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Detective Conan | |||
原作(Original Story): 青山剛昌(Gosho Aoyama) TVアニメ『名探偵コナン』 第1134話ネタバレ | |||
名探偵コナン 第1134話 | |||
サブタイトル | ポジティブ男の災難 | ||
放送日 | 2024年9月14日 | ||
原作 | アニメオリジナル | ||
脚本 | 扇澤延男 | ||
OPテーマ | Unraveling Love ~少しの勇気~ | ||
EDテーマ | 夢で逢いましょう | ||
キャスト | 役:声優 | ||
江戸川コナン:高山みなみ 吉田歩美:岩居由希子 円谷光彦 :大谷育江 小嶋元太:高木渉 灰原哀:林原めぐみ 目暮十三 :茶風林 高木刑事:高木渉 間小吉:島崎信長 小宝粘二:小松忠法 今泉照代:江森浩子 多羅尾靖:星祐樹 | |||
あらすじ | コナンたち少年探偵団は、人が好い男性・間小吉と知り合う。間の自宅アパートに向かっていると、隣人の小宝粘二と大家の今泉照代が言い争いをしていた。小宝の部屋に空き巣が入り、警察に通報するか否かで揉めていたのだ。今泉は借り手がつかなくなると止めようとするが、間の説得もあり通報することになる。やってきた警察に疑いの目を向けられた間。指紋を提出し潔白を証明しようとするが、翌日やって来たのは捜査一課で…… | ||
ネクストコナンズヒント | |||
第1134話 ポジティブ男の災難間小吉「俺たまにこうして買い出しに出る以外は部屋にこもってひたら書いてるんだよね」円谷光彦「でも一度も原稿が売れたことがなくてメゲません?」 間小吉「勤めてた会社が潰れた時、神様が応援してくれてるんだとさとったんだ。書く時間を作ってやったから書きまくれ。必ず売れるって」 間小吉「あれは…大家の今泉照代さんと隣の部屋の小宝粘二さんなんだけど…」 間小吉「何を揉めてるんですか?」 今泉照代「ああ間君。空き巣に入られたらしいのよ小宝さん」 小宝粘二「今出張から帰ったら部屋が荒されてて」 小宝粘二「だから110番しようとしたら反対するんだ。警察なんか呼んでくれるなって」 今泉照代「だって警察なんかに来られたら…」 間小吉「そうか、わかった!反対するのはアレのせいですね?泥棒に入られる物騒なアパートと知られたら、借り手がつかなくなるからと」 今泉照代「…そうよ!そうそれ」 間小吉「でも犯罪を警察に隠すわけにはいかないでしょう。すぐ通報してください今泉さん。大丈夫です。いいアパートなんだから借り手もつきますって」 間小吉「えっ!?俺を疑ってるんですか?」 刑事「いえ。ただ、親しくされていたのなら、小宝さんが部屋に現金を置いていたのもご存じだったかと」 間小吉「疑うなら採ってください!俺の指紋」 今泉照代「間君!」 刑事「ご協力ありがとうございます。ではこちらにお願いします」 『翌日 日曜』 コナン「空き巣事件にどうして高木刑事が?」 高木刑事「いや、今日はその事件とは別件なんだ」 高木刑事「間小吉さんですね?警察ですが」 目暮警部「一週間前に起きた殺人事件のことでお伺いしました」 間小吉「はい?」 高木刑事「頭部を殴打して気絶させたうえでの絞殺で、死亡推定時刻はその日の昼頃」 高木刑事「凶器のナイロンロープが現場近くで発見され、そのロープから犯人のものと思われる指紋も拾えました」 高木刑事「ただ、前科者にも多羅尾のユスリ被害にあっていた人達の中にも該当する指紋の人物はおらず、捜査が行き詰っていたところに」 高木刑事「昨日、米花署から連絡が入ったんです」 目暮警部「空き巣事件で採らせて貰った君の指紋が問題の指紋と一致したのだと」 間小吉「あ…これ俺のだ」 今泉照代「あ…!」 間小吉「あれは十日ぐらい前かな…北海道のばあちゃんから食品が送られてきて、それに掛かってたロープなんです。ほどいたんだから俺の指紋が付いてて当然で」 間小吉「その後そのロープはゴミ袋に入れて捨てたんだから」 間小吉「それを誰かがこっそり持ち去って…殺害に使ったんですよ。きっと」 吉田歩美「だって小吉さんが殺人なんてするってとても思えないし」 高木刑事「間さんは毛塚町の毛塚中学校の出身ですよね?多羅尾さんもそうで、あなたの一学年上です。多羅尾さんはその頃から恐喝などを重ねていたようで、あなたも被害に遭い、恨んでいたのではなですか?」 間小吉「その人が同じ中学校なんて今初めて知ったんだしっ!」 今泉照代「でも間君!あなたのアリバイさえ証明できれば」 間小吉「無理です。一日中この部屋にこもって書いているのはご存じじゃ…」 今泉照代「けど、先週の日曜なら珍しく朝から出掛けてたじゃない」 間小吉「あの日か!