葬送のフリーレン | 第12巻115話『親友』ネタバレ | FRIEREN

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原作(Original Story): 山田鐘人×アベツカサ
葬送のフリーレン 漫画 第115話 扉絵 ヒンメル ハイター FRIEREN Chapter 115
葬送のフリーレン 第115話ネタバレ

葬送のフリーレン 第115話

サブタイトル親友
配信日2023年10月18日
サンデー2023年47号
単行本12巻
登場人物フリーレン
ヒンメル
ハイター
アイゼン

第115話 親友

『平和な世界を切り開く旅の途中です』
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ハイター「ヒンメル!あれだけ意気込んでおいてなんでこんなことになっているんですか!?」
ヒンメル「いくらなんでも数が多すぎる!魔物の巣窟といっても限度があるだろ!死にたくなかったら口より足を動かせ!」
フリーレン「ねぇ」
ヒンメル「なんだフリーレン!話してる暇なんて…」
フリーレン「上空から竜。急降下」
ヒンメル「うぉっ!?」
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ヒンメル「アイゼン!放り投げられた!」
ハイター「アイゼン!くっ…!…いやでもよく考えたら泣くほどのことじゃないか」
フリーレン「あの程度の高さなら無傷だね。それよりも私達の心配をしないと」
ハイター「ヒンメル。このままだと流石に…」
ヒンメル「…よし!」
ハイター「なにか策があるんですか?」
ヒンメル「全力疾走!退却だ!」
ハイター「結局根性論ですか!」
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ヒンメル「なんとか逃げられたな。無事かアイゼン」
アイゼン「うーむ。ふと思ったのだが、正面突破無理じゃないか?」
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ヒンメル「流石アイゼン。丁度僕もそう思っていたところだ」
ハイター「皆そう思っていますよ」
ヒンメル「僕のパーティーは聡明だな。久々にこっそり行くか」
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フリーレン「うん。皆魔力探知に引っかからないね。目視にさえ気を付ければなんとかなると思う」
ヒンメル「ハイターの隠密魔法に頼るのは久しぶりだな。冒険を始めたばかりの頃を思い出す」
フリーレン「初期のダンジョン攻略だね。皆が単純な罠にひっかかって大変だったよ」
ヒンメル「君がそれを言うのか…」
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ヒンメル「よし。村の裏手から侵入するぞ。キーゼルから受け取った村の見取り図は頭に叩き込んだな」
ハイター「なるべく建物の中を通りましょう」
ヒンメル「あれが村長の家か…」
フリーレン「周りに魔物は……!?」
ヒンメル「さっきの竜か!?」
ハイター「建物の中へ!」
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ヒンメル「村長の家の前から動かないな…しばらく様子を見るか」
ハイター「フリーレン、アイゼンとはぐれてしまいましたね」
ヒンメル「まあ心配ないだろう」
ハイター「いえ。あの二人なら強行突破しようとする可能性があります」
ヒンメル「あー…ありえるな。目的地目の前だし。まあその時はその時だ。…ところでこの建物って…」
ハイター「ええ。孤児院のようですね」
ヒンメル「どこも似たような感じなんだな。懐かしいものだ。なんだかんだで楽しかったよな。君は生意気で鼻につく奴だったが、そのくせに世話好きで皆のまとめ役のような存在だった。そういえば僕が勇者になる決意を初めて伝えたのもハイターだったな。君は信じてくれなかったけれども、ここまで付いてきてくれた」
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ハイター「……ヒンメル。一つ謝りたいことがあります」
ヒンメル「路銀を酒代につぎ込んだことか?」
ハイター「それは知りません」
ヒンメル「僧侶が平然と嘘をつくなよ…」
ハイター「勇者になれるはずがないと、偽物の勇者にしかなれないと言ってしまってすみませんでした。それだけがずっと心残りだったんです。あの時はヒンメルを信じてあげるべきでした。親友だったのですから」
ヒンメル「僕はハイターに感謝しているよ。君が信じてくれなかったから僕はここまで来れた。僕は結構負けず嫌いなんだ。それに今は信じてくれている。そうだろう」
ハイター「ええ。もちろんです」
ヒンメル「フリーレン達が押し始めたようだな。血の気の多い奴らめ。加勢にいくぞ」
ハイター「はい」
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アイゼン「また収穫無しとかじゃないよな。もう骨折り損は御免だぞ」
フリーレン「…あ、あった。女神の石碑に関する記述」
ヒンメル「やっと冒険らしくなってきたね」
『寄り道を経て、未来へ帰る方法をついに発見!』
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