- リンクを取得
- ×
- メール
- 他のアプリ
Detective Conan | |||
原作(Original Story): 青山剛昌(Gosho Aoyama) TVアニメ『名探偵コナン』 第1137話 | |||
名探偵コナン 第1137話 | |||
サブタイトル | 行列店、味変の秘密 | ||
放送日 | 2024年10月5日 | ||
原作 | アニメオリジナル | ||
脚本 | 稲本達郎 | ||
OPテーマ | Unraveling Love ~少しの勇気~ | ||
EDテーマ | 夢で逢いましょう | ||
キャスト | 役:声優 | ||
江戸川コナン:高山みなみ 吉田歩美:岩居由希子 円谷光彦 :大谷育江 小嶋元太:高木渉 灰原哀:林原めぐみ 尾方幸作:佐藤拓也 尾方将司:掛川裕彦 尾方健司:川津泰彦 番場栄一:遠近孝一 黒崎龍矢:間宮康弘 | |||
あらすじ | ラーメン店・尾方軒の味が変わってしまったと深刻な様子で話す光彦、歩美、元太。「秘密を突き止める!」と意気込む三人に連れられ、コナンと灰原はラーメンを食べに行くことになる。尾方軒は大将の尾方将司が始めた店で、現在は一人息子の尾方幸作と二人で切り盛りしている。いつもは行列ができる人気店のはずが、何故かガラガラ。厨房を観察していたコナンは、、大将の様子がどこかおかしいことに気付き……。 | ||
ネクストコナンズヒント | |||
第1137話 行列店、味変の秘密小嶋元太「大変だぞコナン!」 コナン「どうした?」 円谷光彦「なんと米花町屈指のラーメン屋さん、尾方軒の味が変わってしまったらしいんですよ」 コナン「味?」 小嶋元太「俺たち少年探偵団でその秘密を突き止めるぞ!」 「ラーメン5つ!」 円谷光彦「まずは味が変わったのが真実なのか確かめないとですね」 円谷光彦「尾方軒は32年前に大将の将司さんが始めたお店で、現在は一人息子の幸作さんと二人で切り盛りしているそうです」 円谷光彦「やっぱり…なんかいつもと違いますね」 吉田歩美「うん、違う」 小嶋元太「だよな」 尾方幸作「え!?そんなはずねぇんだけどな…」 円谷光彦「そういえば、大将と息子さんってお互い口悪くてよくケンカしてましたね」 小嶋元太「俺も見たことあるぜ」 円谷光彦「まさか息子さんが大将に何かして別人に代役やらせてるんじゃないですかね?」 小嶋元太「よし行くぞ」 吉田歩美「よかった。歩美たちの早とちりだったみたい」 円谷光彦「確かにいつもの大将です」 尾方幸作「もういいから厨房から出て。ダメだよ。危ねぇもんもあるんだから」 コナン「いや、やっぱり大将偽者だよね」 コナン「おじさんの着てる調理服、サイズが合ってないよ」 ナン「それにその指輪、大将はしてなかったと思うよ。たぶん衛生面を気にしてね。おじさん本当は誰なの?」 尾方幸作「ハァ…その人は健司伯父さん。親父の兄貴だ」 尾方幸作「あのわがままクソ親父!4日前に家を出て行きやがったんだ!いつ戻るか分からねぇ。けどこの店には親父が作るラーメンじゃなきゃって客ばかり…」 緒方健司「だから将司がいなくなったことは隠して料理は素人だけど顔がそっくりな私が厨房に…」 円谷光彦「僕らは少年探偵団です」 尾方健司「まあ…けど訳もなく店を空けるなんて初めてじゃないか?」 尾方幸作「ああ。親父は自分の命より店が大事ってタイプだからな」 コナン「待って、この字、わずかだけど小刻みに震えてる」 円谷光彦「誰かに脅されて恐怖に震えながら書かされたんでしょうか?」 吉田歩美「あれ?これって」 尾方幸作「ああああ!何でこんな所に!?」 吉田歩美「お兄さんCD出してたんだ」 円谷光彦「何でやめちゃったんですか?」
