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BLUE LOCK | |||
原作(Original Story): 金城宗幸 × ノ村優介 ブルーロック 第242話ネタバレ | |||
ブルーロック第242話 | |||
サブタイトル | 魔法使いと青い薔薇(前編) | ||
配信日 | 2023年11月29日 | ||
マガジン | 2023年52号 | ||
単行本 | 28巻 | ||
登場人物 | アレクシス・ネス ミヒャエル・カイザー | ||
第242話 魔法使いと青い薔薇(前編)『アレクシス・ネスの過去』 『僕の両親は科学者だ。地球上で起きるコトは全部説明ができるって教えてくれた』 ネス「ねぇパパ、“かいふくの魔法”で治して」 父「ダメだアレクシス。早く洗い流して消毒しなさい。傷口が汚れたままだと細菌が入って傷が治りにくくなるばかりか化膿して周囲に広がり抵抗力が落ち、腕から壊死していって最悪の場合、お前は死ぬ」 ネス「ねぇママ、ぼく、えしして死ぬの?」 母「死にません。適切に処置すればその可能性は0.01%にも満たないからいちいち報告しないで問題は自分で解決する能力を持ちなさい」 兄「そーだぞアレクシス。壊死してぇのか」 姉「壊死ネスしたいのか!?」 ネス「ねぇお兄、お姉。“しょうかんの魔法”でモンスター呼び出してもいい?」 兄「やってみろバカ。そりゃ空想の産物で現実にゃ魔法なんかねぇって何度言やわかんだバカ」 姉「また魔法の話してんのアンタ!?作り話だっつってんでしょ間抜け。やめろその話」 『僕の家には魔法がない』 父「我々は科学者だアレクシス。超常現象や未知の事象を研究し明らかにするのが使命。説明できないモノを信じる人間はウチにはいらない」 『なにが科学者だ。僕が魔法を好きな理由も説明できないクセに。僕のこの悲しさも知ろうとしないクセに。僕はこの世界に魔法はきっとあると思う。だってはじめてこの本を読んだとき、ドキドキしてワクワクして眠れないくらい興奮したんだ。あのキモチは説明できない。僕は外に出て魔法を探した。僕は説明のできないコトより、説明のつかいないコトの方が好きなのかもしれない。それを魔法と呼んでいいなら、この世界は魔法で溢れてるのかもしれない。説明できないキモチ。説明できない悲しさ。説明できない…』 『“サッカー”これは魔法だ。ゴールひとつで人を熱狂に巻き込む。揺れるスタジアム。正気を吹き飛ばす快感。見つけた。サッカー選手は魔法使いだ。これがしたい。僕はサッカー選手になる。家族に証明してやるんだ。プロになって、ドイツ代表になって、いつか世界に魔法をかける人間に僕はなる』 「おいボーズ、プロに興味があるなら受けてみるか?バスタード・ミュンヘンの選考試験(トライアウト)を」 ネス「(この紅白戦で活躍すれば一気にドイツNo.1クラブ、バスタードミュンヘンとプロ契約に繋がる機会…僕の夢への道が開ける)」 ネス「(やべぇ…今まで戦ってきた相手とはこんなにも違うのか!?これがプロを目指す最高峰のレベル!?個人技と想像力はギリ通用してるのに、戦術眼・連携力・リカバリー能力で全部ハネ返される。僕の魔法じゃ世界に通用しない!?)」 「おい何やってんだお前!遅ぇよ!」 「早く出せよ!何回とられてんだよ」 《魔法なんかねぇんだよ》 《説明できないモノを信じる人間はウチにはいらない》 《出来損ない》 ネス「(うるさい。やめろ。嫌だ。僕は魔法を…)」 カイザー「おいクソザコ、不可能を信じるか?」 | |||
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