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OSHI NO KO | |||
原作(Original Story): 赤坂アカ × 横槍メンゴ TVアニメ【推しの子】 第20話ネタバレ | |||
【推しの子】第2期9話/第20話 | |||
サブタイトル | 夢 | ||
放送日 | 2024年8月28日 | ||
原作 | 第65話-第67話 | ||
OPテーマ | ファタール (歌: GEMN) | ||
EDテーマ | Burning (歌: 羊文学) | ||
キャスト | 役:声優 | ||
星野アクア:大塚剛央/内山夕実 星野ルビー:伊駒ゆりえ 星野アイ:高橋李依 有馬かな:潘めぐみ 黒川あかね:石見舞菜香 MEMちょ:大久保瑠美 姫川大輝:内山昂輝 鳴嶋メルト:前田誠二 鴨志田朔夜:小林裕介 鮫島アビ子:佐倉綾音 雷田澄彰:鈴村健一 GOA:小野大輔 金田一敏郎:志村知幸 雨宮吾郎:伊東健人 鏑木勝也:てらそままさき | |||
あらすじ | 過去を思い出しながら、痛々しくも迫真の感情演技を見せるアクア。悔しさ、悲しさ、そして救えていたらという叶うはずもない夢……すべてを利用して、アクアは演じきる──! | ||
第20話 夢星野アイ「アクア凄かったね。すごく気持ち悪くて良い演技だったよ。天才」 星野アクア「子供に言う感想か?」
星野アイ「本当に凄いよ。アクアならきっと誰より凄い役者になれる」 有馬かな「(アクアの感情演技!大切な人を失って怒りと悲しみに駆られる刀鬼。凄い)」 有馬かな「(でもどうしてそんなに痛々しく辛そうな)」 姫川大輝「戦いは終わりだ。ケガ人は医者に連れてけ」 鴨志田朔夜「遅いよ。失血が多すぎる。鞘姫は助からない」 有馬かな「まだ…これは傷移しの鞘。自分が負った傷を配下に移し替える事の出来る支配者の力」 有馬かな「でもこの子はその力を仲間の傷を自分に移し替えることに使っていた」 姫川大輝「こういうことだろ」
鷲見ゆき「本当にあかね?って思ってた」 熊野ノブユキ「こうして見るといつもの黒川だけど舞台の上ではまるで別人だよな」 森本ケンゴ「今日から黒川サンて呼んでいい?」 熊野ノブユキ「いや天才」 鷲見ゆき「ヨッ天才役者」 黒川あかね「やめてよー私なんかまだまだだなって改めて思い知らされてばかりで…」 黒川あかね「本当の天才ってのは姫川さんとか…有馬かなみたいな人を言うんだよ…」 鷲見ゆき「ええっ!?どうしたの!?いい演技だったよ!?」 黒川あかね「もっとうまくなりたい」 有馬かな「つっかれたー!早く家帰って靴脱いで寝っ転がりたーい。久々に疲労感にシッと来たわー…こんなのあと一か月もやんなきゃいけないの?今日以上の事そうそうできないって」 MEMちょ「お疲れの所申し訳ないけど、この後事務所でユーチューブの動画撮るからね」 有馬かな「うぇー」 星野ルビー「先輩いって本当に役者なんだね。私舞台とかよくわからないけど、本当に凄い役者なんでしょ?」 有馬かな「何今更…」 星野ルビー「子供の頃から演技の天才なんでしょ?」 有馬かな「ふふん、そーね、私は…」 有馬かな「私は天才なんかじゃ無いわよ。実際に天才て言われる人を見ればわかる。私は必死に食らいついてるだけ。板の上で好き勝手やって天才ぶるのは割と簡単なこと。吹っ切れた演技って分かりやすいから。本当に難しいのは…(あの時の黒川あかねは異質だった。鞘姫の演技だけじゃなく別の何かも乗っていた。私には真似できない演技…途轍もない存在感。それを切っ掛けにアクアの演技が振り切れる程の)」 鏑木勝也「聞いたよ金ちゃん。演出プラン直前に組み直したんだって?金ちゃんが役者に好き勝手させるの好きだとは知ってるけど、現場を困らせちゃいけないなぁ」 金田一敏郎「仕方ないだろ。姫川は映画の撮影と並行で稽古、鴨志田も別の舞台の合間を縫って、みたに至ってはドラマ2本掛け持ち中稽古をしてた。全体の構成を調整するタイミングがなかった。それに今回の舞台は十代が多かった。稽古期間に伸びる奴が多かったんだよ。本番中、化ける奴も居るくらいに」 鏑木勝也「有馬くんのことかな?彼女にはあまり期待をしていなかったけど、若い子には何が起こるか分からないからいいね。アイドル活動が別の視点を与えたのか、それとも彼氏でもできたのかな?僕は思うんだよ。これだけ可愛い子がいる業界で、その中でも特別に可愛いと言われる子が生まれるのはなぜなんだろうって」 金田一敏郎「なぜなんだ?」 鏑木勝也「ずばり可愛さの説得力さ。有名なアイドルグループに所属していたり、何か賞を獲ってる子は実物以上に可愛く見えるものだろう?それと同じ」 鏑木勝也「私は特別に可愛いという嘘を信じさせてくれる説得力。僕はそれをスター性と呼んでいる。あの時の彼女にはそれがあった。もし有馬かなが本物なら…ふふふ」 金田一敏郎「気色悪い笑い方するな」 鏑木勝也「いや何、ちょって面白いこと思いついたもんで。