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OSHI NO KO | |||
原作(Original Story): 赤坂アカ × 横槍メンゴ 【推しの子】 第134話ネタバレ | |||
第134話 | |||
サブタイトル | 奥底 | ||
配信日 | 2023年12月7日 | ||
ヤングジャンプ | 2024年1号 | ||
単行本 | 14巻 | ||
登場人物 | 星野アイ 星野ルビー 有馬かな MEMちょ 不知火フリル 寿みなみ 五反田泰志 | ||
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星野ルビー「せんぱ…」 MEMちょ「なになにケンカでもした?江戸の華か?」 有馬かな「そういうのじゃないわよ」 星野ルビー「嫌いだから顔も見たくないだけなんだってさ」 『学校』 不知火フリル「そうだね、役に入り込んでる時は恋人役の人かなり好きになってるよ。プライベートでも付き合って欲しいって軽率に思っちゃう。でも不思議なもんで撮影が終わったら一気に醒めるんだよね。改めて見たらなんだこいつ、きもちわるっ!くちくさ!ってなる」 寿みなみ「聞いた事あるわぁ。役に入り過ぎたカップル役二人がロケ先のホテルで…みたいなん」 不知火フリル「役に入ってる時はだいぶ自己暗示かけてるからね。ありもしない恋愛感情持っちゃうんだよ」 星野ルビー「そこまでしなきゃ役者ってできないの?」 不知火フリル「いんやー事前に演技プランガチガチに組んできたり、なんとなくでこなしてる人も全然いるよ。だけどそういう人たちはどっかで消えちゃうんだよね」 星野ルビー「どうして?」 不知火フリル「作品の質に貢献できない役者は要らないから。ここぞと言う時に作品の質が問われる瞬間、監督や演出の手が入る。ここをああしろこうしろ、もっともっともっともっとって、今まで組んでたプランが全部崩れて何をどうすればいいのか分からなくなる。まるで目隠しして走らされてるみたいな感じ」 不知火フリル「大低の役者はそこでボロが出る。どっちがゴールか分からなくてなんだか走り方も分からなくて、転んじゃう位は可愛いもんで明後日の方向に行って帰って来ないみたいなこともしょっちゅう。だけど役が奥まで入ってると役があっちがゴールだよって教えてくれる。役者の質が問われるのはそういう場面。作品の明暗を分けるたった1シーンに自分の中から別の人を見つけられる人。芝居ってそういうもんだよ」 星野ルビー「(芝居…違う。あの言葉は嘘じゃなかった。センパイは本当に私の事が)」 『有馬&MEMちょ』 MEMちょ「喧嘩したとしてもさ、なんであんなこと言っちゃうかな」 有馬かな「あの子への不満はMEMだって抱えてるでしょ。アイドル活動し続けてあの子に嫉妬がないなんて言わないわよね」 MEMちょ「だからこそ、それを口にしたらおしまいなんだよ」 有馬かな「うん、別にいいでしょ、終わりでも…どーせ私B小町辞めるし」 MEMちょ「…そういうこと言う?」 有馬かな「言うよ。蓋をしてた感情を自由にすれば気づくよ。こんなに私に我慢してたんだなって。妬ましくて羨ましくて私のせいで傷ついて欲しいって気持ちもある。ああそっか、これが愛憎って気持ちか…ルビー、私ちょっとずつニノに近づけてるよ」 『撮影スタジオ 控え室』 スタッフ「カントク、どうにかしてくださいよ。出番終わってもルビーちゃんずっとあんな感じで…カントクが虐めすぎるからですよ」 五反田泰志「しばらくそっとしといてやれ」 スタッフ「せめてウィッグの回収だけでも」 星野ルビー「(いつからだろ…いつから嫌われてたんだろ…本当は私の事憎くて憎くて仕方なかったのかな…ママはどうして平気だったの?どうやって傷つかずにいたの?ねぇママ…) もしかしてママも泣いてたの?星野アイもただの弱い女の子だった?」 ≫関連記事: 【推しの子】キャラクター一覧 【推しの子】主題歌一覧 【推しの子】コミックス一覧 | |||
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