【推しの子】18話 | 第2期7話『太陽』ネタバレ | OSHI NO KO

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原作(Original Story): 赤坂アカ × 横槍メンゴ TVアニメ【推しの子】第18話ネタバレ
推しの子第2期7話／第18話
サブタイトル	太陽
放送日	2024年8月14日
原作	第59話 - 第61話
OPテーマ	ファタール (歌: GEMN)
EDテーマ	Burning (歌: 羊文学)
キャスト	役：声優
	星野アクア：大塚剛央星野ルビー：伊駒ゆりえ有馬かな：潘めぐみ黒川あかね：石見舞菜香姫川大輝：内山昂輝鳴嶋メルト：前田誠二鴨志田朔夜：小林裕介鮫島アビ子：佐倉綾音金田一敏郎：志村知幸
あらすじ	幼い頃、かなに憧れて演技の世界に飛び込んだあかね。だが、そこで目にした厳しい現実……以来、あかねは努力を重ね続けてきた。そしてついに、待ちわびた真っ向勝負の時が来る！
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第18話太陽有馬かな「よくも私の身内を痛めつけてくれたわね」鴨志田朔夜「これ以上先に攻め入ると言うなら我々渋谷クラスタが黙っていませんよ」鴨志田朔夜「(チッ、効果音とセリフが被った。言い直すか)」有馬かな「ごちゃごちゃうるさいわね。只の肉塊になればその口も静かになるのかしら。渋谷クラスタなんて知った事じゃない」鴨志田朔夜「(アドリブ！こいつ…圧倒的に受けが上手い)」金田一敏郎「(観客が聞こえなかった渋谷クラスタという初出ワードをつるぎが言いそうなセリフに再構築、間の取り方も自然だ)」鴨志田朔夜「(さすが年齢＝芸歴の役者は違うな。どんな無茶をしても受けてくれそうな安心感がある。こんなに演りやすい相手は初めてだ)」星野アクア「新宿クラスタ、厄介な奴らみたいだな」鴨志田朔夜「何も考えてないバカの集まりですよ。全員倒せばそれでいいと思ってる。どうします？あいつら攻めてきますよ」星野アクア「俺は姫の懐刀だ。持ち主の指示に従うだけ」鴨志田朔夜「君に意見を求めたのが間違いでしたね。少しは人間味というものを持ったらどうですか」鴨志田朔夜「鞘姫様、ご決断を…」鮫島アビ子「(ここは脚本リテイクで最も変わった部分…長めだった鞘姫のセリフはカット、動きだけでボスとしての威厳、新宿との対立を表現して欲しいシーンなのだけれど…)」黒川あかね「刀を抜けば血が流れる。ですが戦わねば守れないものもあるのでしょう。合戦です」鮫島アビ子「(カットされた鞘姫の想いもこの演技なら伝わる。前の脚本にあった矛盾点が全部クリアされてる。あの子凄い)」有馬かな「(相も変わらず私の演技が正しいみたいな顔してくれて…何がそんなに気に入らないのかしらね) 刀を抜きなさい」黒川あかね「貴方にはこれで十分です(負けないよ、かなちゃん。私は貴方が居たからここに居る。昔のことなんて貴方は覚えても居ないんだろうけど、ずっとずっと何年も私はこの時を待っていた)」黒川あかね《巻き戻し！巻き戻してママ》あかねの母《あかねは本当にかなちゃんが大好きねぇ》黒川あかね《だってすごいんだよ。10秒で泣ける天才子役なんだよ。可愛くてお芝居も上手でっ》黒川あかね《おとなあいてでもハキハキお喋りできてっ…すごいなぁ…すごいなぁ…》あかねの父《なら、あかねも演技やってみるか？》あかねの母《あらっ良いじゃない？こないだ児童劇団のパンフレットもらったのよね》黒川あかね《わたしはできないよ…わたしは人見知りだし…こわがりだし…なんにもできないし》あかねの母《そういう引っ込み思案な所も治るかもよ》あかねの父《そうそう、かなちゃんとお友達になれるかもしれないぞ？》黒川あかね「(かなちゃんとお友達になれたら幸せで死んじゃう)」黒川あかね「(かなちゃんみたいになりたくてたくさん頑張って)」黒川あかね「(かなちゃんに近づくためにそれを目標に…)」『オーディション会場』「あら、あかねちゃんママ」「笑美里ちゃんママ」黒川あかね「(本当に大好きだった。初めてかなちゃんとあったあの日までは)」「(あの帽子は…)」黒川あかね「あっ、ありがとうございます」「かなちゃん緊張してるの？」黒川あかね「あっ、えっと、わたしは…」「安心して。かなちゃんを選ぶことはもう決まってるから。これ形だけのオーディションだから、かなちゃんはリラックスして」有馬かな「私がどうかしたの？」「あれ？かなちゃん…」黒川あかね「(かなちゃん、ほんもの…)」「やっべ…」黒川あかね「えっと…わたしかなちゃんのファンで」有馬かな「…みたいね」黒川あかね「あの人変な事言うんだよね？