ブルーロック-EPISODE 凪- | 特別読み切り『LETTER』ネタバレ | BLUE LOCK

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原作(Original Story): 金城宗幸 × 三宮宏太
ブルーロック エピソード凪 6巻 特別読み切り レター ネタバレ 感想 玲王 レオ 部屋 凪誠士郎 エピ凪 Blue Lock Episode Nagi Voluem 6 Letter
ブルーロック-EPISODE 凪-特別読み切り『LETTER』ネタバレ

エピソード凪 6巻 特別読み切り

サブタイトルLETTER(レター)
マガジン2024年21・22合併号
単行本6巻
登場人物凪誠士郎
御影玲王

特別読み切り LETTER(レター)

『ブルーロック入寮前』
御影玲王「おっじゃましまーす♪へぇ、ここが凪ん家」
凪誠士郎「うん、どーぞ」
御影玲王「何ここ刑務所？」
凪誠士郎「俺ん家だって」
御影玲王「モノ少なすぎね？宇宙船？」
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凪誠士郎「俺ん家だってば。めんどくさいなぁもーレオ。言ったじゃん。来てもなにもないって」
御影玲王「わりぃワリィ。vs.駄々田のデビュー戦から無敗記録更新の打ち上げやりたかったんだよ。つかここってひとり暮らし？」
凪誠士郎「うん。白宝高校の学生寮。開けんなよシャンパン」
御影玲王「あ、バレた？しっかしマジでなんもねぇな。この部屋誰か来たコトあんの？」
凪誠士郎「いや、レオがはじめて」
御影玲王「親は？」
凪誠士郎「ウチ、放任主義だから引っ越しも手伝ってもらってない」
御影玲王「へぇーきょうだいとかいないの？」
凪誠士郎「うん。俺ひとりっ子」
御影玲王「飯とかどーしてんの？」
凪誠士郎「そんなんめんどくさいし、ほぼゼリー」
御影玲王「ハハ♪死ぬぞお前。洗濯とか掃除は？」
凪誠士郎「全自動」
御影玲王「未来人の生活。人間の住む空間じゃねぇなー」
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凪誠士郎「住んでるんですけど人間」
御影玲王「ここじゃムリだなぁ、打ち上げは…よし！玲王ん家でやろ」
凪誠士郎「ひぇーここの何階？」
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御影玲王「ん？全部ウチのだけど？」
凪誠士郎「…マンション丸ごと？」
御影玲王「御影コーポレーションの不動産資産よ」
凪誠士郎「(エグ…エントランス広…)」
コンシェルジュ「お帰りなさい玲王坊ちゃま」
御影玲王「うぃーっすシェル爺」
凪誠士郎「シェル爺？」
御影玲王「コンシェルジュ爺さま」
凪誠士郎「(53階…こっちの方が絶対ニンゲンの住む場所じゃねぇ…)」
御影玲王「ようこそ我が家へ。これが本邦初公開御影玲王ルームです」
凪誠士郎「うっへぇ」
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凪誠士郎「(変な絵…変なツボ…)」
御影玲王「こっちが寝室でー、こっちがバスルームでー」
凪誠士郎「すげー…パパさんとママさんの部屋は？」
御影玲王「ん？この階、全部俺のだけど？」
凪誠士郎「(やっぱニンゲンの住む部屋じゃねぇ)」
御影玲王「親父と母さんは上の階に住んでる」
凪誠士郎「えっと、御影コーポレーションって結局どんな仕事してんの？」
御影玲王「アパレルと宇宙開発と不動産と半導体事業。基本はネットショッピングのECサイトだな」
凪誠士郎「へぇーきょうだいは？」
御影玲王「ひとりっ子。お前と一緒。でも凪家の放任主義とは真逆で、御影家は俺に過干渉だけどな」
凪誠士郎「いいじゃん。大事にされてるってコトでしょ」
御影玲王「全然違う！窮屈！退屈！モンスターペアレンツ！ま、とりあえず俺たちの夢の船出に乾杯」
凪誠士郎「ほーい。なぁレオ、親から過干渉ってどんなカンジ？」
御影玲王「生き方や価値観決められてるカンジだよ。親の思い通りの人形にされる感覚」
凪誠士郎「そっか…そりゃめんどくさいね」
御影玲王「だろ？自分の人生ってやっぱ自分で勝ち獲るモノだと思うんだ俺。だから自分の手でW杯獲りたいの、俺」
凪誠士郎「そだねー…じゃあ俺たちはさ、“親にされて嫌だったコトはしない”って関係にしよーよ」
御影玲王「凪…お前…それ過干渉すんなって言ってる！？」
凪誠士郎「あ、バレた？」
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御影玲王「わーったよ。たしかにその方がいい。じゃあ俺からも一個ルール追加な。“親にされて嬉しかったコトをする”ってのはどう？」
凪誠士郎「え…うんまぁいいんじゃない？で、何してんのそれ？」
御影玲王「この絵あげるよお前に。俺が親にされて嬉しかったコトだから」
凪誠士郎「(いらねー)」
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御影玲王「ほら、お前ん家のインテリアに！」
凪誠士郎「いらない」
御影玲王「あの刑務所に！」
凪誠士郎「いらないって。キモいしその絵 (レオは変な奴だ。他人との距離感がちょっとバグってる。そーゆー意味じゃ似てるかな。ひとりっ子で正反対の環境で育って、俺たちは似てないけどなんか似てる)」
凪誠士郎「ありがと。じゃあそろそろ帰るわ俺」
御影玲王「おう、じゃあまた明日な」
凪誠士郎「うん。あーレオ…俺より先に死ぬなよ」
御影玲王「は？何それ…？」
凪誠士郎「ん、俺が家出る時、親から言われて嬉しかったコト。どんな風に生きててもいいけど、俺より先に死ぬなよーってさ」
御影玲王「ははっ、こっちのセリフだよそれ！ちゃんとメシ喰えよお前」
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御影玲王「(凪は変な奴だ。俺とは全然違う変な人間。きっとサッカーがなかったら俺たちは交わってなかった。サッカーがなくなったら俺たちはきっと一緒にはいられない関係…だから凪、生きようぜ一緒に。世界一が醒めるまで)」
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『ブルーロック入寮まであと10日』
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