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OSHI NO KO | |||
原作(Original Story): 赤坂アカ × 横槍メンゴ 【推しの子】 第140話ネタバレ | |||
第140話 | |||
サブタイトル | 正しいですか? | ||
配信日 | 2024年2月15日 | ||
ヤングジャンプ | 2024年11号 | ||
単行本 | 14巻 | ||
登場人物 | 神木輝 星野アイ 姫川愛梨 | ||
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星野アイ「えっ、自転車で来たの?電車使えば良いのに」 神木輝「いやまぁそれなんだけど…」 星野アイ「お小遣い少ないの?」 神木輝「皆が皆お小遣い貰える訳じゃないから」 星野アイ「私とおんなじだ。アイドルやったら?多少は稼げるよ?」 神木輝「からかわないでよ」 星野アイ「?冗談じゃなくて。私の演技って違和感あるんだって。もっと普通に出来ないのって言われるんだ。どうしたら良いと思う?」 神木輝「いや、どーしようもないでしょ」 星野アイ「ええっ、なんでよ」 神木輝「だってアイってすこぶる変人なわけじゃん。変人が普通をやったらそりゃ変人になるでしょ」 星野アイ「何それ…変人は君でしょ!私は君ほど変な人見たことないもん」 神木輝「いや絶対アイの方が変だから!百歩譲って僕が変だとしてもアイの方が絶対変だから」 星野アイ「私のどこが変だって言うの?」 神木輝「普通の人は“私の家まで演技教えに来て”なんて言わない。普通教わる側が来るべきでしょ」 星野アイ「一理ある。でもツッコむべき所は別じゃない?ふつーだったら“男を家に簡単に招いちゃ駄目”とか言うべきなんじゃない?」 神木輝「そうなの?」 星野アイ「ほら、君の方が変だよ」 神木輝「納得いかない。アイなんて靴下左右違うし、何なら穴空いてるし!いつも靴の底べろんべろんだしさー…足下だけでよくこんなツッコミ所作れたもんだよ。もう少し身なりに気を使った方が…」 星野アイ「やだよ」 「最近のアイなんか感じ変わったね。服もなんかちゃんとしてたし…」 「爪にコート塗ってた」 「毎日違う靴じゃない?」 神木輝「なんかすごいお洒落な店だね」 星野アイ「ふふん、Pが教えてくれた店だからね。ギョーカイ人御用達ってヤツ?飲み物何頼む?」 神木輝「僕は水で」 星野アイ「好きなの頼みなよ。私の方がおねーさんだからさ、奢っちゃう。稽古見て貰ってるお礼もしたいしさ」 神木輝「そんないいよ…!だってこの店高いでしょ!」 星野アイ「んーこの店はちょっとしそうだね。一人頭5000円はしそうだね。大丈夫ATMで1万円下ろしてきたから」 神木輝「こんなご飯食べたの初めてだよ。美味しかったー…」 星野アイ「ヒカルは可愛いなぁ」 神木輝「子供扱いしないでよ」 星野アイ「しちゃうよ。さっきだってさりげなくトマト私に寄こしてさ、嫌いな食べ物がトマトなんてさー子供でしょー?」 神木輝「アイは…僕とご飯食べて楽しかった?」 星野アイ「うん」 神木輝「(本当はトマトは好物。本当はあの店にも愛梨さんと行った事がある。本当はお小遣いもちゃんと貰ってる。僕よりアイの方が変人だなんて思ってない。本当はこういう行為が気色悪くてたまらない。愛梨さんが只の児童性愛者だって分かってる)」 神木輝「(これで合ってますか?なんにもない僕が誰かに愛されるためにすべきことはこれで合ってますか?僕はちゃんと可愛いですか?なんにも分かってない純粋な少年ってこんな感じですよね?僕がつくべき嘘はこれで正しいですか?この嘘は一度だってバレた事がない。皆、綺麗に騙されてくれる。今までも、きっとこれからも)」 神木輝「僕は全然大丈夫なので」 星野アイ「それも嘘?分かるよ。私とおんなじだもん。嘘つきの目。人を騙すのが得意な目」 ≫関連記事: 【推しの子】キャラクター一覧 【推しの子】主題歌一覧 【推しの子】コミックス一覧 | |||
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