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Kagurabachi | |||
原作(Original Story): 外薗健(Hokazono Takeru) カグラバチ 第64話ネタバレ | |||
カグラバチ 第64話 | |||
サブタイトル | ビカム侍 | ||
配信日 | 2025年1月20日 | ||
ジャンプ | 2025年8号 | ||
登場人物 | 六平千鉱 柴登吾 漣伯理 座村清市 漆羽洋児 郎 炭 杢 イヲリ 幽 昼彦 久々李 毘灼のメンバー | ||
第64話 ビカム侍『座村の娘・イヲリを狙う久々李。チヒロの前に…?』 久々李「俺は良い斬り合いがしたいんだ。だが…クソいざ活気ある剣士が出てくると、それはそれで困るな。欲求を発散したいとこだが、今はやめるべき…仕事がある…娘を攫う」 『回想』 六平千鉱《隊長、言いましたよね。ハクリが起きるまでに問題は少しでも解決しときたいって》 郎《おう》 六平千鉱《なら早急に解決すべきなのが一つ。俺は弱い。ずっとあいつの無茶に救われてきた。あいつの無茶に頼ってしまった。俺の弱さがハクリの現状を招いたんだ》 郎「そりゃ過言だろ》 六平千鉱《…とにかく戦いに戻るならこのままじゃダメだ。座村さんと対峙した時、動揺はあったが、それでも決定的な差があった。俺にはない圧倒的な剣術。妖刀の土台となる身体強化。玄力を身体に巡らせることで、人間離れした動きや耐久力を得られる。中にはそれを極めた近接格闘を主とし妖術は補助的に扱う者もいるが、剣術はその延長。刀にもうまく玄力を巡らせることでより強力な剣戟を生む。斉廷戦争での妖刀契約者は戦前からその道で名を馳せていた剣豪達だ。妖刀の使用歴でいえば、俺の方が長い》 (※チヒロ:3年と少し 契約者達:斉廷戦争1~2年) 六平千鉱《なのに視えてる妖刀の奥行は明らかに向こうが上だ。剣術に関して俺は誰にも習って来なかった。淵天との親和性ならこれ以上ない。となればあとは》 郎《剣術を極めることが妖刀使いとしても一段階上へ登るために必要だと》 『現在』 六平千鉱「(俺はこれまで妖刀そのものの機能に依存してきた。現状においてそれは許されない。否応にも明かされる剣術における現在位置)」 郎「(俺たちはカバーに徹する。ここからは千鉱にとって初の妖刀を抜かざる実戦)」 久々李「おい止めるな。仕事どころではなくなる…!ざッ…“斬欲”が…!」 郎「なんじゃそりゃ」 六平千鉱「(一つ一つの攻撃が速く重い!)」 郎「(奴は未だ妖刀を使っていない。千鉱の言う妖刀を伴う剣術のみでここまで…いわば良き例。奇遇だが、初戦には相応しくない…熟練の域)」 久々李「…まて…話が違う。誰に剣術を教わった」 六平千鉱「師はいない」 久々李「…ッやはり…太刀筋と玄力がごちゃごちゃ。剣士だろ!?今まで何をしてた。剣術は…」 六平千鉱「…ッここで磨く…!」 久々李「ここで?おいまさか実戦に身を晒せば自ずと磨かれるって考えか?」 『回想』 幽《久々李、昼彦に剣術仕込んでやってくれ》 久々李《任せろ》 久々李《玄力の巡りが自身で完結する格闘術とは違う。刀に込め一体化せねばならん。だからより奥が深く先人の知恵を》 昼彦《いいよ。自分でなんとなくやるし。俺、感覚派だから》 『現在』 久々李「奢るなァ!舐めるなら剣!やめてしまえ!(流儀を蔑ろにする奴と良い斬り合いなどできるか!) ゲンナリだ!どいつもこいつも…」 郎「大丈夫だ。俺らで止める」 久々李「くそ…だがこれで仕事に注力できる。これほどの距離がある。ずっと妖刀に頼ってきたツケだ」 『技術的には荒くも、三年の戦闘経験は確かに感覚を磨き、身体的な土壌を培った。彼に唯一足りなかったのは“模範”…久々李のように流動的に玄力を乗せることは今はできない。だから単発の“型”に嵌め込む“模範” 彼は身を以て習った』 漣伯理《俺の人生には侍が必要だ!》 六平千鉱「これから成ってみせる。居合百契流」 漆羽洋児《居合百契流は鞘に玄力を限界まで閉じ込め生んだ溜めを抜刀と共に爆ぜさせ初動に載せる抜刀術。行き着く先は“最速”》 久々李「(今の居合…まだまだ未熟…それでも!そこじゃない!見よう見まねでも…しっかりと型に嵌めようとしたんだ。俺の喝を受け入れて…!いやダメだ。俺には仕事がある。相棒を車に放ってきてしまったんだ。あの娘を捕まえるという責務がある)」 昼彦《久々李、真面目すぎてしんどい。ま、見ててよ》 幽《昼彦がそういうなら自由にさせてやろう》 《“斬る”は対話だ》 久々李「ガマンの…限界だァ!」 炭「まけたみたい」 | |||
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