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Kagurabachi | |||
原作(Original Story): 外薗健(Hokazono Takeru) カグラバチ 第55話ネタバレ | |||
カグラバチ 第55話 | |||
サブタイトル | 共闘 | ||
配信日 | 2024年10月28日 | ||
ジャンプ | 2024年48号 | ||
登場人物 | 漣伯理 座村清市 漆羽洋児 巻墨 (隊長) 巻墨 (女) 巻墨 (男) 毘灼のメンバー | ||
第55話 共闘『敵迫る中、“蔵”の回復にはまだ時間がかかる様子…』 『仙沓寺』 巻墨(女)「自分で感じてるとは思うけど、妖術による消耗は体の傷とは全く違う。回復に設定した30分はあくまでもう一度リスクなく妖術を発動するための最低条件。まだ10分ほどよ」 漣伯理「リスクって…」 巻墨(女)「脳の機能を損傷し二度と妖術が使えなくなる…最悪は死に至る」 漣伯理「!チヒロからだ。敵戦力の全容だって」 漆羽洋児「この全てが仙沓寺に…これが本当なら」 巻墨(女)「避難の方を急ぎましょう。不浦、二人を非常口へ」 不浦「はっ」 漆羽洋児「座村サンの方は」 巻墨(女)「私たちが加勢します。あの人は嫌がるけど」 漆羽洋児「頼んだ」 漣伯理「いや加勢は…」 漆羽洋児「構わん。状況は変わった。任せておけ。彼ら巻墨は座村サンのために在る部隊だ」 巻墨(女)「隊長起きて」 隊長「もうちょい…寝てすくすく成長しないと…まだ子供なんだから」 巻墨(女)「身体だけでしょ。起きて。主が危険。死んでもいいの?」 隊長「気合い…入れさせてもらいます」 『座村VS毘灼』 座村清市「続々湧きやがって…降りて来い。斬ってやるよ」 毘灼「阿保ではないんだ。歴戦の相手戦い方は工夫しないとな」 座村清市「!(爆音…硝煙)」 毘灼「耳と鼻を惑わしてもさすが…殺気に反応するか。なら…松…意思のないモノは反応しきれないよな。これらで波状だ」 漆羽洋児「さっきから響く爆音…座村サンへの対策だろう。反響定位も鈍る程のこの喧騒じゃ座村サンは音と匂いの機微と敵意・殺気を総合的に汲み索敵する。そんなところへ加勢は逆効果。馴染みの匂いは硝煙に眩まされ、戦えば音も殺気も出る。敵に紛れ下手すると座村サンに」 隊長「口チャックな。斬られちまうぜ」 不浦「彼らには特別な技術がある。彼らだけ…“隠密”…彼らが操るは忍の技術。身体から匂いを削ぎ、その戦闘には音も殺気も全て“無”。よって座村殿の戦場に彼らは存在しない。索敵の邪魔はせず障害のみを取り除く。この技術を以て彼らは…」 座村清市「(敵だけが減っていく…この感じ…) おいお前らだろ」 隊長「(バレた)」 座村清市「来たからには死ぬんじゃあねぇぞ」 不浦「唯一座村殿との共闘ができる神奈備御庭番・座村親衛隊“巻墨(まきずみ)”」 巻墨(女)「(皆着実に削られている。このまま全ての戦力を凌ぎ切れるか?このままで…もうあれしかない。けどそんな余裕すら…せめてもう一人戦える人がいれば…)」 漆羽洋児「裏口もだめだ」 毘灼「いいね。いい感じ。追い込み漁だ」 漆羽洋児「クッソ…俺も闘う」 漣伯理「(何考えてるんだ!斬られ…)」 座村清市「…漆羽か!てめぇ」 巻墨(男)「(座村さんの剣技を見切った)」 隊長「(敵に紛う前提で共闘…!あぶな)」 漆羽洋児「気にせず動いていいぞ。俺が合わせる」 座村清市「生意気こきやがって」 漣伯理「何か手伝えるか…この陣って…」 巻墨(女)「これが仙沓寺前行きの移動陣…すぐそこだけど戦力が集中してる今なら逃げ口になるわ。契約者二人とあなただけでもここから逃がす」 漣伯理「…あんた達は」 巻墨(女)「寺の外に意識を向けさせないようにここに残って戦う」 漣伯理「それって…」 巻墨(女)「もし本当に毘灼が使い切りと言える戦力の全てをここに費やしてるなら、この現状はむしろ好都合。雫天石の武器を消費させて契約者を守り切ればこの争いに大きな区切りがつく。あなたの回復にも十分な時間を費やせるようになる。そのためなら犠牲にでもなるのが私たちの仕事」 漣伯理「(…俺だけじゃないか) 待って。命…まだ俺だけ賭けてない」 ≫関連記事:カグラバチ キャラクター一覧 カグラバチ コミックス一覧 | |||
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