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Detective Conan | |||
原作(Original Story): 青山剛昌(Gosho Aoyama) 名探偵コナン 第1139話ネタバレ | |||
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名探偵コナン 第1139話 | |||
サブタイトル | 火炎の後始末 | ||
配信日 | 2025年2月5日(水) | ||
サンデー | 2025年10号 | ||
登場人物 | 江戸川コナン 毛利小五郎 毛利蘭 阿笠博士 吉田歩美 小嶋元太 円谷光彦 灰原哀 大和敢助 諸伏高明 上原由衣 南條香織 葛西七佑 北倉夕汰 伊東環姫 南條健彦 | ||
場所 | 白龍スキー場付近の事故現場 | ||
第1139話 火炎の後始末『止まらない火炎、見えない火種。三度目の不審火。迎える命の危機』 南条香織「夕汰さん!しっかりして!」 大和敢助「何があったんだボウズ。俺らも呼んだって事は」 諸伏高明「ただの交通事故ではないという事ですよね?」 大和敢助「車、走行中に運転手の右腕に勝手に火がついたと!?それを本当に目撃したのか?」 小嶋元太「ああ」 円谷光彦「ボクも見ました」 上原由衣「夕汰さんが自分で火をつけたんじゃないのね?」 諸伏高明「そのきっかけになるような事はありましたか?」 コナン「事故った車の後ろを走ってた車が追い抜いた後だったけど…詳しい話はその追い抜いた車に乗ってたあの3人に聞いてみれば?」 南條香織「その子達の言う通りです。私たち、車でレストランに向かっていたんですけど、私たちのバンが夕汰のミニを追い抜いた後で夕汰さんの右腕に火がついたんです」 小嶋元太「でもよ、火がついたのって」 吉田歩美「妖怪のせいかも」 大和敢助「妖怪?」 円谷光彦「はい。“屍人の御燈”って心霊現象で」 小嶋元太「死んだ人の魂がなつかしい人のそばにあるロウソクや線香に火をつけるんだってよ」 吉田歩美「でも靴を頭に載せると逃げられるの」 円谷光彦「その実験の動画を撮っていたんですよね?」 南條香織「え、ええ…(靴の実験はしてないけど…)」 伊東環姫「私たち、SNSで“心霊スポット巡り”っていうチャンネルをやってて」 葛西七佑「火事で亡くなった友人の健彦の魂を呼び出す実験をしていたんです」 南條香織「屍人の御燈は本当かどうかを」 大和敢助「死んだダチをネタに動画を撮ってたのか?」 諸伏高明「不謹慎極まりないですね」 南條香織「え、ええ…だから動画がヤバ過ぎたら配信しないつもりだったんですけど」 葛西七佑「本当に出たんですよ、屍人の御燈が。これがその動画です」 大和敢助「確かに勝手に火がついてるように見えるな」 諸伏高明「これは興味深い」 伊東環姫「その後も香織の背中から煙が出てると思ったら」 南條香織「その時着てたパーカーの背中がコゲていて」 上原由衣「その動画あったりします?」 葛西七佑「突然起きたんで撮ってませんよ」 円谷光彦「ボク、撮ってますよ。スマホですけど…何か起きそうな予感でしたので。煙が出た後ですけど」 大和敢助「アンタ、夕汰さんとモメてるな」 葛西七佑「軽い口ゲンカですよ。子供の頃からの付き合いですからケンカもしますよ。火事で亡くなった健彦の妹の香織ちゃんは年が一つ下ですけど、後は小学校から高校まで一緒の同級生ですから」 諸伏高明「詳しく教えて頂けますか?その健彦さんが火事で亡くなった時の事を」 葛西七佑「あれは3か月前の寒い日でした」 伊東環姫「長野にみんなでロケハンに来たんです」 南條香織「心霊スポット巡りはこの辺りに伝わる“屍人の御燈”にしようって決めてたので」 伊東環姫「着いた日の夜、貸し切りのロッジでみんなでお酒を飲んでたんだけど」 南條香織「環姫ちゃんが先に酔い潰れて寝ちゃって」 『回想』 葛西七佑《環姫、寝ちゃったし今夜はお開きにしますか?》 