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NIGEWAKA | |||
原作(Original Story): 松井優征(Yusei Matsui) TVアニメ『逃げ上手の若君』 第8話ネタバレ | |||
逃げ上手の若君 第8話 | |||
サブタイトル | かくれんぼ戦争 | ||
放送日 | 2024年8月24日 | ||
原作 | 第18話 - 第21話 | ||
OPテーマ | プランA (歌: DISH//) | ||
EDテーマ | 鎌倉STYLE (歌: ぼっちぼろまる) | ||
キャスト | 役:声優 | ||
北条時行:結川あさき 雫:矢野妃菜喜 弧次郎:日野まり 亜也子:鈴代紗弓 風間玄蕃:悠木碧 吹雪:戸谷菊之介 瘴奸:東地宏樹 | |||
あらすじ | 諏訪領の北端・中山庄へと向かった逃若党。そこで時行たちが出会ったのは、吹雪という名の一人の少年だった。小笠原勢により大人たちを殺され、その後も襲われ続けている村を、遺された子供たちとともに守り続けていた吹雪。逃若党は、兵法にも通じる吹雪と協力し敵を迎え討つ作戦に出る。そして時行は、吹雪からある剣技を授かることとなり……。 | ||
第8話 かくれんぼ戦争吹雪「では軍儀はこれにて」 雫「私と亜矢子ちゃんはふもとの村で助太刀の兵を借りてきます」 雫「それとゲンバ君は至急、諏訪大社に戻って援軍の要請を」 風間玄蕃「キャッホォォォウ戦線離脱だ!死なずに済む!」 弧次郎「こいつは…!」 吹雪「子供たちも手を貸してくれ。敵が攻めてくる前にできるだけたくさん罠を仕掛けたい」 「任せて!」 雫「戦が始まったら子供たちは私たちが安全な場所へ」 弧次郎「護衛が必要だな。引き受けた」 吹雪「よくわかりました。攻撃は糞雑魚ということですね。だからそんなあなたでも敵を殺せるような剣術を教えてほしいと」 北条時行「一振りの間に総括と食事が終わってるのすごい傷つく!」 吹雪「長寿丸殿…と言いましたね。雫の兄上ですか?」 北条時行「あれは親しみを込めたあだ名のような」 吹雪「他の郎党たちにも親しみと忠義を寄せられている。よほど高貴な方でしょうか?」 北条時行「あっいや!親は諏訪の武士だったが火事で死に親族もないので諏訪大社に拾ってもらって。このとおり武芸の稽古などしたことがなく」 吹雪「(孤児…幼子たちへの気遣いも同じ境遇ゆえ身についた優しさか。光る物は逃げ以外に何もないが、乱世に似合わぬ温かさは大きな武器だ)」 吹雪「ありますよ。あなたに合った必殺の秘剣が」 北条時行「ほっ、本当か!?」 吹雪「この技を狙って決められる者などいないと思っていましたが、あなたならすぐにでも会得できる。自分が思うにこの世で最も優しく慈悲深くこの世で最も残酷な剣です」 吹雪「鬼神仏刀…とでも名付けましょうか」 吹雪「ただしこの技、一騎打ちでしか使えないので…あ!いや…ということは…ああすれば…うん、うってつけだ」 吹雪「長寿丸殿、おそらく敵の本軍は明日にでも攻めてくるはず。あなたには敵の大将を殺っていただく」 北条時行「はい!」 吹雪「雫が呼んでくる援軍とあなたの逃げ上手!天が授けた戦の勝機です!」 瘴奸「…よし、両面からの包囲が完成した」 腐乱「お頭ァ、入口から攻めずに山ン中から攻め込むのは何ですか?」 瘴奸「先鋒が3度も帰らないということは…通りやすい箇所には伏兵か罠がたっぷりある。手間かけて道なき道から奇襲する方が安全なのさ」 腐乱「ひぃい、さすがお頭!知識深みぃ!」 『この時代を騒がせた悪党とは、土地を失い野盗と化した独立天国を築く武士たち』 『戦闘経験が豊富であり、戦術も組織力もただの賊とは比較にならない』 瘴奸「侍として鍛え上げた心身を使い下劣の限りに奪い尽くす。