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Kagurabachi | |||
原作(Original Story): 外薗健(Hokazono Takeru) カグラバチ 第51話ネタバレ | |||
カグラバチ 第51話 | |||
サブタイトル | 座村 | ||
配信日 | 2024年9月30日 | ||
ジャンプ | 2024年44号 | ||
登場人物 | 六平千鉱 昼彦 柴登吾 六平国重 漣伯理 座村清市 漆羽洋児 巻墨 (女) 巻墨 (男) | ||
第51話 座村『少年の日。座村と会ったチヒロ…』 柴登吾「座村悪いな。家あげてもろて」 座村清市「誘ったのは俺だ。せっかく六平の倅に会えたのに挨拶だけってのァつまらねぇしな…幾つだ」 柴登吾「14歳や」 座村清市「顔…直接見たかったなァ」 座村清市「…一つは俺の信じる教えだ。怒りや欲求は人を地獄へと導く“煩悩”だ。煩悩は判断を鈍らせる…だから削ぐべきもの全てに対して俺ァ目を瞑ったんだ」 柴登吾「…喫煙も煩悩やろ」 座村清市「これは咥えてるだけだ。気を紛らわしてんだよ」 柴登吾「吸いたい気持ちでいっぱいやんけ」 座村清市「吸ってねェからセーフ」 柴登吾「…その誓い、昔聞いたけどさ、その次の日にはグラビア見ようと開かへん目ひん剥いてたよな。タバコもどうせすぐ吸うやろ」 座村清市「吸わねぇつってんだろうが。仏さんに誓ったんだ」 柴登吾「怒ってるやん。煩悩やん」 六平国重《座村の剣技は俺の知る限り最速だ。一度は見ておいて損はない》 六平千鉱「(本当にあの人が?)」 座村清市「太刀筋に迷いがあるな。刀貸せ。俺が手本見せてやる」 『現在 仙沓寺』 「慚箱の守護者…!寺には坊さんかよ」 「(数が多い…!国獄からの報告の倍はいるぞ。まさか…国獄の襲撃は慚箱守護者の力量を図るための小手調べ…そして今度は…) ここは3人でいい。奴らを中へ入れるな!契約者の元へ行かせるな!」 「座村殿!なぜこんなところへ…早く逃げ」 座村清市「俺の命のためにお前らだけが無茶することァねェよ」 『仙沓寺 治療室』 漆羽洋児「座村さん、目が見えないってチヒロから聞いてたけど見えてるみたいだったな。人まちがいはあったけど」 漣伯理「ああやって鼻で敵を探知して戦うのか?」 巻墨(女)「いや…ああいう風に感知できるのは旧知の仲の馴染みのある匂いだけで敵の位置は捉えられない」 巻墨(男)「おいまずいぞ。国獄の倍以上の戦力が来てやがる」 漣伯理「ってあれ座村さんは?」 巻墨(女)「参戦したわ」 巻墨(男)「…ったくあの人は」 漣伯理「いや“ったく”じゃなくて!早く加勢した方がいいだろ!敵が見えないんじゃ戦いようがない」 漆羽洋児「加勢か…」 巻墨(男)「あの人が戦う時、味方が取るべき行動は“何もしない”だ」 座村清市「御前で無礼を。お赦しください。気合い入れさせてもらいます…」 敵「契約者が自分から来て単身で相手してくれるとは、随分良心的…」 漆羽洋児「奴らもすぐに気づくだろうな。“座村は音に斬りかかる”」 敵「(敵は所詮目の見えないただの剣士。音を出さず離れ妖術で遠距離攻撃を仕掛ければ…)」 漆羽洋児「反響定位。戦闘中に納刀・金打を繰り返し、その音の反響で敵の方向・距離・大きさを捉える。そしてそれを可能にするのが座村さんの超速の居合」 漣伯理「居合って…漆羽さんもかなり速いですよね」 漆羽洋児「…それこそ座村サンに指南してもらったんだ。師には遠く及ばないさ。あの人ほど強けりゃ国獄の人間は誰一人失わずに…」 座村清市「…お前ら…俺の先ァ地獄だぞ。雑な殺生しやがって…くそ…やっぱ…俺も地獄行きだなァ」 座村清市「…とまあこんな感じだな」 六平千鉱「すごい…」 『居合白 流禊師範代 座村清市。妖刀「飛宗(とびむね)」の契約者』 ≫関連記事: | |||
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