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BLUE LOCK | |||
原作(Original Story): 金城宗幸 × ノ村優介 ブルーロック 第243話ネタバレ | |||
ブルーロック第243話 | |||
サブタイトル | 魔法使いと青い薔薇(後編) | ||
配信日 | 2023年12月6日 | ||
マガジン | 2024年1号 | ||
単行本 | 28巻 | ||
登場人物 | ミヒャエル・カイザー アレクシス・ネス 潔世一 糸師凛 (巻頭カラー) | ||
第243話 魔法使いと青い薔薇(後編)ミヒャエル・カイザー「“不可能”を信じるか?」 カイザー「今お前は“もう勝てない”と思い込んだろ?それは呪いだ、クソザコ。不可能だと信じ込んだ瞬間、人間は“諦め”を覚えるようにできている。自分の心が傷つかないための生存本能だ。しかしそれは弱者の行為。“不可能という呪い”で自分を殺して自我の原液を薄めて生き長らえるだけのクソ弱者人間が俺はこの世界で一番嫌いだ。たしかに敵陣は優秀だが、評価稼ぎの優等生プレーの延長。本物の強者の立ち回りだとは俺は思わない。でもお前は違う。さっきのドリブル…パスのタイミング…もう一個上のレベルをお前はイメージしてた。それを実行する共犯者(パートナー)がいなかっただけ。その願い、俺となら“不可能”じゃない。立て。やるぞクソザコ」 カイザー「返事は?」 アレクシス・ネス「あ…はい」 『僕はこの人を信じてみたいと思った。このまま終わるくらいなら僕の想像力を、魔法を、この人にブツけて…』 ネス「(格段にプレーの選択肢が広がった。でも速攻でコースが塞がる…!?あれじゃ撃てな…)」 カイザー「クソ風穴」 ネス「(なんだ…今のシュート!?恐ろしく振りの速いキック!?)」 カイザー「いくぞクソザコ。次だ」 ネス「はい」 「ミヒャエル・カイザー、アレクシス・ネス。以上2名をこの選抜試験の合格者とする」 『そして僕らは不可能をブチ壊して出逢ったんだ』 ネス「あれ?牛乳飲まないんです?」 カイザー「嫌いだ。白い飲み物が生理的にクソ無理」 「おい、なんで遅刻した!?」 カイザー「ネスがクソ寝坊で…」 ネス「えぇ!?(さっき起きたとこのクセに!寝グセすげぇ!)」 カイザー「なぁネス、俺は元々心の弱い人間だったんだ。不可能に負け続けてきた人生だった。だから二度とその過去に戻らないように戒めとしてこの青い薔薇のタトゥーを入れた」 ネス「そう…なんだ」 カイザー「花言葉は“不可能”、“存在しない”。人工的に創られたこの青い色合いは天然では“ありえない存在”。俺はこの花を不可能を可能にする神への返逆の象徴だと思った。俺はこの世界の“ありえない存在”になりたい」 ネス「いいですね」 カイザー「CLとW杯で優勝して俺は世界中のサッカー選手を絶望の底に堕としたい」 『僕はカイザーが心を許してくれた気がして嬉しかった』 ネス「はは、カイザーらしい夢ですね。よしっと、こんなカンジでどーです?」 カイザー「テキトーでいい。うっとうしいから切りたかっただけだ。それよりちゃんと染まってるか?」 ネス「はい。綺麗な青です」 『そしていつしか、この人の夢が僕の夢になって、僕は魔法(サッカー)を今も信じられる』 カイザー「ゴハッ!ゴホッ!」 ネス「カイザー!?何やってるんですか!?大丈夫!?ちょっと…(自分で自分の首を締めて…!?) やめて!なんでこんな…!?」 カイザー「おいネス…視えたぞ…」 ネス「え」 カイザー「閃いたんだ。世一を絶望に叩き堕とすクソ起死回生の新兵器を!」 | |||
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