ONE PIECE | 第98話『砂漠の海賊団登場！自由に生きる男達』ネタバレ

ONE PIECE
原作(Original Story): 尾田栄一郎(Oda Eiichiro) TVアニメ『ONE PIECE』 第98話
第98話
サブタイトル	砂漠の海賊団登場！自由に生きる男達
放送日	2002年1月27日
OPテーマ	Believe
EDテーマ	fish
原作	第162話
キャスト	役：声優
	ルフィ：田中真弓 ゾロ ：中井和哉 サンジ：平田広明 チョッパー ：大谷育江 ウソップ：山口勝平 ナミ ：岡村明美 エース：古川登志夫 ビビ：渡辺美佐 バルバロッサ：長島雄一 ラサ：長沢美樹 ザバ：太田真一郎 首領：高塚正也
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ルフィ「アーアー…水…」 ウソップ「ん？どうしたルフィ」 ルフィ「津波だァ！」 ゾロ「おいどうしたルフィ」 ウソップ「さっきのがまずかった」 チョッパー「何だ？さっきのって？」 ウソップ「やめとけって言ったんだけどよ、喉ガラガラで我慢できねェってんでそこいらに生えてるサボテン、バリバリ食いやがってよ」 ウソップ「あれ」 チョッパー「ええっ！？ダメだぞあれは！あれはメスカルサボテンって言って幻覚剤を作る薬剤だぞ」 ウソップ「何！？」 ルフィ「溺れるー！」 ルフィ「みなまとめてぶっ飛ばしてやる」 ルフィ「ゴムゴムのォ」 ゾロ「まずいぞ」 チョッパー「麻酔」 サンジ「でかしたチョッパー」 ゾロ「そういやさっきからエースの姿が見えねぇな」 ウソップ「いつからいなくなっちまったんだ」 ルフィ「はぐれちまったんじゃねェのか？…ったく世話の焼ける兄貴だな」 ウソップ「はぐれたのはおれ達なんだよ💢」 ウソップ「ん？」 サンジ「どうしたウソップ」 ウソップ「何か聞こえねェか？」 ウソップ「あれは…！ナミとビビが捕まってるぜ」 ゾロ「何！？」 ルフィ「うおおおおおおおおゴムゴムの」 ルフィ「力が出ない」 エース「ん？今なんか音がした？」 エース「やめとけって」 ルフィ「わりィわりィ。喉ガラガラで目測誤っちまった。ところで水ねェのかな水」 ビビ「ルフィさん助けて。マツゲが食べられそうなの」 ルフィ「あんな奴食えんのか？」 バルバロッサ「砂漠で動くものは仲間以外食えねェもんはねェ」 ルフィ「ハハッ！おれなんか落ちてるもんでも食うぞ」 バルバロッサ「腹壊すぞ」 ルフィ「じゃあ気をつける」 バルバロッサ「ハハハハハ！おかしな小僧だ」 ルフィ「ハハハハハ！おめェもおかしいぞ。じゃあ食うか？」 バルバロッサ「おれはこの砂族バルバル団の船長、バルバロッサだ。ルフィとか言ったな。おめェの仲間に手荒なマネしてすまなかった。なにしろ皆腹を空かしててな」 ルフィ「アハハハ！なに構わねェよ」 ザバ「でもよ船長、この船にはメインマストを修理できるような木材は置いてねェんだぜ、一本も」 エース「だから言わんこっちねェ」 エース「ん？」 バルバロッサ「メリアスのオアシスに行けば材木は置いてある」 ルフィ「それ、どこた？おれ一っ走り行ってくるよ」 バルバロッサ「よそ者には危険だ」 ルフィ「おれの責任だ。おれがやるよ」 バルバロッサ「ハハハ！そっか、やるか」 バルバロッサ「この砂ゾリで材木を運んでくるんだ。メリアスのオアシスにはこのラサとザバが案内する。ソリは二人乗りだがお前どうする？」 ルフィ「おれは一人で充分だ」 ラサ「他の皆はよそ者らしいけど、あんたはここいらの者だろ」 ルフィ「へーよくわかるな」 ラサ「砂ゾリの扱いは多少は知ってるはずだ。アンタついてってやりな」 ビビ「いいわ。私がついて行く」 ルフィ「ヤッホー！気持ちいいなこれ」 『メリアス』 ルフィ「このオアシス、完全に砂に覆われている」 ビビ「かつては栄えた町だったけど…」 ルフィ「お前ここに来た事あんのか？」 ビビ「この町の人たちがら記念に小さな砂ゾリをもらったことがあるの」 ビビ「もうずいぶん前のことになるけど…」 ビビ「父が国中を巡回した時、私も同行してここに立ち寄ったことがあるの」 ラサ「私ずっと待ってた」 ビビ「え？」 ラサ「あの時、国王は言ったわ。このオアシスに何かあったら必ず駆けつけるって…国はどんな小さな声も聞き逃さないって…」 ビビ「あなた…やっぱりあの時の…」 ラサ「やがて砂に埋もれたこのオアシスを捨てて町の皆は一人残らず去っていった。それでも私はここに残ってお前たちを待った。お前たちを信じて…でも…国王は来てくれなかった。勿論お前も」 ビビ「それは…あの頃から国のあっちこっちで同じような事件が起こって国王はその対策に毎日追われて…」 ラサ「言い訳なんか聞きたくないよ！この広い砂漠の真ん中で私はたった一人で待ってたんだ」 ラサ「その内、朝日と夕陽の区別もつかなくなって…バルバロッサに拾われた頃には真昼の焼けつく暑さも陽が沈んだ後の凍てつく寒さも何も感じなくなっていた」 ラサ「今でもわからないんだ…あんなに辛かったのに私は一体何を待ってたんだろう…」 ビビ「ごめんね…待たせてごめんね…ごめんね…」 ルフィ「見えた！着いたぞー！」 エース「ルフィ！どこたァ！」
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