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Detective Conan | |||
原作(Original Story): 青山剛昌(Gosho Aoyama) TVアニメ『名探偵コナン』 第1146話ネタバレ | |||
名探偵コナン 第1146話 | |||
サブタイトル | 汽笛の聞こえる古書店4 | ||
放送日 | 2024年12月21日 | ||
原作 | アニメオリジナル | ||
脚本 | 能塚裕喜 | ||
OPテーマ | Unraveling Love ~少しの勇気~ | ||
EDテーマ | 夢で逢いましょう | ||
キャスト | 役:声優 | ||
江戸川コナン:高山みなみ 吉田歩美:岩居由希子 円谷光彦 :大谷育江 小嶋元太:高木渉 灰原哀:林原めぐみ 目暮十三:茶風林 高木渉:高木渉 千葉刑事:千葉一伸 玉木裕次郎:牛山茂 小町亜美:相川奈都姫 霧島健一:金光宣明 宅配業者の男:三野雄大 | |||
あらすじ | 玉木ブックカフェで読書をしていた少年探偵団は、父親の形見である大切な本を誤って買取に出してしまった小町亜美に出会う。本は売れてしまっていたが、そこに購入者の霧島健一がやって来る。買い戻させて欲しいと訴える亜美だったが、霧島はすでにその本をフリマサイトで転売しており取り付く島もない。しかし、普通の本のはずが20万円の高額で売買されており、コナンは疑問に思う。その日の夕方、霧島の遺体が発見され…… | ||
ネクストコナンズヒント | |||
第1146話 汽笛の聞こえる古書店4玉木裕次郎「いらっしゃいませ」 小町亜美「あの、この前買い取っていただいた本の中に“孤独な海”って本ありませんでした?」 玉木裕次郎「ああ、ありましたね」 小町亜美「あれ、父の形見で大事な本だったんです。間違えて入っていたみたいで。すみませんけど、買い戻させてもらえません?お願いします」 玉木裕次郎「申し訳ありませんが、実はあの本、すでに別のお客さんが買って行ってしまってね」 小町亜美「えっ、そんな…」 コナン「ねぇ、購入した人って覚えてる?」 玉木裕次郎「もちろん。常連さんだからね」 コナン「その人に事情を説明すれば何とかならないかなぁ?」 玉木裕次郎「あっ、あの人だよ。買って行ったの」 円谷光彦「あの、すみません」 コナン「お兄さん、“孤独な海”って本、買ったの覚えてる?」 霧島健一「なんだよ、いきなり」 吉田歩美「その本、このお姉さんの大事な本なの」 霧島健一「孤独な海…あ、このワゴンセールにあったやつか」 小町亜美「買い戻させていただけないでしょうか。父の形見なんです。お願いします」 霧島健一「フン、無理な相談だな」 小嶋元太「なんでだよ」 霧島健一「だって売っちまったしよ。ほら!だから諦めな」 玉木裕次郎「ちょっと霧島さん!」 霧島健一「レシート!」 灰原哀「さっきの人、ワゴンセールで例の本を買ったって言ってたわよね?」 コナン「ああ」 灰原哀「あのワゴンに置かれている本は高くて500円程度。つまり、買取額はもっと安いはずよね」 玉木裕次郎「あの本は確か200円で買い取ったかな」 灰原哀「でもさっきの人、その本を20万円で売っていたわよ」 「ええっ!?」 円谷光彦「200円で買った本が20万で売れたってことは…1000倍も価値が上がったってことですか!?」 小嶋元太「おっちゃんまさか…」 玉木裕次郎「ちょっと待った!私は高い本を安く買い叩いたりはしていないからね」 コナン「じゃあ本の価値を見誤ったとか?」 玉木裕次郎「長年、古書店をやってきて、確かに本の価値を見誤ったことはある。だが、“孤独な海”は稀覯本なんかじゃない。比較的、新しい一般流通の多い本だからね」 コナン「裕次郎さん、ボクたち帰るね」 玉木裕次郎「ああ、それなら途中まで一緒に行こうかね」 コナン「どこか行くの?」 玉木裕次郎「さっかの霧島さんが鍵を落としていったみたいで、届けてほしいそうなんだ」 小嶋元太「なんだ、あんな奴ほっとけばいいじゃんか!」 玉木裕次郎「あはは…そういうわけにはいかないよ」 玉木裕次郎「このアパートだね。それじゃあ君達は気を付けて帰るんだよ」 「はーい」 玉木裕次郎「うわあああああ」 目暮警部「死亡推定時刻は?」