なんと甘美な悪党の宴よ。大人は殺し童は奴隷に略奪の美酒を味わおう。行くぞ」 瘴奸「構わず進め。あの戦法は自分たちの兵力を白状したのと同じことだ。敵は少ない。村さえ占拠すれば戦は終わる」 吹雪「さぁて、戦だ」 吹雪「(水路を堰き止め村の外周を水浸しにしておいた。諏訪湖も凍る極寒の冬。ひと晩で氷の罠が完成する)」 「何してる!早く進め!」 「と言っても…」 「山頂の弓兵も降りてきた!」 「まずい。挟まれて狙い撃ちだぁ!」 「道だ。行け」 「は…はっ!」 「ぎゃあああ!」 吹雪「(雫が集めた諏訪神党の兵も少数ながら頼もしい。両面からの敵襲も作戦通りに食い止めている)」 吹雪「(このまま殲滅も不可能ではない。敵が…並の兵だけならば…)」 瘴奸「後ろの味方は助けるな。夜の弓の命中精度じゃ全滅はしない。むしろ敵の全軍を引きつけておける」 「はっ」 瘴奸「まずは全体を指揮する弓兵どもを殺しに行くぞ。統率を失えば守備全体が総崩れになる」 吹雪「(少しも慌てず氷と穴の罠を抜け守備兵を一蹴する。あの4人が頭抜けて強い)」 吹雪「いえ。あなた方はすでに手一杯。人を割けば防衛戦が崩壊します」 「ではどうすれば…」 弧次郎「狙うは大将首のハゲ坊主!」 亜矢子「私が刀を止めるから弧次郎が止めを!」 ≫関連記事:逃げ上手の若君キャラクター一覧弧次郎「うるせぇ!」 『鎧武者の剣術は現代の常識とは全く異なる』 『面は兜で胴は鎧で小手は籠手で防げるからだ』 『警戒すべきは鎧の間のわずかな隙間だけ』 瘴奸「歯と舌を優しく抜いて右足の腱を優しく切って奴隷にするだけ。それ以外は何もしないよ」 弧次郎「(…こいつ)」 亜矢子「(救いようのない外道)」 瘴奸「あっ怖がらないで!君たちなら合計三貫文の値がつくよ。君たちは三貫文になりたくはないのかい?」 吹雪《敵の大将の太刀筋が確認できたら逃げてください。躱せると思ったら例の家に》 瘴奸「(何だ!?)」 北条時行「ああ、ありがとう」 亜矢子「一人にして大丈夫かなぁ若様。やっぱり私たち3人で戦った方が…」 弧次郎「今の戦況じゃ敵一人に3人を割く余裕がない」 弧次郎「それに吹雪の立てた作戦では若一人の方があのハゲを討ちやすい。言うことなすこと全てにおいて説得力があって今の戦況もほぼあいつの読み通り」 弧次郎「教えるのも上手くて剣の腕まで抜群ときた。才能の塊みたいな奴だぜ。あの吹雪って男」 北条時行「なぜそんな惨いことを?人売りの外道だとしてもせめて母親は生かすだろう」 瘴奸「いい質問だ少年(四貫文)よ。親を殺せばその一瞬が心地良く、親を殺して子を売ればその先まで心地良い。ああ、あの子達はこの先ずっと生き地獄だ。親と過ごした平和と自由は永遠に戻らない」 瘴奸「このひと時は君の勇気に敬意を表し商品ではなく武士と見てお相手しよう」 吹雪「いえ、さっきの手合わせで判ったので。仲間には見せたくないようだから離れてあげようかと」
瘴奸「ははは!逃げがお上手長寿丸殿!」
瘴奸「君の作戦を当てようか?狭い室内を逃げ回り俺の刀が引っかかるのを狙っている。甘いよ。民家に押し入る賊にとって室内戦はお家芸だ」 瘴奸「長い太刀を捨てこの短い打刀で戦えばヘマはしない。となれば、この密室でこの重装甲に恐れる脅威は何もない」 瘴奸「おまけに君はこの狭さでは逃げ場も少ない。生兵法というやつだ。自分で自分を追い詰めたんだよ長寿丸殿!」 吹雪《もし勝てないと思ったら火を倒して天井から逃げてください。その身軽さならギリギリ届く高さだ》 吹雪《憎しみで力を込める事無く、菩薩の如く救う手心で》 | |||
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