カグラバチ | 第50話『迎撃』ネタバレ | Kagurabachi

Kagurabachi
原作(Original Story): 外薗健(Hokazono Takeru)
カグラバチ 漫画 第50話 ネタバレ 感想 昼彦 Kagurabachi Chapter 50
カグラバチ 第50話ネタバレ

カグラバチ 第50話

カグラバチ 漫画 第50話 ネタバレ 感想 チヒロ Kagurabachi Chapter 50
サブタイトル迎撃
配信日2024年9月23日
ジャンプ2024年43号
登場人物
六平千鉱
昼彦
柴登吾
六平国重
漣伯理
座村清市
漆羽洋児
巻墨 (女)
巻墨 (男)

第50話 迎撃

『チヒロは語る』
六平千鉱「斉廷戦争…18年前、この国は妖刀によって守られた。でも現状、その守られた日本自体が荒んでしまっている。そんな中でもし悪党が契約者達を殺し、妖刀を振るうなんてことになれば取り返しのつかない事態になってしまう。契約者まで死なせちゃだめだ」
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六平国重《俺が英雄だと柴から100回以上聞かされてるようだけどな、ちゃんと覚えとけよ。本当の英雄は俺の信念を汲み実際に妖刀を握り戦場で命を賭けてくれたこいつらだ》
六平千鉱《それも100回以上聞いたけどね》
六平国重《何度でも言うさ》
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漆羽洋児「奴は遠ざけた。これでチヒロも思いきり戦える。こっちはまだ油断できないが」
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漣伯理「敵が来たら俺が守ります!」
漆羽洋児「大変心強い。でもとりあえず安全な場所へ…仙沓寺へ急ごう」
漣伯理「あ、次の駅…仙沓寺からの迎え来てるはずです」
『巻墨の二人』
巻墨(男)「国獄がやられるってよ~相当やべぇよな」
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巻墨(女)「今すべきは心配じゃない。ただ漆羽さん達の命をつなぐこと」
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巻墨(男)「お、来たぞ」
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漆羽洋児「おお“巻墨”の二人か」
巻墨(女)「久しぶりです。とにかくあなたが無事でよかった」
漆羽洋児「この子らのおかげだよ…ほんと。この陣…なるほど、ここからは直行便か」
巻墨(男)「飛びます。座村さんも待ってますよ」
漆羽洋児「座村サン、久しぶりだな」
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漣伯理「ここが…」
『奈良県 古馬山中腹 仙沓寺(せんくつじ)』
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巻墨(男)「作戦は聞いてる。あなたが妖刀の転送を?」
「そうっす。仙沓寺にも直に敵はくる。それまでに」
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座村清市「久しぶりだなァ。よう漆羽、よく来たな」
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漆羽洋児「座村サン久しぶり」
座村清市「何者だこの…チヒロの香りをまとっているチヒロではないクソチビ」
巻墨(女)「妖刀回収の要ですよ」
漆羽洋児「知ってたのか、チヒロのこと」
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座村清市「いや、俺も戦後十年ほどは何も知らずだ。六平の隠居に関しては相当機密事項だったろうからな。でもたまたま」
漣伯理「俺は!チヒロの友達!あんたのことは聞いてるよ!」
『回想』
『契約者の一人、座村さんには会ったことがある。六平の子であることは隠して柴さんに連れられて外出することが何度かあった』
座村清市「柴じゃねぇか久しぶりだなァ。10年以上か?」
柴登吾「おお座村…なんでこんなとこに」
座村清市「偶々近く通ったら懐かしい匂いがしたんで嗅ぎ辿ってきた」
柴登吾「そんな日本語あんのか」
座村清市「柴、お前と六平の匂い」
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六平千鉱「(父さんが言ってた…この人は目が見えない代わりに他の器官が超人的に優れている)」
座村清市「なるほど。こりゃ六平は今も健在だな。戦後、ヤツが姿を消したのはお前も噛んでたわけか。で、そこのガキは…」
柴登吾「この子は…」
座村清市「六平のせがれか」
柴登吾「いや」
座村清市「誤魔化さなくていい。俺には全て見える。このガキは六平の香りが濃い…ッ!せがれがいたとは意外だが、この香りなら間違いない」
柴登吾「ごめん。十代には衝撃的なキショさやわ。…全部バレバレやな」
座村清市「ともかく六平が一人寂しく過ごしてたわけじゃなさそうで安心したぜ」
六平千鉱「…いつも話を聞いてます。父さんは…妖刀を振るったあなた達こそ英雄だと」
座村清市「英雄…“お前がな”って言っとけ。俺ァまじで振るっただけ。んでお前の名前は?」
六平千鉱「千鉱です」
座村清市「んおぉイイ音だァ」
柴登吾「座村…かなりキモいし、ごめんやけどこれ以上の情報は」
座村清市「わかってるよ。神奈備にも面倒なやつはいるからな。隠してた理由とか諸々理解してるさ」
柴登吾「悪いな。て何してんねん!」
座村清市「表情(カオ)だけ!表情だけ見せろ!」
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『現在』
漣伯理「チヒロ言ってましたよ」
六平千鉱《結構変な人だ》
座村清市「印象的ってことだな。また会いてぇなァ。で、あいつは今どこで何してる。ここに来ると聞いたぞ」
漣伯理「チヒロは…」
「敵」
座村清市「談笑してる暇はねぇか。敵だとよ。全員備えろ」
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巻墨(女)「あなたは治療室へ」
漣伯理「治療って…」
巻墨(女)「あなたの能力が戻るまで数日と聞いてるわ。それを治療によって最小限に短縮する」
漣伯理「治すって言っても身体の怪我とは違うっすよ。頭が変な感じで」
巻墨(女)「私も妖術師よ。そんなことはわかってる。時間がないわ。とにかく寝て」
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『チヒロVS昼彦』
昼彦「妖刀を持つお前が彼らと離れるのは本当に正しい判断だったのかな?漆羽達が向かったのは方面的に…仙沓寺だね。契約者が二人揃い妖刀による警備もなし。格好の的だ。また死体が増える」
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『仙沓寺 治療室』
《契約者(かれら)まで死なせちゃだめだ》
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漆羽洋児「大丈夫だ。治療に集中しろ」
漣伯理「漆羽さん…ッでも」
漆羽洋児「ここの警備は国獄より数段硬い。だがその差は守護者の実力によるものじゃない。もし俺があの人ほど強けりゃ国獄の人間は誰一人失わずに済んだだろう。彼の居る仙沓寺は難攻不落。チヒロが俺たちと別れた根拠はそこだ。そしと反撃に必要なことをする」
漣伯理「(あの人もただの剣術で…漆羽さんがそこまで言うなんて…一体どれほどの)」
漆羽洋児「座村サン!チヒロはすぐに仙沓寺へ来る。毘灼の情報を持って!」
座村清市「そうか…ならせっかくの再会だ。こっちも手ぶらで待つわけに行かねぇなァ」
巻墨(女)「30分。この人の能力を戻す。30分持ちこたえて」
座村清市「安い御用」
『国重の旧友、座村。その実力は!?』
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