千葉刑事「目暮警部、やはり金庫に保管されていた宝石や腕時計、全て盗品で間違いないそうです」 高木刑事「被害者は強盗犯の一人とみて間違いなさそうですね」 コナン「やっぱりそうか…」 小嶋元太「犯人わかったのか?」 コナン「ああいや、そっちじゃなくて…普通の本が20万円で売れていたカラクリの方さ。恐らく被害者は闇取引をしていたんだ」 コナン「被害者は強盗犯。奪った宝石なんかは売ってお金に換えたいだろうけど、質屋さんは盗品を買い取ってくれない。そこでフリマサイトに目をつけた。もちろんそこで直接売るわけじゃない。隠語を使って裏取引していたんだ」 コナン「ほら、このページを見てみろよ」 吉田歩美「それってさっきの…」 コナン「商品の紹介ページの下の方に何か書いてないか?」 円谷光彦「あ!何百円の価値の本が20万円で売れたのってまさか」 コナン「ああ。あれは盗品の購入代金として設定されていた金額だったんだ」 目暮警部「被害者が闇取引をしていたとなると、そこでのトラブルが原因で殺害された可能性もありうるわけか…今日被害者と接触した怪しい人物はいなかったのかね?」 千葉刑事「アパートの入り口の防犯カメラ映像に映っていたのはこの2名」 千葉刑事「一人は宅配業者のこの男、もう一人はこの女性です」 「ええっ!?」 円谷光彦「その女性、僕達知ってます」 目暮警部「本当かね?」 コナン「さっき見せたこれだよ。この本の持ち主がその女の人だったんだけど、間違えて売っちゃったんだって」 コナン「ねぇ高木刑事、あのメモ用紙、乱暴に引きちぎられた跡があるよ。それに血もついてるみたいだよ」 高木刑事「血!?メモ帳のリングの部分に血痕があるのに紙部分にはない。まさか犯人が慌ててちぎって持ち去ったんじゃ…」 コナン「筆圧の跡があるし、上の紙に何が書いてあったかわかるんじゃない?」 高木刑事「コナン君ちょっとそのままで」 コナン「(数字の羅列。3つで1つの塊が9個。一番左の数字は数が徐々に大きくなっているが、真ん中と右端の数字は上がったり下がったり…これってもしかして)」 コナン「ねぇ裕次郎さん。これ裕次郎さんなら何の暗号か分かるんじゃない?」 玉木裕次郎「例えばこれに書かれた最初の“12-4-32”。これは12ページ目の4行目の32文字目を指しているわけです。そうやって示された文字を繋ぎ合わせると、意味のある文章になるものですね」 目暮警部「なるほど」 円谷光彦「何か暗号を解く方法はないんですか?もし解けれりば犯人に繋がる何かが分かるかも」 灰原哀「暗号の鍵に使われた本のタイトルが分からない限り無理でしょうね」 コナン「いや、方法はあるぜ」 コナン「被害者は几帳面な性格だったみたいで、幸いにもレシートが取ってあるからな」 玉木裕次郎「なるほど。そのレシートにある本からここにある本や売り払った本を除外していけば、鍵となる本はある程度絞り込めるかもしれないね」 コナン「全部で20冊前後か」 玉木裕次郎「うーん、もう少し絞り込めるね。あの暗号の行のところが“30”とかになっていただろ?普通の本は1ページの行数が18行前後。それよりも遥かに多いってことは、1ページが2段組みになっている可能性が高いんじゃないかな」 コナン「じゃあ2段組みの本がわかる?」 玉木裕次郎「もちろん。これとこれ、あとこれの3つだね。その3冊ならうちにもあったから持ってきてもらおう」 円谷光彦「どっちも意味をなしそうにないですね。となると」 コナン「ああ、解けたぜ」 目暮警部「よーし、急いで捜査員をそこに」 コナン「ううん、急がなくても大丈夫だよ。ここって明日の朝まで閉まってるはずだから」 高木刑事「すいません」 高木刑事「少しお話を聞かせていただきたいんですが」 高木刑事「昨日亡くなった霧島健一さんの件なんですが」 「クソォ!」 高木刑事「公務執行妨害の現行犯で逮捕します」 目暮警部「高木、千葉。被害者が出品した本の購入者を全員リストアップして事情聴取を」 コナン「被害者は闇取引をしてただろ?買われた盗品を直接購入者に送ると、万が一バレた時に足がつくかもしれない」
コナン「購入者が送られて来た暗号を解読し、指定された受け取り場所に自ら行くことで、直接的なやり取りの証拠を残さず、逮捕されにくいと思ったのかもな」 玉木裕次郎「小町さんが警察に疑われた時はびっくりしましたよ」 コナン「本も取り戻せたみたいだし」 ≫関連記事:第1023話 汽笛の聞こえる古書店3小町亜美「うん。みんな本当にありがとう」 2025年劇場版『隻眼の残像』情報まとめ | |||
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