このオーディション、かなちゃんを選ぶことはもう決まってるって。何かの間違いだよね？かなちゃんはそんなズルしないよね」有馬かな「してたらなんなの。知らないなら教えてあげる。こういうのを出来レースって言うの。一応、オーディションしたって体裁で箔を付けるけど、本当は最初から私を選ぶ事も全部決まってるのよ」黒川あかね「かなちゃんはそれで良いの？」有馬かな「良いに決まってるでしょ。仕事貰えるんだから」黒川あかね「オーディションて良い演技した人を選ぶものでしょ？演技を見る前から…」有馬かな「分かんない子ね。こんな端役、そこそこ演技出来れば誰でもいいの。だったら知名度ある私を使うのは普通の事。要はお金になるかどうかだけ」有馬かな「良い演技する子役より有名な子役を使う方が視聴率取れる。だったらそっちの方が良いでしょ。演技なんかどーでも良いの！」黒川あかね「ちがうよ。ちがうでしょ？かなちゃん本当はそんなこと思ってないでしょ？演技がどうでもいいなんて…だってかなちゃんは」有馬かな「分かった様な事…」有馬かな「なによその帽子！」有馬かな「馬鹿みたい！私はアンタみたいなのが一番嫌い！私の真似なんかするな」黒川あかね「(どうしてそんなこと言うの？)」黒川あかね「(分からないからたくさん勉強したよ)」黒川あかね「(今ならかなちゃんがどうしてあんなこと言ったのかちょっとだけ分るよ。怖かったんだよね？ちょっとずつ減っていく仕事…)」黒川あかね「(歌とかの方がお金になって大人がそれを褒めてくれるから…自分を見て欲しかったんだよね？必要とされたかったんだよね？)」有馬かな《星は一人じゃ輝けない。私は星を照らす存在になれたらって思うんです》黒川あかね「(周りと歩幅を合わせて息を合わせて周りが求める仕事をちゃんとこなして、皆と一緒に生きていこうと思ったんだよね？)」黒川あかね「(そんなの駄目だよ？)」黒川あかね「(そんな演技、違うよ？)」黒川あかね「(私が大好きだったかなちゃんはもっと身勝手で圧倒的な役者だったよ？)」黒川あかね「(星を照らす存在なんかじゃない。自分自身が眩しく輝く太陽みたいな演技してたよ？)」黒川あかね「(今のかなちゃんは嫌い大嫌い。周りの大人に潰されちゃったんだよね？皆と合わせろって…)」黒川あかね「(かなちゃんがするべき演技はもっと身勝手でかっこよくて凄い周りを全部食べちゃう様な演技でしょ？)」黒川あかね「(周りに合わせてちゃ駄目。周りに合わさせる位じゃないと…)」黒川あかね「(見ててね。私もちょっとだけ出来るようになったんだよ？周りを食べちゃう様な演技)」黒川あかね「(私は私が一番目立つ様に戦う。だから一緒にぶつかってきてよ)」有馬かな「(これだけの役者が居る中で全員が平等な演出の場面なのに間違いなく今この子が主役だ)」有馬かな「(楽しい演技してくれるじゃない。まあよくも活き活きと)」有馬かな「(そう、勝負したいのね。それとも一緒に踊りたいの？それはとても楽しそうな提案だわ。私もアンタと白黒つけ…)」黒川あかね「(なんで急に…)」五反田泰志「(やっぱり有馬は良い受けをする。前に出た黒川に対し有馬が一歩引くことで黒川の存在感が増す。黒子の様に存在感を消し舞台装置に徹する。作品的に正解。ディレクション側からしたらこれほど使いやすい役者は居ない)」有馬かな「(そう、これが正しいの。黒川あかねが良い演技をするなら、コッチはそれを立てる演技をしてあげるべき。作品がよくなるのが皆の幸せ。自我は要らない。これが私のやり方)」有馬かな「ほら、照らしてあげるからもっと耀きな」黒川あかね「(違うよ。そうじゃない。どうしてそんな演技をするの？私がかなちゃんと真正面から演りたかっただけなのに…そんな演技させるつもりじゃなかったのに)」黒川あかね「私が間違ってたのかな…これじゃ私がただ出しゃばっただけじゃない。自分勝手で…わがままで…ごめん…」星野アクア「それで良い。有馬の奴、腹立つ演技してんな。小器用に自分が作品の質高めてるみたいな顔して」星野アクア「あいつは自分を分かってない」星野アクア「有馬は私を見ろって顔してる時が一番輝いてるのに…」星野アクア「有馬に勝ちたいって言うならこのままで良いけどな」黒川あかね「そういうのじゃないのわかるでしょ？私が勝ちたいのはそういうかなちゃんじゃない。本気のかなちゃんに勝ちたいの」星野アクア「そうか…だったら前に引きずり出すぞ、俺たちで」 ≫関連記事：【推しの子】キャラクター一覧【推しの子】主題歌一覧【推しの子】コミックス一覧
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