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ONE PIECE | |||
原作(Original Story): 尾田栄一郎(Oda Eiichiro) ONE PIECE 第1136話ネタバレ | |||
ワンピース 第1136話 | |||
サブタイトル | 太陽を待つ国 | ||
配信日 | 2025年1月20日 | ||
ジャンプ | 2025年8号 | ||
登場人物 | 麦わらの一味 巨兵海賊団 新巨兵海賊団 ロキ 軍子 | ||
第1136話 太陽を待つ国ルフィ「ほんとにうめ~な!恐竜みてェな味がすんだな♡ヘラジカ」 ヤルル「よく獲れたな。ヘラジカは美味しいが凶暴だ」 ハイルディン「恩人の為なら危険などいとわねェ」 ルフィ「ありがとうな!ハイルディン、スタンセン」 ハイルディン「ディガガ、喜んで貰えて嬉しいぜ」 ヤルル「人間族がこの“陽界”に来る事は珍しい。入島手段がわからず“冥界”をエルバフと思い、逃げ帰る者も多い」 巨人「おい!オーズは巨人族に伝わる凶暴な戦士だぞ」 ウソップ「そうさ。お前らの3倍はある巨体にトドメを刺したのがおれだ」 巨人「ウオォォキャプテンウソップ!」 巨人「本当に肌が青い」 ジンベエ「魚人族はもっとカラフルじゃ。海の魚達の様にな」 巨人「おれは人魚を見てみたいんだ」 巨人「お前は一体何族なんだ!?」 ブルック「え!?私は…何族なんですかブル~ス♫YEAH!広い世界に乾杯!」 ロード「先程はホントにごべんださい」 ゾロ「気にすんな。別に死人も出てねェし。ただし、あの時おれ達はウソップに反撃を止められてたんだ。それがなけりゃ…お前の首は飛んでた」 ロード「うわ!」 巨人「ガギャギャロード!お前、そいつらの懸賞金額知らねェのか!?敵うわけねェだろォ」 ゲルズ「勿論、今度は首飛ばしていいよ♡」 ロード「ゲルズたそ~!しかしあれはエルバフに生まれた者なら誰もが持つ夢でこざる。太陽の神となり、世界を支配することは」 ゾロ「太陽の神…」 「バカ言え!太陽神は支配者じゃねェ」 「そうだ。解放の神だ!」 「いや、破壊の神」 「違う!笑いの神だ」 ルフィ「ケンカが始まったぞ。神が何だって!?」 ヤルル「エルバフには太古より伝わる“ハーレイ”という神殿があるのだが、古き言葉ゆえ解釈は多岐に渡る。したがって誰にも翻訳できぬまま今に伝わり…このあり様よ。“神殿(ハーレイ)”によれば、世界はすでに二度壊れている。そしてその都度、“太陽の神ニカ”の存在が刻まれておるのだ。世界が壊れぬ様、現れた英雄か…すべてを壊した破壊者か…彼はこの世界が大きく形を変える時に現れる。ゆえに時の権力者達はニカの出現を恐れるのだ」 ルフィ「へーニカか…ボニーが言ってたやつだな」 ヤルル「太陽の神であるだけに希望を見出せぬ者達はこぞって彼を求める。ニカは白い雲をまとい、まっ白な髪と衣装で大笑いしながら現れるという」 ルフィ「みんなが似てるって言ってたのそれだな。おれのは全然関係ねェぞ!?」 スタンセン「そんな淋しい事言うな麦わら」 ハイルディン「エルバフに生まれたらみんな」 ゴールドバーグ「二カに憧れるっていうのはホントでしゅ」 「ロードのバカを擁護する気はないがなァ」 ヤルル「ロキも死んだハラルドもある意味、ニカになろうともがいた結果かも知れん」 「ロキの奴をそんな言い方でかばう事ねェよヤルル様」 ルフィ「あ…ロキ…ロキっていい奴か?」 巨人達「いい訳ねェだろ💢!」 「あいつは呪いの王子なんだ。ハラルド王は“息子によって殺される”と、ロキが生まれる前から予言されてたのさ。生まれてまもなく王家に仕える“幸運の馬”を殺した」 ハイルディン「リンリンが伝説の大戦士、ヨルル様を殺したのもあの年だった」 「国には天災が続き、王妃はロキを産んで一年でお亡くなりに…!」 「冥界を遊び場とし、天性の腕力で凶暴な動物を殺し、従え、村に解き放った。それがわずか10歳の時」 「放火に破壊!ロキのイタズラの数々は我々の命を脅かした」 「王子の権力、意地の悪い性格。ハラルド様の不在時は地獄だった」 「そしてとうとう…!エルバフの歴史上最も偉大な王、ハラルド様をロキは殺した。あの城で」 「恐れられる“戦士の国”エルバフと世界の国々を繋ごうとした心優しい光輝の王だった。ヤルル様はその現場でロキを止めようとした時刺されたんだ」 ヤルル「兜のおかげで助かったな」 ハイルディン「助かってねェけどな。6年程前か…海で暴れるロキを赤髪が捕まえてくれるまでは」 ルフィ「シャンクスか!?シャンクス、ここに来てたって?」 ハイルディン「ああ、少し前に来てたな。今どこへ行ったか知らねェが」 『村の外れ ルフィとゾロ』 ゾロ「珍しくそわそわしてると思ったらそういうことか。国中に嫌われてる王殺しの犯人だぞ!?全部ウソに決まってんだろ」 ルフィ「でもシャンクスの居場所知ってるって。おれがどんだけ会いてェかわかってんのか!?お前」 ゾロ「さんざん聞いてきたよ。だから足元すくわれたんだ」 ルフィ「じゃあロキは知らねェってのか!?」 ゾロ「まァ評判は評判。おれは会ってねェからな」 ルフィ「もしウソなら逃がさずぶっ飛ばすからよ」 『冥界』 ロキ「ドガハハハハハ!よく理解できた。だったら改めて断る。この世に生を受けわざわざゴミクズになれって!?世界一気高き騎士団への勧誘ありがとうな。つまりてめェら天竜人か!?」 「情報は?」 軍子「エルバフに派遣した諜報部員達は“巨大なカラスが現れた”という通信を最後に音信不通。弱みは摑めてない。しかし黙って聞いておれば非礼の極み。消せばよかろう」 『神の騎士団 軍子(グンコ)』 「早まるな軍子」 「グルルルル…」 ロキ「ハハ!食っていいそぜ狼!」 軍子「おい、息がかかった」 ロキ「狼ィ!」 「コイツを助けると言ったら意見は変わりそうか?」 ロキ「おォ…そういう取り引きするか…だったらそれがお前の運命だ友よ。安心して死ね。悲しみも怒りもあるさ…だが、戦士は“死に様”ジタバタするな。この怒りを食らっておれは世界を滅ぼしてやる!」 | |||
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