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Kagurabachi | |||
原作(Original Story): 外薗健(Hokazono Takeru) カグラバチ 第62話ネタバレ | |||
カグラバチ 第62話 | |||
サブタイトル | イヲリ | ||
配信日 | 2024年12月23日 | ||
ジャンプ | 2025年4・5合併号 | ||
登場人物 | 六平千鉱 巻墨 (隊長) 巻墨 (女) 久々李 毘灼のメンバー イヲリ イヲリの母 井倉 | ||
第62話 イヲリ『座村の娘である記憶を封じられた少女。迎える朝は…』 母「おはよ。今日はよく寝れた?」 イヲリ「うーん」 母「どっちの返事よそれ」 『父親は私が生まれる前に蒸発したそう。女手ひとつで私を育ててくれている。まあ大体はいつもと同じ朝。前に増して物騒になったのと、3日前、空が覆われた。覆われた当初は世間はもちろん大騒ぎ。学校も二日間休みになった。それ以外には特に変わりはない』 井倉「終焉だぜ。この世のな。この空はその報せっつう…わけだ」 イヲリ「井倉、何それ顔」 井倉「ああこれか。これは目覚まし時突如として浮かびし」 「これあれだ。ニュースでやってた歌舞伎襲撃した人の真似でしょ。結構若かったよね。同い年くらい?ちょっとかっこよかったよね」 井倉「ああ」 「真似してんじゃんやっぱ」 イヲリ「いやいや人殺しでしょ?趣味悪い。う~」 「また眠れなかったの?」 イヲリ「うーん」 「前言ってた同じ夢のやつ?」 イヲリ「そう…だけどやっぱ内容が思い出せん」 「ホントに見たのそれ」 イヲリ「見たのは絶対。何か大事な…でも3日連続は初だ」 「3日前から?空がああなってからじゃん」 井倉「あれは報せだよ。君も選ばれたってことだ。睡眠障害には色々な原因がある。例えばストレス。現状への不満とかな」 「不満なんて大アリでしょ、こんな状況。日光浴びれてないし、気分も下がってるんだ」 イヲリ「でもなんか本当にあの空…」 「どしたのイヲリ」 イヲリ「あの空…もし私だけに…何か特別な影響があるとかだったら」 「エ…それって…あんなの空に出たらみんな調子崩すよ。帰りに甘いの食べて寝ろ」 イヲリ「そうだね」 久々李「ここ何年生?二年か。ビンゴ。座村って女はどの教室だ?」 毘灼メンバー「名前なんて変えてるに決まってるでしょ。顔写真もすげ替えられたのしか存在しないから聞いても無駄」 久々李「何、じゃどうやって見つける」 毘灼メンバー「だーかーら、座村の血はもらったから同じ味を探すんだって。この子違う」 久々李「地味すぎる」 毘灼メンバー「ほら、だから全学級一か所に集めて。女の子は標的かもだから殺しちゃダメ」 井倉「おい、急に来てわけが…!何が殺ッ…ガラスでおもっきし殺しかけてんじゃないか」 イヲリ「(バカバカ、ダメだって。サムラって人見つけたら帰りそうじゃん。かっこつけなくていいからまじでバカ!歯向かったら…)」 久々李「男はいいよな」 久々李「いい度胸だ」 井倉「な…んで」 イヲリ「怒ってくれたお返し…?でもッいい加減にして…ホント…死ぬ」 久々李「こいつの血調べろ。座村の娘じゃないと判ればこいつから斬ってやる」 イヲリ「(終わった。なんでこんな…最悪最悪最悪最悪最悪最悪最悪最悪最悪)」 巻墨(隊長)「失礼します」 隊長「無茶するなあ君」 巻墨(女)「封印が綻んで索敵に引っかかったのかと…個人の特定まではできてないようだけど」 隊長「“この辺にいる”はわかんのか。にしても何故封印が…(やはりどうしても外的な理由は考えられない。“梟”が影響して?ありえない。この子自身、座村さんとの記憶がない。刺激するものがないんだ)」 イヲリ「(ずっとだ。ずっと何か大切なことを忘れている気がして…) 何か知ってるなら教えてください」 隊長「(座村さんとの記憶は完全に封じた。それでも無意識のうちにこの子自身が封印をこじ開けようと…座村さん…子供を侮っちゃいけねぇよ) 詳しい話はあとだ。ともかく毘灼の狙いは判った。奴らは君を狙う。悪いねお嬢さん。しばし日常はお預けだ。これより巻墨が君を護る」 『記憶の封印がゆるみ、平穏が崩れる』 | |||
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