- リンクを取得
- ×
- メール
- 他のアプリ
Kagurabachi | |||
原作(Original Story): 外薗健(Hokazono Takeru) カグラバチ 第52話ネタバレ | |||
カグラバチ 第52話 | |||
サブタイトル | 2人きり | ||
配信日 | 2024年10月7日 | ||
ジャンプ | 2024年45号 | ||
登場人物 | 六平千鉱 (ろくひら チヒロ) 昼彦 (ひるひこ) 柴登吾 (しば とうご) 香刈緋雪 (かがり ひゆき) 漣伯理 (さざなみ はくり) 美原多福 (みはら たふく) | ||
第52話 2人きり『掴めない毘灼の情報…』 六平千鉱《毘灼についてわかってるのは4年ほど前から少しずつ違う動きを見せてると言うことくらいだ。少数精鋭の妖術師集団と聞くがそれも定かじゃない》 香刈緋雪《奴らが大きな動きを見せたのは3年前の六平国重と刳雲契約者の殺害事件。神奈備が対応を強化すると奴らはすぐに身を潜めた。その後、諜報に尽力するも未だその輪郭は摑めない。それでこの…後手に回り続けてる現状だよ》 『追い続けた毘灼が眼前に。憎しみを燃やし、託された淵天で事を成せ!』 六平千鉱「(この流れを斬る。毘灼の自由を奪う。構成員・計画そして目的。知る全てを吐かせてやる) 錦」 昼彦「戦う気まんまんで嬉しいね。こうやって向き合う瞬間を俺は心待ちにしていたよ。俺も18なんだ。おんなじ」 六平千鉱「…だからなんだ」 昼彦「“人を殺す” 3歳の頃に知った選択肢だ。俺の血肉はもはや“殺し”で出来てる。…でもどうやら周りの同じ歳の子はそうでもないらしく今日までずっと…対等に友と呼べる奴はいなかった。…でも六平千鉱、お前となら友達になれる。ようやく出会えた…“殺し”に塗れた18歳俺と…おんなじ」 六平千鉱「お前と…ッ、お前らの所業(モノ)と…一緒にするな!」 昼彦「一緒!昼彦って呼んでいいよ。じゃ諸君!手筈通りに!」 六平千鉱「(昼彦がいない…!逃げた…?)」 《対淵天特選部隊、お前を殺せるって意味だ》 六平千鉱「(あれはハッタリか…!)」 昼彦「…さて、どうするかな……いいね」 「“佐廼島戦”間も無く開演致します」 昼彦「(漆羽は仙沓寺の刺客に任せて楽しもう)」 昼彦「この演目初めて?」 「…はい」 昼彦「俺は見たことあるよ」 「…静かにした方が…」 昼彦「あの主人公…“佐助”…物語の最後奴は黒鬼を退治し家族を取り戻し島は平和になる…だが通して主人公はヌルいし殺陣(たて)の刺激も足りない。つまらない」 「…腹…血が出てる…!」 昼彦「…これか。妖刀持ったやつに刺されたんだ。君も気をつけろ」 昼彦「(雫天石(だてんせき)の武器は確かに強力だ。あれがなけりゃ国獄の連中は倒せなかった。理想は俺なしで仕留めてもらうことだったけど、問題はやっぱ使う者の技量。極端に言えば、素人がドーピングしたところで腰の入れ方がわからないんじゃ突きは弱いまま。寄せ集めだから実力にかなりムラがあるし神奈備のような連携は無理。でもその3人は俺が選定した野良の妖術師。腰の入れ方はわかってる部類だ。そして連携面は…)」 六平千鉱「(この紙…どこかで昼彦が遠隔で操ってるのか?殺傷性は低いが的確に敵(おれ)の邪魔と味方の誘導を…!)」 《お前を殺せるって意味だ》 昼彦「ハッタリじゃないさ。悪役登場。ここからは見モノだ」 昼彦「(雫天石の武器のもう一つの問題点。“一時的”な妖刀との大きな差だ。双城は妖刀を時間をかけて慣らした…つまり雫天石の力には一時的では扱いきれない奥行きがある。とはいえ無傷か。さすがは妖刀三年選手と言うわけだ。…だが誘導はできた。ここならいくらでも人間はある) 感じるだろ?一般人にとってお前は人間じゃない」 六平千鉱「辞めさせたのは誰だ…」 昼彦「ほら見ろ。俺だけだ」 昼彦「俺だけはお前を理解してやれる」 六平千鉱「与太はいい」 『次号、表紙&巻頭カラー!戦闘が加速する!』 ≫関連記事: | |||
← 第51話 | 第53話 → |