【推しの子】 | 第130話『基本戦術』ネタバレ | OSHI NO KO

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原作(Original Story): 赤坂アカ × 横槍メンゴ
推しの子 漫画 130話 ネタバレ 感想 アクア MEMちょ OSHI NO KO Chapter 130
【推しの子】 第130話ネタバレ

【推しの子】第130話

推しの子 漫画 130話 ネタバレ 感想 MEMちょ OSHI NO KO Chapter 130
サブタイトル基本戦術
配信日2023年10月26日
ヤングジャンプ2023年48号
単行本13巻
登場人物星野アクア
有馬かな
MEMちょ
黒川あかね
星野アイ
五反田泰志
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第130話 基本戦術

MEMちょ「こんメム♪今日は皆に重大発表があるよぉ!なんとわたくしMEMちょはこの度映画デビューする事になりました!今日から私、女優だから!ごめーん、皆をおいて遠い世界の人間になっちゃった」
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MEMちょ「(私の人生は挑戦の連続だ。高校を休学した時、ガルバーの面接に行った時、動画投稿者になった時、初めて案件を受けた時、ライブ配信を始めた時、リアリティショーに出た時、アイドルになった時…チャレンジ&チャレンジ…新しい事を始めるのは怖いけど、その足を踏み出す事はやめなかった。それが私の基本戦術。どれだけ場違いだと思おうと、図太くビビらずアホの振りして乗り切ってきた。今回だってそうだ。頭はフル回転。誰より賢く立ち回ってみせる。だけど)」
『am6:30』
「どういう頭してたらミュートのまま渡すんだアホスケ!次やったらぶっ飛ばすからな!」
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MEMちょ「(ぴえええ!治安悪いよぉ!どれだけ図太くいくつもりでも怖い物は怖い。技術職って時々こういう人居るよなぉ)」
『控え室』
スタッフ「鏑木さんの座組みっていつもクセ強いからね。腕はいいけど問題児多いって言うか…役者もそうでしょ。結局自分が可愛がってる役者で固めてさ、演技力とかじゃないのよね。可愛がられてるかどうかが全て。黒川さんとか露骨よね。やっぱ鏑木Pもオトコだからああいうタイプが好きなのよ。まぁ悪く言うつもりはないんだけどさ、仕事獲りたいならああいう清楚っぽい感じやった方が」
MEMちょ「アハハーソウデスネー」
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有馬かな「んーそうね…現場でモメずに上手くやるのも役者のスキルだから…今この瞬間にも何十人の給料が発生してるわけで、映画の現場は一つのミスが全体の遅延に繋がるし、よっぽどの事がなければ撮り直しなんてしない。皆、細心の注意を払って仕事をするからストレス溜まるしピリつきがち。ここなんてまだマシな現場だよ?映画現場の闇はどこまでも深いんだから…」
MEMちょ「大変ですねぇ役者も…」
黒川あかね「私達も肉体労働者って言われる立場だから…言われたら火にだって飛び込むし、砂漠で何週間も暮らしたりする。役者の基本は我慢と忍耐」
MEMちょ「ひぇぇ…ぜんぜんキラキラしてないよぉ…」
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MEMちょ「(いくつもの照明が目を焼き、何十ものピリついた目が私の膝を折ろうとする。ユーチューブやバラエティの撮影とは別質の真剣さ。ここには明確な正解と不正解がある。イイトコだけつまんでなんか出来ない。多くの目が失敗は許さないと語ってる。こんなに緊張する場所がこの世にあるのか。まだまだ世の中は知らない事ばかりだ。これは自分に自信がある人しか耐えられないだろうな…でも問題ないね。こちとらウン千人相手にライブを晒すのが日常なんだ。ライブで大勢のお客に囲まれていつだって上手く切り抜けてきた。今更ビビったりしないから。これまでピリついてた数多の視線が一瞬、柔らかくなる瞬間があって、あっここでも上手くやれるぞって思った)」
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星野アクア「よう上手くやれてるみたいだな」
MEMちょ「あれ?アクたん…今日出番あったけ」
星野アクア「無いけど一応な。何があるか分からないのが映画の撮影だから」
MEMちょ「そっか、アクたんは企画から関わってるんだもんね。アクたんはどうしてこの映画を撮ろうと思ったの?これってお父さんを断罪する映画…なんだよね?だけど私にはさ、アクたんなりの優しさに溢れた映画にも思えたな」
星野アクア「そう見えるのはプロの力だ。この脚本は当然カントクの直しが入ってる。それに構成は吉祥寺先生とアビ子先生に直接指導して貰ってるからな」
MEMちょ「また君はそんな無茶苦茶を…」
星野アクア「あの二人は創作能力でいえば日本で指折りのクリエイターだ。俺じゃ逆立ちしても出てこない知見ばかりだったよ」
推しの子 漫画 130話 ネタバレ 感想 星野アクア OSHI NO KO Chapter 130
MEMちょ「お忙しいでしょうに…」
星野アクア「いや結構ノリノリで添削してくれたぞ。アビ子先生もアシスタントが育ってきて週2で休み取れてるらしい。作品は人に観られる事で影響力を増す。その為にも作品としてのクオリティは絶対だから使える物は全部使う。これが俺の基本戦術だ」
MEMちょ「…私の事も使ってる?」
星野アクア「ああ当然、使い倒してる」
MEMちょ「なら良かった」
推しの子 漫画 130話 ネタバレ 感想 星野アイ OSHI NO KO Chapter 130
星野アイ《15歳おめでとうアクア。15歳、私が君達を宿した歳。大人になったアクアならこの話も受け入れて貰えるよね?君達のお父さんのお話…そして私から大人になった君達へのお願い》
星野アクア「大丈夫だよアイ。僕はちゃんとやり切ってみせるから」
推しの子 漫画 130話 ネタバレ 感想 星野アクア OSHI NO KO Chapter 130
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