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NIGEWAKA | |||
原作(Original Story): 松井優征(Yusei Matsui) TVアニメ『逃げ上手の若君』 第6話ネタバレ | |||
逃げ上手の若君 第6話 | |||
サブタイトル | 盗め綸旨、小笠原館の夜 | ||
放送日 | 2024年8月10日 | ||
原作 | 第13話 - 第15話 | ||
OPテーマ | プランA (歌: DISH//) | ||
EDテーマ | 鎌倉STYLE (歌: ぼっちぼろまる) | ||
キャスト | 役:声優 | ||
北条時行:結川あさき 諏訪頼重:中村悠一 雫:矢野妃菜喜 弧次郎:日野まり 亜也子:鈴代紗弓 風間玄蕃:悠木碧 小笠原貞宗:青山穣 市河助房:山本高広 足利尊氏:小西克幸 高師直:宮内敦士 高師泰:山口りゅう 護良親王:鈴木崚汰 後醍醐天皇:小松史 | |||
あらすじ | 自在に姿を変化させ、あらゆる技で敵を翻弄する盗人・風間玄蕃。時行は玄蕃と共に小笠原の館に忍び込み、帝の綸旨が保管されている蔵への侵入に成功する。しかし、そんな二人の様子を、貞宗の配下・市河助房の「耳」が捉えていた……。助房の「地獄耳」に、さすがの玄蕃も苦戦を強いられる。息の音一つさえも命取りとなる状況で、二人は着実に追いつめられてゆく。命の危機に瀕する時に垣間見える人の心こそ本質。闇夜の隠れ鬼に、時行たちは勝利できるのか――。 | ||
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第6話 盗め綸旨、小笠原館の夜風間玄蕃「綸旨は見つけた。ここから出るぞ」 風間玄蕃「お前を護るのは俺の仕事じゃない。死にたくなきゃ必死でついてきな」 市河助房「合図する。一斉に押し入るぞ」 風間玄蕃「さらにこいつだ」 「煙と光で族が見えん!」 市河助房「聞こえる。聞こえる」 市河助房「火で気を引き逆方向の塀を登っている」 市河助房「チッ…貞宗殿の弓には遠く及ばん。あのお方はまだか!?」 「塀を越えて逃げたぞ!」 「小笠原郎党の名に懸けて賊を逃がすな!」 市河助房「馬が走り始めた音はしたが…塀から馬まで走るガキの足音はなかった。あの馬はたぶんあらかじめ潜ませた囮の仲間だ」 市河助房「徒歩で去る足音もない。となればすぐ近く」 市河助房「あの林でじっと息を殺している」 市河助房「なあぁ?」 風間玄蕃「(貞宗の腰巾着、市河助房。この闇夜であの地獄耳は反則だぜ。視覚を欺く俺の幻術が通用しない。まずい。このままでは見つかる。今からでもこいつを売るか?下手打ったぜ。世間知らずのお坊ちゃまに現実を教えて遊んでやろうと思ったばっかりに)」 市河助房「耳ぃつけたあ」 市河助房「くそ、大太刀を持ってきたのは失敗だったか。小回りがきかん」 北条時行「…大丈夫だ。刃が木に当たってかすり傷で済んだ」 風間玄蕃「…見捨てようとした俺を何故助けた?一人で逃げりゃよかったものを」 北条時行「君と一緒に逃げるのが楽しいからだ」 北条時行「私一人では逃げ切れない強い鬼からも君の技の数々があれば逃げられる」 北条時行「そう考えるとワクワクして止まらないんだ。たとえ君が絶体絶命でも、例え君が裏切っても」 風間玄蕃「…結構な出血だな。これ以上動くと限界が来るぞ」 風間玄蕃「なっ…雷!?」 北条時行「…お出ましだ。これは貞宗の弓だ」 風間玄蕃「馬鹿な!馬の音は一町は先だ。この闇夜にドンピシャで狙えるはずが…」 風間玄蕃「(こちらの馬までまだ距離がある。コイツと一緒じゃあの弓からは逃げ切れない。くそ坊々が)」 小笠原貞宗「くくく…この手で何人敵を闇に葬ったかのう」 市河助房「さて貞宗殿まずは手負いのガキから仕留めますか」 小笠原貞宗「うむ市河殿。その聴覚で儂の狙いを調節せい」 風間玄蕃「(目に見えない借りだったら無視できるのに見える借りなど作られたら…)」 風間玄蕃「(返さなきゃならないだろうが!)」 風間玄蕃「おっさん二人で面白合体しやがって。面倒だ。まとめて相手してやるぜ」 市河助房「その狐面、小耳に挟んだことがある。風間玄蕃とかいう盗人のガキか」 小笠原貞宗「風間?」 市河助房「ええ。あれの父は卑怯な技を使うため武士の恥として一族を追放され盗人に落ちたとか」 小笠原貞宗「風間といえば信濃に住む諏訪氏の支流」 小笠原貞宗「さては貴様、頼重の命で帝の綸旨を盗みに来たな」 風間玄蕃「殺し合いならいざ知らず化かし合いでお堅い武士に負けるかよ」 小笠原貞宗「ぬっ…無駄な動きで幻惑しおって!」 小笠原貞宗「だが甘いわ!この距離で外す儂ではない!」 小笠原貞宗「弦を切る道具!?卑怯な!」 小笠原貞宗「きっ消えた!?蔵の火の手に気を取られた一瞬の隙に…!」 市河助房「貞宗殿まさか未だ綸旨はあの中に!?」 小笠原貞宗「手負いを捕え首謀者を吐かせるぞ!」 市河助房「あっ、この蹄の音は…」 市河助房「逃げていた囮の二人!」 小笠原貞宗「この距離では追いつけぬ。狐面の小僧の術中に我々全員がはまったのだ!」 弧次郎「そうだぞてめェ」
