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KUSURIYA | |||
原作(Original Story): 日向夏×倉田三ノ路 薬屋のひとりごと〜猫猫の後宮謎解き手帳〜第75話ネタバレ | |||
薬屋のひとりごと 第75話 | |||
サブタイトル | 子昌 | ||
配信日 | 2023年11月17日 | ||
サンデーGX | 2023年12月号 | ||
単行本 | 18巻 | ||
登場人物 | 壬氏(ジンシ) 李白(リハク) 楼蘭(ロウラン) 翠苓(スイレイ) 子昌(シショウ) 神美(シェンメイ) 先帝 | ||
第75話 子昌子昌「(地下の火薬工房が燃えたのか?何故…状況を確かめねば)」 神美「あら。なんなの、今の音?」 子昌「これから確かめるところだ」 神美「なんですか楼蘭、そのはしたない格好は」 楼蘭「お母さまに言われたくありません」 神美「なっ…楼蘭、あなた…母親に向かってなんて口を!」 楼蘭「母親…?そうですね、ここにあるあなた方にも、子どもがいるはずなのに」 「あっ…響迂…響迂はどこに…」 神美「ロ…楼蘭…?」 子昌「(これは…私の娘だろうか。いつも神美に従順で、言うなりに着飾る人形のような子だと思っていた)」 楼蘭「姉さまごめん、遅くなった」 子昌「(いつものことのように手慣れている。神美が翠苓を疎んでいたのは知っていた。しかしこんな折檻を日常的に…?私が宮中に出仕している間に…なんと至らない父親か)」 楼蘭「父さま…最後くらい責任を取ってください…父さまは狸の里の狸おやじです。最後まで化かしていきましょう」 神美「何!?今のは………雪崩!?」 神美「あ、あそこには武器庫があったはず…!あれが埋もれてはどう戦をすれば…」 楼蘭「火薬もありませんよ。燃やしましたから」 神美「なっ…なんてことをッ…!楼蘭、お前なんてことを…何をしたか分かっているの!?」 楼蘭「父さま…勝てぬ相手と分かっていたはずです。母さまは私が見届けますから父さまは、父さまのすべきことをしてください」 子昌「…すべきこと、か (禁軍の灯りはまだ遠い。埋もれた砲や飛発を少しでも掘り出せるだろうか。…ここ数十年、まともに寝れなかった。思えば、二十年前先帝に頼まれた時からだ。彼女を…)」 『回想』 先帝「来たか、子昌」 子昌「(ここ最近急に病弱になられた。しかし何故私室に呼び出しを…)」 先帝「お前に頼みがあるのだ。これを」 子昌「これは…あの娘の記録ですか?」 先帝「ああ…その娘を、妻として迎えて欲しい」 子昌「な…なぜ、私に…」 先帝「大宝と、不義を働いた医官の娘として宮中から追放し、長く苦労を強いてきた……吾子だというのに…本来なら、公主(ひめ)として宮中で何不自由なく暮らしていいたはずの娘なのだ…」 子昌「しかし…私には…」 先帝「もう十八になる…子昌、お前は私の忠臣だ。吾子を妻に迎え、子一族の中で不自由ない暮らしをさせてやってくれ。子が出来たなら、子一族の子として育てて欲しい。そうしたら…お前の望みを叶えてやろう」 子昌「…本当に、叶えてくださるのでしたら…」 『現在』 子昌「(そうして叶えて頂いた、その結果がこれだったとしても) そうだな。私の責任だな」 『禁軍』 壬氏「上手くいったみたいだな」 李白「(こんなとんでもねぇ策が…)」 壬氏「李白」 李白「はっ!」 壬氏「行くぞ」 | |||
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