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Detective Conan | |||
原作(Original Story): 青山剛昌(Gosho Aoyama) 名探偵コナン 第1131話ネタバレ | |||
名探偵コナン 第1131話 | |||
サブタイトル | 鉛色の中日 | ||
配信日 | 2024年8月28日 | ||
サンデー | 2024年40号 | ||
次回 | 2024年9月4日(41号) | ||
単行本 | 106巻 | ||
登場人物 | 江戸川コナン 毛利蘭 毛利小五郎 服部平次 遠山和葉 大滝警部 毛利大五郎 役:剣崎修、吉浦利堅 服部平一光 役:本兵我、庵坂典馬 大塚楓 役:倉石洋歌 外山落葉 役:楢沢美玖 毛利理英子 役:垣脇綾梨 伊織駿河 役:長窪信哉 株本恭助 | ||
場所 | 浪速芸術劇場 | ||
第1131話 鉛色の中日毛利小五郎「一応救急車は呼んだが…」 服部平次「もう助からんやろな…」 大滝警部「けど何で垣脇さんが殺されなアカンのや…」 服部平次「殺されたっちゅうことはまたメッセージがあったんか?」 大滝警部「ああ。遺体の懐に入ってたわ。こんなメッセージが書いてある…スマホがなァ」 毛利小五郎「の、残りは2人傀儡の悪魔って…殺人はまだ続くって事かよ!?」 コナン「にしても変だよね…この遺体のポーズ」 服部平次「せやな。楢沢さんの時と同じでまるで誰かに操られてるみたいや」 倉石洋歌「わ…私のせいだ…私のせいであの世にいる株本さんがみんなを呪ってるのよ」 庵坂典馬「はぁ!?何言うてんねん!?大丈夫かァ?倉石」 長窪信哉「あの遺体のポーズ、この前劇で使ったアレに似てませんか?」 吉浦利堅「言われてみればそうだけど」 服部平次「とにかく、事情聴取の間、稽古部屋から出たんは亡くなった垣脇さんを入れて5人だけや」 コナン「ってことはあの4人の中に犯人がいるとみて」 服部平次「まず間違いなさそうやのォ」 服部平次「けど庵坂さんは仮眠室で寝とったし、その彼を起こしに行った倉石さんにもアリバイがある」 コナン「吉浦さんはトイレに籠ってたから」 服部平次「いっちゃん怪しいんはコンビニにタバコ買いに行ってたっちゅう長窪さんやけど、何かひっかかってんねん。アレ?アレどこやった?」 遠山和葉「コレやろ?探してんの。今日ここに来る時、バイクで来たやん。メット被る前にアタシに帽子渡したの忘れたん?」 服部平次「せやったな」 遠山和葉「帽子のツバ、前にしたらスイッチオンやろ?早よ事件解決して蘭ちゃんたちをのんびり大阪観光させたって」 服部平次「和葉、事件が解決したらやけど、今日の夕方、浪速ハルカスの展望デッキで夕陽見いひんか?」 遠山和葉「え?何で?」 服部平次「何でって…夕陽がきれいで評判やからや」 遠山和葉「うん、わかった。きっと蘭ちゃんたちも喜ぶわ」 服部平次「あ、ちゃう…みんなでやのォて」 遠山和葉「ん?電話?お母ちゃんや」 服部平次「ちょー待て!」 大滝警部「ちゅうワケで事情聴取やり直しです。今日、聴取された方たちは呼ばれたらさっきの部屋に来てください。今度は一人に一人、警察官を張り付けるさかい。妙な真似せんように」 庵坂典馬「おいお前、浪速ハルカスに行く気やったら悪いコト言わん。止めとき」 服部平次「何でや」 長窪信哉「確か明日から展望デッキの改修工事をやるらしいよ」 服部平次「ホンマかそれ!?」 長窪信哉「ああ、絶景ポイントに相応しい内装にするとか」 服部平次「けど明日からやろ?今日の夕方やったら…」 吉浦利堅「空を見てみなよ」 服部平次「うわっ…今にも降りそうや…」 『事情聴取:庵坂典馬』 庵坂典馬「俺は垣脇さんが落ちて死んだ時、仮眠室で寝てたんやって」 毛利小五郎「けどなぁ聞こえたのは垣脇さんの叫び声と地面に落ちた音だけだったんだろ?録音してたその音をタイミングよく流したってことも」 庵坂典馬「ほんなら倉石と起こしに来たそのガキ2人に聞いてみいや」 服部平次「ああ、叫び声はだんだん遠くなってたし」 コナン「地面に落ちたドシッって音も下の方から聞こえたよ」 大滝警部「ほんならそん時、寝てたんがマネキンか何かで」 服部平次「そらないで。