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BLUE LOCK | |||
原作(Original Story): 金城宗幸 × ノ村優介![]() ブルーロック 第207話ネタバレ | |||
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ブルーロック第207話 | |||
サブタイトル | ツーペア | ||
配信日 | 2023年2月22日 | ||
マガジン | 2023年12号 | ||
単行本 | 24巻 | ||
登場人物 | 御影玲王 凪誠士郎 ミヒャエル・カイザー アレクシス・ネス 潔世一 ノエル・ノア | ||
第207話 ツーペア『イングランド棟 凪&玲王』 御影玲王「どーも、年俸4000万の男です」 凪誠士郎「こんぐらっちゅれいしょーん」 御影玲王「どーすか旦那?年俸8000万のキブンは!?」 凪誠士郎「金額だけ言われてもピンとこないよ。てか試合負けたしさ俺ら。喜び過ぎじゃない玲王?」 御影玲王「お前ちゃんと見てねーだろ凪?ホラこれ!凪の名前とあのゴールが世界を飛びかってる。喜ぶトコだぞココ」 凪誠士郎「でも試合負けたよ。潔ヤバかった」 御影玲王「いいんだよ今回は。俺とお前の連携が世界に通用した事実の方が重要。玲王の力で凪が超有名になるのが嬉しいの俺は!髪乾いた?」 凪誠士郎「うん。ノド渇いた」 凪誠士郎「でも正直さ、世界一とか言われても想像できないんだよね俺。うまっ、コーヒー牛乳神…潔に勝つためだけにここ最近ずっとサッカーしてたからさぁ、あの瞬間は超嬉しくて夢ん中みたいだったけど、次すぐ世界一とか無理かも。あんまよく自分のモチベ分かってないし…」 御影玲王「ラムネうめー…そっか、なるほど。FLOW的に考えれば挑戦が難すぎて不安が勝っちゃってるカンジかな」 凪誠士郎「あー不安ってゆーか…やる気になんない」 御影玲王「OK。じゃあ挑戦設定を変えよう。世界一だとデカすぎるから…あ、そーいやお前…本当は元々働きたくないって言ってたよな?」 凪誠士郎「うん。ずっとゲーム希望」 御影玲王「じゃあ3憶稼げ♪」 凪誠士郎「ん?What's?」 御影玲王「日本人男性の生涯資金の平均がたしか…だいたい3憶ぐらいだからさ、ネオ・エゴイストリーグが終わるまでにもっと活躍して入札年俸を3億円まで上げるんだ。そうすりゃもう基本働かなくて大丈夫人生。資本主義というカネに支配された労働社会を超越に取り、思うまま真の自由を手に入れられる!これぞ一流アスリート醍醐味!どうですか凪選手!?目標3憶」 凪誠士郎「…うん、それならなんかやれそ。てか久しぶりだこのカンジ」 御影玲王「え」 凪誠士郎「玲王がサッカーに誘ってくれた頃、たしか俺らこんなノリだったなぁって。俺、自分がここまで熱くなれる人間だと思ってなかった。ありがとう玲王。俺をサッカーに誘ってくれて」 御影玲王「え?お前今日死ぬ系?」 凪誠士郎「死なないよ」 御影玲王「重い病気系?」 凪誠士郎「だから死なないって」 御影玲王「たはっ♪お前らしくねぇコト言うからビビったわ!大人んなったなぁ」 凪誠士郎「え、そーかな…思ってたコト言っただけだけど」 御影玲王「いやいやこれで終わりじゃねーんだから!こっから玲王・凪の新しい始まり!ブルーロックを使って日本代表を勝ち奪って、その中心になってW杯優勝する。だから凪…お前はそのままでいい!いくぞ世界一!」 凪誠士郎「…うん、やってみる」 『ドイツ棟 モニタールーム カイザー&ネス』 ネス「失礼します。熱心に試合の研究をされるのは素晴らしいですが目が疲れちゃいますよカイザー。はいブルーライトカットメガネ」 カイザー「ああサンキューネス。お前のそーゆートコ好き」 ネス「やたっ!」 カイザー「なぁネス。俺は今まで潰すと決めた人間は全部潰してきた」 ネス「はい、知ってます」 カイザー「世間知らずの超新星…1.5流ベテラン…落ち目の元スーパースター…そんな他人の人生を潰すコトが俺の喜びの全てと言ってもいい。で、今回は日本に出現した超エースくん…コイツも今までのヤツらと同じただのザコ獲物だと思ってた。でもあの試合、確かに潔世一は俺の予感を越えた。なぜだと思う?」 ネス「そ…それは!ゴールを捨ててカイザーに見せつけに来たバカな選択の結果です!ストライカーとして考えれば世一はカイザーにまだ勝ったとは…」 カイザー「んなこたぁ知ってる。なぜそこまで俺という絶対的才能に歯向かうのかって話だ」 カイザー「心を摘むポイントはいくつもあったハズだ。現に俺は何度も潰した。だが潔世一はその度に立ち向かって来る。まるで自分の前に立ちはだかる壁こそが“喜び”だと言わんばかり。そしてそれを紙一重で乗り越えてくる。イカれてるよマジ。普通の人間の思考回路じゃない。アイツはピエロのフリしたゲームマスターだ」 ネス「で…でもまだカイザーが勝ってることには変わりない!」 カイザー「おいネス。なぜ俺がブルーロックに来たか言ってみろ」 ネス「あ…それは…ノエル・ノアと共にプレーしても実力が遜色ないコトを示すため…あるいは、このネオ・エゴイストリーグのシステムを利用して今より好条件のオファーを勝ち奪って、このバスタードミュンヘンから退団するためです」 カイザー「そう。このチームはもうノアのもんだ。どうあがいてもノアを中心としたシステムのサブ扱い…今の俺じゃここで世界一のストライカーにはなれない。だから俺はネオ・エゴイストリーグで俺のブランドを高めに来た。そのためのピエロが予想外に大きく育ってくれた。今アイツを狩れば俺の名はもっと世界に轟く。食べ頃だなぁ世一ぃ…クソ狩る!クソ捥ぐ!クソ殺す!」 ネス「し…失礼します (カイザーが…僕以外であんなに…クソ…世一ッ…)」 | |||
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