カグラバチ | 第61話『座村さんの娘』ネタバレ(最新話) | Kagurabachi

Kagurabachi
原作(Original Story): 外薗健(Hokazono Takeru)
カグラバチ 漫画 61話 ネタバレ 感想 座村 娘 Kagurabachi Chapter 61
カグラバチ 第61話ネタバレ

カグラバチ 第61話

カグラバチ 漫画 61話 ネタバレ 感想 扉絵 Kagurabachi Chapter 61
サブタイトル夜戦
配信日2024年12月15日
ジャンプ2025年3号
登場人物
六平千鉱
巻墨 (隊長)
巻墨 (女)
巻墨 (男)
座村清市
昼彦
神奈備
初登場久々李(くぐり)
毘灼のメンバー

第61話 夜戦

『11月13日 午前11:20 カフェで優雅に!?』
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隊長「てな感じであんたがしばらく巻墨の主だ」
六平千鉱「過保護すぎます」
隊長「怪我の具合も万全ではないだろうからよ」
六平千鉱「ご飯くらい食べれますよ」
隊長「いい兆候だな。結局、漆羽さんのことは確認できたのか?」
六平千鉱「いえ…まだ」
隊長「まあ検死の言い分もわかる。十八年間も命滅契約を結んでいた。サンプルなんてかつてないからな。あの金髪のいう通り…期待はしないことだな。…現状をさらおうか。今は神奈備・毘灼・座村による三つ巴の膠着状態。上層部は“何か先手を打って”てなことで俺たちを駆り出したわけだが、お前が休んでる間、探ってみたが、毘灼に関しちゃひっそりかん…3日前の大暴れが嘘のようだ」
巻墨(男)「四年逃れ続けてきただけはあるな。2日じゃ短すぎる。あんたが毘灼の一人から絞った情報はかなりデカかったよ」
六平千鉱「めちゃくちゃ喋るやつだったので」
「座村さんに関してはずーっとどでかい足がかりが」
「昼だぜ今」
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隊長「あれ(梟)の玄力の元を辿れば座村さんの居場所は特定できる。それに上層部の推測じゃあれは妖刀探知のため、淵天を抜けばすぐに座村さんがお前を斬りにくるかもな。要するに俺たちはいつでも座村さんと戦えるってわけ。この部隊編成だ。上層部は対座村を俺たちに期待してる」
巻墨(男)「俺たち自身もいち早く座村さんにキレに行きたい。そして座村さんは神奈備にとっていち早く処理したい脅威…ではあるが、毘灼に圧力をかけれているのは座村さんだけだ。一般人に危害を加えるかもしれんからな」
巻墨(女)「現状、毘灼に好きに動かれのが最悪。毘灼の情報が掴みきれないまま、座村さんとの戦闘に突入してしまうと、その最悪が起きてしまう」
隊長「妖刀はしばし抜かなくていい」
六平千鉱「何か手が?」
隊長「あるんだよな、奥の手」
『神奈備』
「人質…ですか」
「ああ。座村の唯一の弱点と言えるものが一つある」
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「娘だ。これが使えれば、座村も意のままだったんだがな」
「え?」
「見ろ。残念ながら二年と少し前に」
【死因 急性心不全】
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六平千鉱「座村さん…娘がいたのか」
隊長「座村さん家には行ったって言ってたな。随分前に離婚して別居中だったそうだ」
六平千鉱「でも亡くなってるんじゃ…何を」
隊長「あんたを一度殺したのを聞いて思ったよ。座村さんにとって“死”は大事な人を遠ざける時の常套手段なのかって」
巻墨(男)「おいまさかあの子…」
六平千鉱「なんの話ですか?」
巻墨(男)「巻墨が座村さんの下についてから一度だけ忍びとしての任務を受けた」
巻墨(女)「彼女の死の偽装」
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巻墨(女)「神奈備は三年前から今もなお契約者の家族まで保護・監視下におき、“安全のため”彼らの行動を制限している。座村さんは自分のせいで娘をそういう目に合わせるのをひどく嫌ったの。今思えば、あれはこうなった時、神奈備に利用されない為」
隊長「座村さんのお嬢さんは素性に隠して生きている」
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六平千鉱「…いやでも人質になんて」
隊長「できない…安心しろ。戦いの場に連れるつもりなんてないさ。重要なのは人質じゃない。考えてみろ。毘灼は座村さんとの協定とやらの履行後、大人しく殺し合うってのか?あれと?だとすれば無謀。座村さんを出し抜くための保険は用意してあると考えるのが自然じゃないか?そして座村さんの弱みなんて一つだ」
巻墨(男)「保険が彼女だと?あり得ない。工作は完璧だった」
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隊長「タイミングの都合の良さや偽造遺体やカルテのほんのわずかな違和感から生きていることは勘付かれるかもな」
巻墨(女)「だとしても彼女に辿り着くのは不可能…何せあの子自身に施した妖術…その効果は周りの人間が彼女のことを“座村清市の娘だ”と認識できなくなる。彼女自身ですら座村清市という人物を知っていても自分がその娘だと認識できない。座村さんは…親子であることを互いに忘れることを代償に彼女に自由と安全を与えた」
隊長「だが毘灼は六平国重の暗殺を成し遂げ、真打の封印を三年で解いた連中。奴らの妖術師としてのレベルは侮れない」
六平千鉱「彼女にかけた封印が健在かどうかはわかるんですよね」
巻墨(女)「何か異変があれば私が感知できます。今のところ問題はないわ。でも今後万が一…」
巻墨(男)「当たってみるのはありだな」
隊長「もし毘灼が彼女に座村打倒の望みを賭けているなら、彼女を保護することは座村さんと毘灼、両方に対する牽制となる」
六平千鉱「彼女はどこに」
「京都」
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『毘灼』
久々李「いいな。俺も斬りたいな」
毘灼メンバー「久々李(くぐり)。妖刀背負って歩くのやめてってば。まだつかえないのに。気になる」
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久々李「いつか使う時のために必要なんだよ理解が。双城が言ってたろう」
毘灼メンバー「深まってる感じする?」
久々李「しない…今は。別で契約者がいるからな。片思い中なんだ」
毘灼メンバー「気持ちわるっ!幽から各班伝達だよ。“そろそろ”って」
久々李「…たく昼彦のせいで面倒な…作戦も殺しも雑なんだよ。甘やかしすぎだよ幽は」
毘灼メンバー「そう言うな!幽達は今身動きを取れない。昼彦は妖刀も触れずリハビリ中」
久々李「カワイソ。ただまあ久々に斬れるのか」
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毘灼メンバー「昂るでしょ?仕事って言ってもボクらはガキ攫うだけだし、楽しいよ」
久々李「で、その標的はどこに?」
毘灼メンバー「わからん」
久々李「は?“こっちから探し出すのは不可能”…て幽が…“賭け”だな。危なっかしい!昼彦は幽に似たんだ!」
毘灼メンバー「こうも言ってた。“向こうから尻尾を出すだろう”って」
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『座村の娘、一般社会に紛れて…』
第60話第62話 →
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