コナン「血を拭った跡なんじゃないかな」 方幸作「うーん……」 コナン「じゃあ質問を変えるね。失踪してから厨房の大将、つまり大将のフリをした伯父さんを執拗に見てくる人はいなかった?」 尾方幸作「あ!そういえば一人だけ親父がいなくなった直後から急に店に来るようになって、挙動不審で手には包帯も…」 探偵団「チューチューチュー」 番場栄一「ああー!何もしてないって!やばいとこ見ちゃっただけでしょうが!」 尾方幸作「番場栄一!話してくれ。一体何を見たんだ?」 番場栄一「4日前のことだ」 番場栄一「あれは明らかにヤバい連中だった」 コナン「他に手がかりは?」 尾方健司「黒崎龍矢。将司の一番弟子だった。料理の腕も確かで将司も目をかけてたんだ」 尾方健司「なのに4年前、将司が突然クビに。以来、店には一度も顔を見せてないらしい」 尾方健司「そのせいで道を踏み外したんだろうな。ヤバそうな連中とつるんでるのを何度か見かけたことがあるよ」 灰原哀「そこにいるのは誰?」 尾方幸作「黒崎さん、親父は…」 黒崎龍矢「さあな」 尾方幸作「でもそこの二人がウチに…」 「メシ食いに行っただけさ」 尾方幸作「あれは親父のだ!間違いねぇ」 コナン「大将は自らの意思でここに来たんだ。まず気になったのは表にあった傘だ」 コナン「棚の上には日焼けスプレーや帽子、フェイスカバーまである。そこまで日焼けを気にするってことは、みんな俳優さんなんじゃないかな?それも生傷の絶えない悪役アクション俳優」 尾方健司「クビにされたこと恨んでたんじゃ…」 コナン「あれ黒崎さんのサインだよね?尾方軒にあったのと同じだ。恨んでる人にサイン書くわけないよ」 コナン「大将と黒崎さんの関係は今も良好だと見るべきだ。かつて大将が黒崎さんをクビにしたのも夢だった俳優の道へ進ませてあげるためだったんじゃない?」 尾方健司「じゃあどうして…」 コナン「ここは湯治場。目的は一つ。治療だよ。キッチンにあった大将の中華鍋、僕が片手で持てるほど軽かったんだ。あれって特注品だよね。大将、腱鞘炎なんじゃないかな?他の道具も出しっ放しと言うには整頓され過ぎてた。あれは出しっ放しなんじゃなく収納できなかったのさ。たぶん、背伸びも屈むこともできないほど酷い腰痛のせいだよ」 尾方幸作「じゃあ字が震えたのも…」 コナン「もちろん腱鞘炎のせいさ。壁の穴もよろけてぶつかった時に大将自身がヘコませちゃったものじゃないかな。大将は黒崎さんたち御用達の湯治場に一緒に連れてきてもらっただけ、だよね?」 黒崎龍矢「ああ」 尾方将司「まさか俺なしで店開けるとは思わなかったんだ。それに本当のこといったらお前、店継ぐって言い出すだろ。本心じゃ音楽やりてぇのに俺のために無理してよ」 コナン「幸作さんの唇、マウスピースの痕がついてる。最近またトランペット吹き始めたんじゃない?」 尾方幸作「トランペットはこのためだよ。ウチ、若い客少ねぇだろ?こいつで新規開拓しようと思ってよ」 円谷光彦「再生回数1桁ですけどね」 尾方将司「じゃあ…」 尾方幸作「ああ!音楽に戻りたいなんて思ったことねぇよ。その…やっぱ好きなんだよ、親父のラーメン。だからちゃんと教えてくれよ、作り方」 尾方将司「幸作…」 コナン「ウソだろ…」 | |||
← 第1136話 | 第1138話 → | ||
Detective Conan | |||
アニメエピソード | キャラクター | 漫画 | |
劇場版 | 主題歌 | 名探偵コナン 記事一覧 |