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Detective Conan | |||
原作(Original Story): 青山剛昌(Gosho Aoyama) 名探偵コナン 第1114話ネタバレ | |||
名探偵コナン 第1114話 | |||
サブタイトル | 執事とお嬢様 | ||
配信日 | 2023年6月14日 | ||
サンデー | 2023年29号 | ||
単行本 | 105巻 | ||
登場人物 | 江戸川コナン 服部平次 大岡紅葉 伊織無我 鶴城議員 鶴城議員の秘書 暴漢 | ||
場所 | 新幹線車内 大岡家の別荘 | ||
第1114話 執事とお嬢様『東京行きの新幹線の中。紅葉を人質に取られ、犯人の指示通りUSBを探す伊織』 📱「おいどうだ?まだUSBメモリーは見つからねぇのか?」 📱伊織無我「ああ。このアタッシュケース本当に後ろの席でお前達が殺した男性の物なのか?」 📱「ああそうだ」 📱伊織無我「他に別の荷物を持っていたとか?」 📱「いや、それだけだ。この新幹線に乗車する所からバッチリ見てたんでな」 📱伊織無我「じゃあ元々USBメモリーなんて持っていなかったのでは?」 📱「そんなはずはねぇ。あの男、日売新聞社に電話して大声で“事件の真相がバッチリわかる特ダネのデータを持って行くから待ってろ”って豪語してやがったからな」 📱伊織無我「(思った通りUSBメモリーの中身は鶴城疑惑の真相がわかる何かの証拠か)」 📱「とにかく終点、東京まで後一時間。余計な事は考えずUSBメモリー探しに専念しろ。大切なお嬢様があの男みたいにならねぇように。脅しじゃねぇぜ?こっちは一人殺っちまって殺しのトリガーが軽くなっちまってるからよォ。あの娘の細ぇ首なんて片手でスパッとだ。まあ気合入れて頑張りな、元公安の伊織さんよ」 伊織無我「(やはりこの声どこかで…あれは確か私がまだ公安だった頃…)」 『3年前』 📱伊織無我「こちら伊織。母屋の方は制圧した」 📱「お前一人でか?流石だな。こっちは人質を取って離れに立てこもってる奴が2、3人いる。加勢に来てくれよ」 📱伊織無我「行きたいところだが、さすがにつかれたよ。少々深手を負ってしまったし…昨夜、別件の資料に目を通していてあまり寝てないんだ。まさかこんなことになるとは思ってなかったんでね。ああ、30分仮眠を取ったら合流する。じゃあ後でな」 伊織無我「(キッチン…ということは…あった。床下収納。仮眠を取るには丁度いい。タイマーをセットして…ふう疲れた…何て日だ…)」 伊織無我「誰だ!?」 大岡紅葉「それはこっちのセリフです。ウチは大岡紅葉。アンタはどちら様ですか?」 伊織無我「紅葉?大岡元総理のお孫さんか。私は公安の伊織という者で」 大岡紅葉「公安言うたらお巡りさん?」 伊織無我「ああまあ…来週、元総理がこの別荘に一週間滞在されるということで、ここの警備体制を練ろうと他の公安警察官と下見に来たんですが、何故か暴漢が大挙して襲ってきてこの有り様というわけです」 大岡紅葉「変やなァ。お祖父様は色んな人から恨みを買うてはるて聞いてますけど、今日は来てはらへんのに」 伊織無我「君は何故ここに?」 大岡紅葉「新しい別荘が出来たみたいやから覗きに来たんです。“どーせやったらいつもお祖父様が使ってはる車で行きたい”ってワガママ言うてなァ」 伊織無我「(それで暴漢連中は元総理が来たと勘違いしたんじゃ…)」 大岡紅葉「アフタヌーンティーを済ませたら帰るつもりやったから、この床下の穴に隠れてお給仕さんをビックリさせようと思てましたのに全然来はらへんくて」 📱伊織無我「こちら伊織。確かお前、裏口の辺りにいたな?」 📱「ああ。今やっと制圧してこれから離れに応援に向かう所だ」 📱伊織無我「じゃあ今から娘が一人勝手口から出て行くから保護を頼む。事情はその娘に聞いてくれ」 📱「了解」 伊織無我「ではそういうことだから勝手口から出て行くといい。じゃあなお嬢さん」 暴漢A「どこだ!?出て来い。隠れても無駄だぞ。本当に孫娘はいるんだろうな?」 暴漢B「ああ。捕まえた運転手が喋ってたからな」 伊織無我「(一時間経ってる?アラームに気づかなったのか!?まさか暴漢たちに加勢が?他の公安警察官は大丈夫なのか!?あの娘は無事に…)」 伊織無我「え? 何故逃げなかったんだ?」 大岡紅葉「だってケガの手当てしてたら悪い人が入ってきてもうて」 大岡紅葉「“大は小を兼ねる”て言いますけど、小も大も兼ねるんです。計量カップやってそうやと給仕さんたちが言うてはりました。お陰で持ってた絆創膏みんな使てしもたけど…時計のアラームも止めさせてもらいました。ぐっすり寝てはったから」 伊織無我「でも何故手当てを?」 大岡紅葉「当たり前です。アンタには元気にウチを守ってもらわなあきませんしなァ。よう喋ってはる人が二人。無口な人が一人。靴の音でわかります。ウチ、かるた得意やから耳が他人よりよう聞こえるんです」 大岡紅葉「さすが公安の伊織さんや。強いなァ」 暴漢「この借りは返すからな!公安の伊織さんよォ!」 『現在』 伊織無我「(やはりこの声、逃げて姿をくらませた暴漢。あの暴漢連中は元総理に不祥事で内閣から更迭され離党させられた鶴城議員の関係者だという疑いがあったが、まさか例の秘書の自殺も……ん?ただのボールペンか…そういえば、遺体のそばにも血が付いたボールペンが…待てよ。確かボールペンの尻のノック棒に血が付いていたが、本体の尻についた血とスキ間があったな。何か書き残した後、それを悟られないようにペン先をしまったんだ。ということは、やはりあの男性の遺体のそばには何か文字が…)」 伊織無我「(ん?ズボンの太ももの部分に不自然な穴が空いている。そうか…ズボンの上からボールペンを刺して手さぐりで何かを書いたんだ)」 伊織無我「ちょっと失礼 (これは速記!?手帳と同じく早稲田式の速記なら…ク、ツ、シ、タ…靴下か)」 📱「どうだ?見つかりそうか?」 📱伊織無我「ちょっと待ってろ」 伊織無我「(左右どちらの靴下にも何も入ってないが右足の甲に妙な跡が…これがUSBメモリーの跡だったならそれは一体どこに…?)」 服部平次「なあ執事さん。オレら飲み物頼むんやけど、アンタも飲むか?飲むんやったらこん中から選んでーな。ジュースがうまいらしいで?」 📱「おい適当に選んで追い払え!」 伊織無我「じゃあそれで」 📱コナン《探し物はコレでしょ?》 服部平次「ジュース言うても色々あるけど、これとかどうや?」 📱コナン《もしそうならこれからボクがする質問に答えてくれる?》 伊織無我「ああそれで頼むよ」 | |||
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