口は布団で隠されてたけど寝返りうってたし」 コナン「部屋は薄暗かったけどちゃんと受け答えもしてたから」 毛利小五郎「…となると、やはりその時、垣脇さんを屋上に呼び出した誰かが突き落としたということか…」 大滝警部「ほんならあの遺体のおかしな死に様は偶然っちゅうことに…」 庵坂典馬「せやせや!あのポーズ、何かと似てるて思てたんやけど、前の劇で使てた腕木通信っちゅう暗号にそっくりやで」 『事情聴取:倉石洋歌』 倉石洋歌「はい、その暗号なら前の劇で使てました。株本さんに言われて覚えるのえらい大変でしたけど。いがみ合うた京都の名家の一人息子と一人娘が恋に落ちてもうたんやけど、電話や手紙を禁じられてしもう…お互いの家のベランダに立って、その通信方法で愛を語り合うゆうシーンがあるんです。元々は19世紀頃、フランスで使われた文字コードらしいですけど」 大滝警部「ほんなら、亡くなった二人のポーズをその文字コードで読めますか?全部で4文字みたいやけど」 大滝警部「ん?どないしたん…な!?」 遠山和葉「何?今の音」 服部平次「和葉、丁度ええトコに来た」 毛利小五郎「蘭と二人でこの人を介抱してくれ。2回目だな…彼女が気絶するの」 服部平次「あら何か隠してるで」 『事情聴取:長窪信哉』 長窪信哉「ああそれ僕もそう思いました。この二人の遺体のポーズ、この前劇中で使った何とかって暗号に似てるかもって」 大滝警部「ほんならその二人の遺体、何ちゅう意味かわかりますか?」 長窪信哉「いやいや、その暗号を劇で使ったのは主演の庵坂と倉石さんでしたから、僕ら脇役は覚える必要なくて…でも、ついこの前の公演だからその暗号表、ここの駐車場の車にまだ積んであるかも」 庵坂典馬「ほんなら俺が取って来たるわ。その暗号、俺も忘れてしもたし」 吉浦利堅「おい、館内は禁煙」 庵坂典馬「くわえてるだけや。外で吸おうと思て」 吉浦利堅「おい大丈夫か?」 庵坂典馬「ああ…何でもないわ…」 大滝警部「部下にコンビニの防犯カメラの映像を確かめに行かせて所、垣脇さんが転落死した頃、アンタが店に居はったことがわかりました」 長窪信哉「だったら僕のアリバイは完璧ですね。僕の事情聴取が済んだのならそこのベランダでタバコ吸ってていいですか?そこにしかなくて…備え付けの灰皿」 『事情聴取:吉浦利堅』 吉浦利堅「だから垣脇さんが落ちた頃、私はトイレに籠もってたんですって。証人は他ならぬあなたたちだし」 大滝警部「確かにトイレの扉越しに話させてもうたけど、声だけやったしなァ」 服部平次「それにアレ、垣脇さんが落ちる5分前やで?」 毛利小五郎「5分もあったら何でも出来そうだな」 吉浦利堅「何でもって…あの…話はトイレに行ってからでいいですか?どうもまだ腹の調子が…」 『蘭&和葉』 毛利蘭「倉石さん、飲み物買ってきましたよ。あれ?倉石さんは?」 「え?あなたたちが飲み物を自販機で買ってくるって出て行った後、やっぱり選びたいって後を追って出てったけど」 毛利蘭「今の音って…」 遠山和葉「風の音したし…屋上の扉ちゃう?」 『屋上』 毛利蘭「倉石さん!」 倉石洋歌「来ないで!あの世で怒ってるのよ株本さんが…劇を台無しにした私を…だから死ななきゃ…私が死ななきゃこの殺人は止まらないのよ!」 「わああああああ」 倉石洋歌「え?」 服部平次「何やコレ!?ベランダのテスリがもげてるやないか!」 コナン「…ってことは」 「な…長窪さん!?」 庵坂典馬「長窪!おい長窪さん!?」 警官「ダメだ!これ以上近付いちゃ!」 服部平次「くそっ、また殺されてしもた」 毛利小五郎「しかもまた操り人形みてェに…」 大滝警部「たった今、下におる警官から送られて来たで。これがその腕木通信ちゅう…暗号表や」 コナン「この表の通りだと最初に殺された楢沢さんは「E」で、垣脇さんは「V」」 服部平次「ほんで今回の長窪さんが「I」」 毛利小五郎「おいおいおい…次の4人目が「L」だったとしたら」 コナン「EVIL(イービル)…」 服部平次「悪魔っちゅうワケか…」 ≫関連記事:京都スイーツと毒薬第1088話 甘い罠 第1089話 半開きの扉 第1090話 扉の先の真実 | |||
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