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Kagurabachi | |||
原作(Original Story): 外薗健(Hokazono Takeru) カグラバチ 第56話ネタバレ | |||
カグラバチ 第56話 | |||
サブタイトル | 夜更け | ||
配信日 | 2024年11月4日 | ||
ジャンプ | 2024年49号 | ||
登場人物 | 漣伯理 座村清市 漆羽洋児 巻墨 (隊長) 巻墨 (女) 巻墨 (男) 毘灼のメンバー | ||
第56話 夜更け『胸に秘めたその信念。代償と覚悟』 『仙沓寺』 巻墨(女)《回復に設定した30分はあくまでもう一度リスクなく妖術を発動するための最低条件。まだ10分ほどよ》 漣伯理《リスクって…》 巻墨(女)《脳の機能を損傷し二度と妖術が使えなくなる…最悪は…》 漣伯理「命…まだ俺だけ賭けてない。…まずは座村さんか漆羽さんに触れて登録を…」 巻墨「待って。今無茶をしても発動どころか」 巻墨「(不発…でもこれでいい。今無茶するべきはあなたじゃない。その力はこの先も重要になる。とにかく今は…)」 『毘灼VS座村&漆羽&巻墨』 毘灼「さすがしぶといな…だが」 「殺せェ!」 漆羽洋児「(こいつら洗脳されてるのか!?まるで人形みてぇに。こちらの連携も無意味になる物量のゴリ押し。もう限界だぞ)」 巻墨「(移動陣の定員は四人。雫天石を惜しまず使っているこの状況、契約者達だけでも逃がせば!そして私達は…)」 『“巻墨”は数百年続く忍の一族。彼らは代々主を定め、自我を払い、その者を守る“道具”として忠を尽くしてきた。斉廷戦争において彼らは神奈備の前身となった組織を主とし、そのほとんどが命を賭し役目を終えた。その末裔は戦後も神奈備に仕え続け、そして主を守る道具としてー』 『3年前』 座村清市「余計なお世話だな」 巻墨(隊長)「そう言われてもあんたに仕え、守るよう仰せつかった。…あんたが新たな主だ」 『慚箱の守護者は妖刀契約者との相性をみて選出された。“巻墨”は座村と深い関わりはなかったが』 巻墨(男)「俺達が唯一共闘が可能なんだとよ。妖刀なしじゃどうにも助けがいるだろ」 座村清市「…護衛はいい。問題はその内容だ。ここへ来てお前らと会って二週間。腹が鳴ったと思えば目の前に飯があるし、虫が出たと思えば狼狽える間も無く消えるし、目覚めた瞬間にカーテンが開く。これ隠密…全部お前らの仕業だろ。過保護すぎるぞ」 巻墨(女)「主の面倒を引き受けるのも私たちの仕事です」 座村清市「やりすぎだ」 巻墨(隊長)「気にするな。なんでもするさ。俺たち忍に私情は無用。道具だと思ってくれていい。緊急時にはあんたの代わりに命を使う」 座村清市「だから余計なお世話だっつってんだ。優秀か知らねぇがお前らみたいなガキが」 巻墨(隊長)「ハタチ超えてるぜ俺」 座村清市「20代もガキだ。こんな年寄りがガキの屍の上で生きてたまるか。主に仕えるなら道具じゃねぇ。これからは自分を犠牲にすんのァなしだ。仙沓寺での生活も互いに迷惑かけ合おうぜ」 『現在』 座村清市「お前ら、全員で切り抜けるぞ!」 漆羽洋児「そもそも座村サンがこの陣に自ら乗ると思うか?」 巻墨(女)「(そう…あの人は私たちだけを死なせてはくれない。でもこの敵の数じゃ無理が…)」 漆羽洋児「あの人は折れねぇ。おい、迷う暇はないぞ」 毘灼「先に建物の限界が来たか。こっちも終わらせよう」 『轟音と硝煙に満たされ、もはや感覚が機能しない今、彼の視界で最も光のは“殺気”。座村はその灯に斬りかかる。その混沌の中、一際輝く灯に座村の殺意は導かれる』 座村清市「漆羽、おいどういう…」 漆羽洋児「悪い…座村サン」 巻墨(女)「…ありがとう」 座村清市「おい待て」 座村清市「俺は戻るぞ!」 漆羽洋児「いやそれは許さない!ハクリ君を連れてその崖を降りる。今に日が暮れて闇に紛れて逃げられる。それが奴らが命に変えて残した勝ち筋だ。奴らがただ“道具”として命を捨てたように思えたか!?」 巻墨(隊長)「(座村さん、あなたは俺たちに苦労を押し付けてくれない。俺たちだけを死なせてはくれない。そんな人だから。俺たち忍、私情は無用)…死なせたくないんだよ」 漆羽洋児「今も敵をこっちにこさせないように必死に抗ってる。なら生き延びてやるのが誠意だ。残念だが…契約者の命は特別重いんだ」 座村清市「…うるせぇな…んなごもっともな“理屈”じゃねぇ。欲しいのは…」 漣伯理「こいつだろ…!」 座村清市「飛宗(とびむね) 鴉(カラス)」 座村清市「お前らクビだ…!」 『妖刀振るう者の実力 戦況が動く!!』 ≫関連記事:カグラバチ キャラクター一覧 カグラバチ コミックス一覧 | |||
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