金ちゃんはどの子が有望株だと思う?」 金田一敏郎「良くも悪くも完成していた黒川が最後に面白い演技をした。成長の切っ掛けを得るかもしれない。あと個人的に気になるのは…」 「雷田さん、出版社の方々呼んでますよ」 「つかれたーっ!この舞台消費カロリー高いのよ」 みたのりお「おしおし今日も良かったぞ。じゃあ飲み会に行くか」 「ええっ今日も!?」 星野アクア「舞台人は飲み会好きだよな」 みたのりお「姫川も行くだろ?」 姫川大輝「んーそうだな…たまにはオッサンも行く?」 金田一敏郎「オッサンが居たら気を使うだろ。若者だけで楽しんでこい」 黒川あかね「気なんて使いませんよ。一緒に行きましょう」 金田一敏郎「んー…なら行くか」 有馬かな「私はこういう飲み会とか騒がしくて苦手なのよね。アクアはどうするの?私は帰って休み…」 星野アクア「行く」 有馬かな「やっぱ私も行く」 有馬かな「だからね!?役者も一人の作家であるべきなのよ!その場その場をミスしないように演じるんじゃなくて作劇的な盛り上げに加担しなきゃいけないわけ」 星野アクア「(金田一敏郎…劇団ララライの代表兼演出家でこの劇団に長く籍を置いている)」 鏑木勝也《そこだろうね。アイが恋をしたのは》 星野アクア「隣いいですか?」 金田一敏郎「星野…芝居少しずつ良くなってきているな。このまま千秋楽まで気張れ」 星野アクア「ありがとうございます。金田一さんてララライにいつ頃から居るんですか?」 金田一敏郎「最初からだ。ララライは元々演劇専門学校で芝居やってた奴等が自分達でサークル演劇を立ち上げた所から始まっている。俺も立ち上げメンバーの一人」 星野アクア「演劇学校の演劇とサークル演劇って違うんですか?」 金田一敏郎「まぁ学校によるが…専門学校は教員主導、サークル演劇はOBや外部の講師を自分たちで呼ぶ。やりたいことをやりたい身勝手な奴らでララライを立ち上げたワケだ。最初は人を集めるのも大変でな、ワークショップで集めた人材使って何公演か回して…まぁあれは失敗だったがな。もうやらん」 星野アクア「失敗…ですか?詳しく聞きたいですね」 金田一敏郎「若い頃の失敗だ。詮索するな」 星野アクア「教えてください」 金田一敏郎「駄目だ。子供にするような話じゃない」 姫川大輝「任せろ。俺もオッサンの失敗は気になる」 姫川大輝「金田一さん、ヤサ変えて飲みましょう。いい店があるんです」 姫川大輝「このままあの人潰して」 「おっけ」 姫川大輝「男ってのは可愛い女の子に注がれた酒は飲み干すもんだ。酔わせてオッサンの恥ずかしい過去とやらを引き出すぞ」 星野アクア「やり口悪いな」 「金田一さん、この子、役者なんだけど使ってあげてよ」 金田一敏郎「んー…機会があったらな」 星野アクア「ここはどういう店なんです?」 姫川大輝「モデルとかアイドルとか顔が良くても食えない奴は多い。そういう奴が事務所に内緒で働く店だ」 姫川大輝「会員制だからバレるリスクも少ない。結構多いぞ、こういう店」 星野アクア「その感じ割と通ってる感じですね」 姫川大輝「まぁな。俺、かわいい女の子好きだから。結局、俺らは口の堅い同業者としか遊べないからな。共演者と色恋も面倒が多い。カジュアルに遊ぶならこういう場所が丁度言い訳だ」 星野アクア「オレンジジュースください」 「おっけ~」 金田一敏郎「オイ、飲んでねぇな姫川…」 姫川大輝「やべぇ、バレた」 金田一敏郎「この恩知らずがぁ…ここまで育ててやった義理も忘れてぇ…飲めぇ」 姫川大輝「はいはい飲みますって」 星野アクア「2人はどういう関係なんです?」 星野アクア「養護施設…」 金田一敏郎「欠けてる奴は良い。欠けてる部分を求めるように技術を吸収していく。姫川がまさにそうだった」 姫川大輝「人聞きの悪い」 金田一敏郎「だってそうだろうが。星野、お前もそうだ。お前たちの芝居は似ている」 金田一敏郎「欠けてる人間の演技だ。マトモな人間じゃない奴が真人間のフリをしている。人とは違うから周りを観察して世の中に順応しようとしてきた奴の芝居」 姫川大輝「たしかに…そのケはあるかもね」 金田一敏郎「星野…お前はつまらん芝居をする奴だと思った。だが終盤の演技、本物の感情が見えた。あれは本物の奴だ。面白い」 金田一敏郎「まぁ俺の指導が良かったんだな」 姫川大輝「すぐ自分の手柄にするじゃん」 金田一敏郎「何おう…なんにもなかったコイツを売れっ子まで育ててやった。なのに飲まねぇ…飲め飲め」 姫川大輝「しまった飲ませすぎた」 ≫関連記事:星野アクア「別にいいですよ。今日は貴方と話がしたかったんです。このタイミングを待っていました」 星野アクア「これを」 【推しの子】キャラクター一覧 【推しの子】主題歌一覧 【推しの子】コミックス一覧 | |||
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