北条時行「いや、玄蕃がいたからあの二人相手に逃げ切れたんだ。楽しかった。また一緒に隠れ鬼をやりたいな」 玄蕃の父「玄蕃よ、仮にお前が損得抜きでも仕えたい主に出会った時は」 玄蕃の父「それでも金は取れ!来世まで仕えてでもむしり取れ!」 風間玄蕃「いいだろう、国一つで契約してやる」 風間玄蕃「言っておくが不払いは許さんぞ。もしもお前が払えなければお前の子や孫、お前の縁者全てにつきまとって追い詰めてやる」 北条時行「それはつまり私の子とも鬼ごっこで遊んでくれるという事だな?」 風間玄蕃「違げーよ!天下取らなきゃ許さねーって言ってんだ!」 「帰れ帰れ。綸旨の現物を確認できなきゃ立ち退かんぞ」 「お前らのことだ。帝の命令と偽って俺らの領地を騙しとる気だろ」 「綸旨を持たないやつの命令に従えるか!悔しかったら綸旨を見せてみろ」 小笠原貞宗「くそォ…諏訪の民ども無駄な足掻きを…しかし綸旨など一か月もあれば再発行できる!立ち退き期限が伸びただけよ!」 「大変です殿!諏訪の領地奪っちゃダメになりました!」 「尊氏の謀反は拙者が命じたのだ」 「一人一人の真偽を調べたら何年あっても足りぬぞよ…肝心の政務がまるで進まぬ」 後醍醐天皇「めんどい」 「ははあっ!」 「帝がめんどいと仰せだ!」 小笠原貞宗「きいいいいいいいいい悔しいいいいいいいい!おのれえええええええ諏訪あああああああ!」 市河助房「待ちましょう。また好機は来るってば」 小笠原貞宗「(タメ口?)」 小笠原貞宗「諏訪ああああああああ!」 「やったぞー!」 「安泰だー!」 諏訪頼重「時間稼ぎが功を奏しました。あのままおとなしく小笠原に領地を明け渡していたら二度と戻ってこないところでした。心強い郎党まで得ていただき、時行様には感謝の言葉もありませぬ」 北条時行「ふふーん♪」 弧次郎「確かに玄蕃の加入は心強いっすね。人格は下衆いけど」 弧次郎「あの技があれば尊氏の寝室に忍び込んでサクッと暗殺することだって可能なんじゃ?」 諏訪頼重「それは無理だ。尊氏は絶対に暗殺では殺せない」 諏訪頼重「いい機会です時行様。改めて貴方様の敵を知るべきです」 諏訪頼重「この私にも計り知れない…足利尊氏という男の肖像を」 護良親王「ようやく少人数で動いたな。ここがお前の死に場所だ」 足利尊氏「これは殿下。将軍ご就任、謹んでお祝い申し上げます。殿下、なぜ幾度もそれがしの命などをお狙いに?」 護良親王「貴様はいつか必ず帝に背く。父帝の世のため我が手を自ら汚してみせよう」 「殿をお守りしろ!」 高師直「ふむ、下人では相手になりませんな」 足利尊氏「従う者も野武士や僧やならず者まで実に多様。人を惹きつける大きな魅力をお持ちのお方だ」 高師泰「殿、ここは俺に」 足利尊氏「いいや。狙いはこの尊氏一人。一対一でお話しできればきっと誤解も解けるだろう」 高師泰「いいのか兄者?」 高師直「問題ない。たかだか宮将軍とごろつき共」 「尊氏だ!」 「ぶち殺せ!」 「怯むな!」 「行けぇぇ!」 足利尊氏「多いな」 護良親王「(足利尊氏!我が直感は正しかった。貴様はこの世にいてはならない怪物だ)」 足利尊氏「あっしばしお待ちを殿下。あと少しで二人きりになれますので」 足利尊氏「よしっ終わった」 足利尊氏「殿下、どうかお信じ下さいませ。この尊氏の帝への篤き忠義を」 護良親王「(個の武では到底及ばぬッ!だが余は一人ではない。仲間の力を合わせればいずれ必ず…)」 「キャー尊氏様!」 「大丈夫ですか殿」
「お怪我は?」 足利尊氏「大事ありません」 「あぁ良かった…」 「心配です。庁舎内で診察しましょう!」 護良親王「(昨日までの仲間が…何故そちらへ…?)」 護良親王「(帝!その者だけは中に入れてはなりませぬ!)」 護良親王「人ではない何かが蠢いている!帝!」 護良親王「帝ォ!」 北条時行「京ではそんなことが…」 諏訪頼重「暗殺不可能な武力に加えて異次元の魅力。これが足利尊氏です」 諏訪頼重「帝の御子相手に権力争いで圧勝する姿。それは貴方様の知る足利高氏とは別物です」 諏訪頼重「改めて時行様、頂点たる者に立ち向かう覚悟はありますか?」 亜矢子「若様!」 亜矢子「どうにかしてよ玄蕃の奴!泥酔して巫女のお尻触りまくった挙句部屋中跳び回って…」 亜矢子「跳びながらおしっこまき散らすって宣言したから皆が刀を抜き始めてる!」 北条時行「頂点の話がいきなり底辺の話に」 弧次郎「行きますか若。あの迷惑狐きっちり躾てやんねーと」 北条時行「うん」 北条時行「頼重殿、貴方は私に仲間をくれた。戦い方をくれた。自信をくれた。どれもまだとても小さなものだけど貴方がくれた自慢の宝です」 | |||
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