰の何やったか忘れてしもたわ。事件的なモンやから警察の方やったら知ってはるかもしれんけど。まぁもっとええ機会が来たら思い出すかもしれへんなァ。私もっと上狙ってますから」 毛利小五郎「それって楢沢さんを殺す動機になるんじゃ」 垣脇綾梨「さぁ…忘れてもォたから答えられへんけど…長窪さんが美玖に何ベンも言い寄って何ベンもフラれはった事はよう覚えてます」 長窪信哉「イヤイヤイヤイヤ確かに僕は何度も美玖さんにフラれてますけど、そんなんで殺したりしませんよ。美玖はいつか僕に振り向いてくれると信じてましたし」 毛利蘭「(何ソレ)」 遠山和葉「(キショ!)」 大滝警部「ほんで?伊織駿河役の長窪信哉さん、警察に話したい事がある言うてたけど」 長窪信哉「庵坂ですよ。美玖が落ちた現場に僕が駆けつけた時、庵坂はもういた気がしたのに後から来たフリしてて」 服部平次「けどそれがホンマやったら庵坂さんは何で言わへんね?完全なアリバイやで。下におったら上におる奴を突き落とせへんし」 長窪信哉「た…確かに…僕の見間違いだったかも…」 毛利小五郎「見間違いかよ?」 長窪信哉「あ、でも吉浦さんも妙な事を言ってましたよ?まるで予言のような…僕が大五郎役を狙ってたって聞いて…“だったらなれるかも、俺は多分平一役に繰り上がるから”って…“垣脇さんも楓役に繰り上がるかも”とも言ってました。まあ実際は落葉役でしたけど」 大滝警部「えぇっ!?吉浦さんがトイレに籠っててこの部屋に来られへん?」 警官「は…はい。今朝食べた何かにあたってしもたらしいです。どないしましょ?」 毛利小五郎「そりゃーこっちから行くしかねーだろ?」 『トイレ』 吉浦利堅「だからそれはただの願望ですって。平一役やりたいなぁ…やれたらいいなぁって」 大滝警部「けど垣脇さんも楓役に繰り上がるって言うてはったみたいやけど?」 吉浦利堅「彼女も楓役がやりたいって言ってたからやれたらいいねーって願望です。もう出て行ってもらえます!?」 毛利小五郎「ヘイヘイ」 コナン「そーいえばあの時、楽屋にタレントの剣崎さんと光本さんもいたけど事情聴取しないの?」 大滝警部「彼らは警察に来てくれはったからもう済んでるで。楢沢さんが転落した時、2人共TVの取材を受けてはってアリバイもあったしなァ。あれ?事情聴取のメンバーは倉石さんだけか…もう少し話聞かせてもらおうと思てたんやけど…」 倉石洋歌「吉浦さんはトイレで、長窪さんはタバコ買いにコンビニ、典馬は仮眠中で、垣脇さんは電話があってどっかへ行かはりました」 『倉石洋歌&コナン&平次』 コナン「典馬さんは仮眠してるの?」 倉石洋歌「ええ、この4階が仮眠室になってて、今日は30分たったら起こせって言われてます。典馬!30分たったで!アカン、熟睡してるわ…」 服部平次「典馬さんはよー仮眠取るんか?」 倉石洋歌「最近はしょっちゅう…いつもダルそうで…どこで何してるか知らんけど」 庵坂典馬「ごちゃごちゃうっさいなァ…一人で起こしに来いって言うたやろ?」 コナン「何で典馬さんは呼び捨てなの?」 倉石洋歌「天馬は高校の同級生やから」 「ぎゃあああああ」 服部平次「今の声と音…」 コナン「まさか…」 倉石洋歌「そんな…」 庵坂典馬「何やねん?騒々しいなァ」 庵坂典馬「あいあれって垣脇さんとちゃうか!?」 服部平次「けど何なんやあの格好…」 庵坂典馬「あぁ…楢沢さんと同じで…操り人形(マリオネット)みたいだ」 ≫関連記事:京都スイーツと毒薬 第1088話 甘い罠 第1089話 半開きの扉 第1090話 扉の先の真実 | |||
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