なら俺、アリバイがあります。パチンコしてたんです」 間小吉「一日中、駅前の$箱天国で!」 高木刑事「その店で一応確認は取りますが、防犯カメラに映っていたとしてもそのアリバイだけでは…」 間小吉「何でですか?」 目暮警部「君には兄弟がいるよね?大吉君という一卵性双生児のお兄さんが」 目暮警部「場所を変え、お話の続きは署の方でお聞きします」 高木刑事「多羅尾靖のユスリ被害にあっていた人の中に米花町の住人は一人もいなかったよ。それと真犯人が別にいて間小吉さんを犯人に仕立てようとしたというのは成立しないんだよ」 コナン「え、どうして?」 高木刑事「凶器のロープに付いてた間小吉さんの指紋だけど、ベタベタいっぱい付いていたんじゃないんだ。拭い消そうとしたらしいんだけど、拭い損ねが残っていたんで、部分指紋が採取できたんだ。犯人役に仕立てたいなら、せっかくの指紋を消そうとするわけないよね?」 コナン「そうだね…」 今泉照代「間君…アリバイがあるのに疑われるなんてねぇ…」 今泉照代「あのアリバイは確かなのよ。あの朝、あたしが間君を追い出したんだから」 今泉照代《言おうと言おうと思ってたんだけど、部屋にこもっててもいいものなんて書けないって間君!人がいっぱいいる所で人間を観察してこなきゃ》 間小吉《なるほど。俺にはそれが欠けてたんですね。間小吉、人間観察に行って参ります!》 今泉照代「なのに双子だったばっかりに…ハァ…」 コナン「もしかしたら逆なんじゃ…!いいか」 コナン「みんなで手分けして調べるんだ」 高木刑事「決定的な決め手がないので警察としても身柄を拘束するわけには…明朝また迎えに来ます」 コナン「待って高木刑事。話があるんだけど」
コナン「ボク達は間さんは真犯人にハメられたんだと思ってたんだ」 高木刑事「コナン君…だからその推理は成立しないよ」 コナン「指紋が拭われてたからでしょ!?でもそれで気付いたんだ。逆なんじゃないかって」 コナン「真犯人は間さんを犯人役に仕立てようとしたんじゃなく、万が一にも間さんに疑いがかからないようにしたんだよ。そのためにロープに付いてる間さんの指紋を拭いて消そうとしたし」 コナン「犯行当日、間さんに確実なアリバイができるようにもしたし、空き巣事件が起きた時には警察を呼ぶことにも反対した」 コナン「だってな?元太」 小嶋元太「前に空き巣に入られた時、警察を呼んだらアパートの住人も疑われて指紋を採られたっつうから今回もそうなったら困るつうか…コ…コナン続けろ」 コナン「もし拭き損ねた指紋がロープに残ってたら間さんが疑われる。だから指紋を採られないよう警察を呼ぶことに反対したんでしょ?大家の今泉照代さん?多羅尾さんを殺害したのは大家さんだったんだよね」 今泉照代「この子、いきなり何を言いだすのか…」 灰原哀「非力な高齢女性でも可能な殺害方法として気絶させたうえでの絞殺でと決めたんでしょうね」 コナン「あなたは凶器を手に入れようとしたんだけど、どこの店にも防犯カメラがあるから上手くいかなかった」 コナン「それでゴミ置き場で目にしたロープを使おうと思ったんだね」 コナン「だけど、それが間さんの出したものと知っていたので、間さんに疑いが掛からないよう指紋を拭ったんでしょ」 コナン「そしてあなたは事件当日、間さんに確実なアリバイを作らせておき、多羅尾さんの頭を殴って気絶させ」 コナン「絞殺した」 コナン「殺害動機まではわからないんだ。でも恐らく2年前にご主人が亡くなったことと関係があるんじゃないかな?」 円谷光彦「ご主人のお墓にお参りに行ってますよね。命日じゃないのに。多羅尾靖さんが殺害された翌日に。たまたま出くわしたご近所さんに近くまで来たついでにって言ったようですけど」 コナン「本当は無念を晴らせたことを報告するためだったんじゃない?」 今泉照代「2年前、可愛がっていた姪っ子が多羅尾靖にタカられたんです。それで心が空ろだったんでしょうね」 今泉照代「車にはねられて亡くなった。事故死だけど原因は多羅尾にあると、主人と一緒に抗議に行ったら多羅尾は笑い飛ばしました」 今泉照代「確かに因果関係は証明のしようがなく、その悔しさで主人はお酒を飲みに行き、寄って過って石段を踏み外して亡くなりました」 今泉照代「それから2年経った先日…大笑いしている多羅尾を見かけた時…逆恨みとは分かっていても」 今泉照代「この男があたしから姪を…そして主人を奪ったんだと思えて…」 間大吉「久しぶりに会いに来てみりゃ何してんだ、んな所で小吉」 間小吉「てか何年かでどうしてそうなっちゃったんだよ、大吉兄ちゃん」 | |||
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