【推しの子】 | 第131話『贖罪』ネタバレ | OSHI NO KO

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原作(Original Story): 赤坂アカ × 横槍メンゴ
推しの子 漫画 131話 ネタバレ 斉藤ミヤコ OSHI NO KO Chapter 131
【推しの子】 第131話ネタバレ

【推しの子】 第131話

サブタイトル贖罪
配信日2023年11月9日
ヤングジャンプ2023年50号
単行本14巻
登場人物星野アクア
星野ルビー
有馬かな
黒川あかね
MEMちょ
星野アイ
斉藤壱護
星野あゆみ
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第131話 贖罪

推しの子 漫画 131話 ネタバレ 星野アイ OSHI NO KO Chapter 131
『彼と私の話をするね。どこから話そうか。そうだなぁ。まずは私がアイドルになった時から始めようか。施設の生活に嫌気が差していた。脱走して東京へ逃げた。後先なんて考えなかったけど、どうにかなると思った。だって私は可愛いし最悪生きていく方法なんていくらでもある。だけど』
斉藤壱護「ねぇキミ、パフェとか食べたくない?話だけでも聞いてくれたらなんでも奢っちゃう」
『それは社長との出会い』
推しの子 漫画 131話 ネタバレ 斉藤壱護 OSHI NO KO Chapter 131
星野アイ「お母さんが窃盗で捕まっちゃってちょっとだけの間だからって施設預けられてさ、だけどお母さんは釈放されても迎えにきてくれなかった」
斉藤壱護「本当は君も人を愛したいと思っているんじゃないか?」
星野アイ「………」
斉藤壱護「愛してるって言葉で伝えてる内にいつか嘘が本当になるかもしれん」
『私はアイドルになることにした。でもそこからが結構大変で、施設の方針で未成年の労働がNGで、身元保証人とか面倒くさい話を片づけなくちゃいけなくて』
「身元保証人ね、お断りだよ」
推しの子 漫画 131話 ネタバレ OSHI NO KO Chapter 131
「あの子の母親は本当に駄目な人間。関わりたくもない。その娘もアイドル、そんなはしたない仕事してねぇ。あの子の母親も男に媚売って生きるような汚い女だった。やだやだ。蛙の子は蛙だよ。そんな奴の娘だ。どうせ男に体を」
斉藤壱護「100万あります。名義だけ貸してください。名義上だけ貴方の保護下にある事にして貰って、時々監察官の相手だけして貰えたら後は迷惑かけません。こちらでアイの住居の手配も生活の保証もします。時が来たら正式に私がアイを引き取ります。ですので」
「足りないね。この倍払うなら考えるよ」
推しの子 漫画 131話 ネタバレ 斉藤壱護 OSHI NO KO Chapter 131
『いちごプロ』
斉藤壱護「諸々片づけてきた。遅くなったがこれで問題はない。ようこそB小町へ」
「カット」
MEMちょ「ねぇ、これってどこまで本当の話なのかな?」
有馬かな「5割くらいじゃない?さすがにコレは…って話も多いし、十数年も前の話をそこまで調べられないでしょ」
推しの子 漫画 131話 ネタバレ 黒川あかね OSHI NO KO Chapter 131
黒川あかね「8割、いや9割は本当の話だと思う (きっと最初からアクアくんはある程度の答えまで辿り着いていた。自分の父親が誰なのか具体的な特徴や名前は分からないけれど、その人間性や本質を既に知っていた。だからこそ上原清十郎が自分の父という話をすんなりと信じた)」
有馬かな「でもこれ相当広い話よ。関係者に聞いて回らない限り…」
『星野アイの実母とアクア』
星野あゆみ「あの子の事は愛してたわ。だってこの世界にたった一人の娘よ。愛してるに決まってるでしょ。いつか迎えに行くつもりだった。私だってあの子を迎えに行きたかったわよ」
推しの子 漫画 131話 ネタバレ 星野アイ 実母 星野あゆみ OSHI NO KO Chapter 131
星野アクア「だったらどうして」
星野あゆみ「だけどあの子は魅力的すぎた。当時つき合ってて結婚まで考えてた男がね、アイに色目を使い始めたのよ。当時あの子は8とか9とかよ?あの子はその頃にはもう女性らしく育ってて恐ろしい位美人に育った。毎日気が気じゃなかったわ。男に怒る気持ちも娘に嫉妬する気持ちも抱えて…結局的に家庭は壊れて私がけちな窃盗で捕まった後は一度だって会ってない。だってそうじゃない。また同じことになったらきっと私はまた同じことをする。遠ざけるしかなかったのよ…あの子を傷つける私から。別にいいわよ。映画にでもなんでもしてくれて。そんなもんで贖罪になるとも思わないけど…今日は来てくれてありがとう。孫の顔を見る権利なんて無いと思ってた」
推しの子 漫画 131話 ネタバレ 星野アイ 実母 星野あゆみ OSHI NO KO Chapter 131
黒川あかね「才能は人の人生を左右する。良くも悪くもだよね」
星野アクア「…なんで居るんだ」
黒川あかね「別にアクアくんと同じことしてるだけだよ?得意でしょ?人のこと嗅ぎ回ったり後をつけたり」
星野アクア「お前な」
黒川あかね「絶対に止めるって言ったもん。いきなりこんな田舎に来てるんだから追いかけてるでしょ普通」
星野アクア「お前の普通は普通じゃない」
推しの子 漫画 131話 ネタバレ アクア あかね OSHI NO KO Chapter 131
黒川あかね「私だって普通の女の子に生まれたかった。でも違ったんだから仕方ない。アイもきっとそうだった。私も星野あゆみについては一通り調べたけど変なモノは出てこなかったよ。ただただ一般的な虐待の末、子供から見限られた母親が居るだけ。帰ろうアクアくん。ここにはもう何も無いよ」
星野アクア「…そうだな」
推しの子 漫画 131話 ネタバレ アクア あかね OSHI NO KO Chapter 131
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