南條香織《ヤダー!私まだ飲み足りなーい》 北倉夕汰《じゃあ酒切れてきたし買い出しに行くか。店、割と離れてたから時間かかるかもだけど》 南條健彦《だったらキッチンで簡単なつまみ作っとくよ》 葛西七佑「それで、僕と香織ちゃんと夕汰がコンビニでお酒選んでる最中に、割と大きめの地震があって…」 葛西七佑《ゆ、揺れましたね…》 南條香織《うん、かなり…》 北倉夕汰《環姫と健彦が心配だから俺は先にロッジに戻る》 南條香織「そして私と七佑さんがお酒を買って帰ったら、燃え盛るロッジの前に環姫ちゃんを抱えた夕汰さんが泣いてて」 伊東環姫「後で夕汰に聞いたら、健彦も捜したけど見つけられなかったって」 上原由衣「確か倒れた食器棚の下敷きになっていたとか」 大和敢助「んじゃ最後に所持してる物を全て見せてもらおうか。それが済んだら夕汰さんの病院に向かっていいからよ。まずは葛西七佑さん。財布にティッシュにハンカチ、スマホに車のキーに家の鍵、タバコにマッチに携帯灰皿」 諸伏高明「今時マッチとは珍しいですね」 葛西七佑「昼間、道の駅で買ったんですよ。本当は電子ライターを持ってたんですけど、どこかで無くしてしまって」 上原由衣「電子ライターって音を出さずにタバコに火がつけられるヤツね」 葛西七佑「ええ。100円ライターのチャイルドロックが苦手で」 大和敢助「これで全部か?車ん中に何か隠したりしてねぇよな?」 葛西七佑「ええ。運転中に飲んでたコーヒーのカップが運転席のホルダーに挿さってるぐらいで」 大和敢助「なじゃ次、伊東環姫さん。財布にハンカチにティッシュに小さい水筒に化粧道具一式にスマホに充電器にキーケースに小銭入れに…ん?レーザーポインター?」 諸伏高明「外国製のかなり強力なヤツのようですね」 伊東環姫「あ、それは…」 円谷光彦「環姫さんが心霊スポット巡りでいつも使ってるヤツです。環姫さん怖がりだから…レーザーポインターで遠くからその場所を照らすんです」 上原由衣「財布に小銭入れ付いてるのに何でわざわざ小銭入れを?」 円谷光彦「環姫さんはガチャガチャが大好きで、行く先々ですぐにやれるように100円玉が詰まっているんですよね?」 南條香織「あの子、詳しいわね」 大和敢助「最後は南條香織さん。財布にティッシュにハンカチに目薬に化粧道具一式にスマホにイヤホンに自宅の鍵にモバイルバッテリーに消毒用のジェル…燃えやすいエタノールが入ってるな」 コナン「香織さん、よく使ってたよね?コレ」 南條香織「ええ、割と潔癖症だから。他のみんなにもよく貸すし」 上原由衣「ビニール袋に入ったこの黒コゲのスマホは?」 南條香織「今日も長野県警で返却された兄、健彦の遺品です。そのスマホにこの写真が入ってたので」 諸伏高明「真ん中が健彦さんですか?」 南條香織「はい、20年も前の写真ですけどね」 諸伏高明「では所持品は一旦こちらで預からせてもらいますので」 大和敢助「上原はガキ連中と被疑者3人をヨロシクな」 上原由衣「了解」 大和敢助「このボウズ(コナン)は借りてくけどよ」 諸伏高明「では、証拠集めといきましょうか。さっきの情報でトリックも」 大和敢助「それをやらかした犯人も」 コナン「特定できちゃったからね」 『車の中』 少年探偵団「ええーっ!幼馴染だった!?」 小嶋元太「あのオデコが広いヒゲの刑事と」 円谷光彦「隻眼の厳めしい刑事と」 吉田歩美「由衣刑事が?」 上原由衣「ええ」 小嶋元太「あの2人仲良しだったのか?」 上原由衣「ぜーんぜん。今もだけど事ある毎に口ゲンカばっかりしてたわ。でもね、運動会の日、私早生まれだから小1の時、敢ちゃ…大和警部たちは6年生だったんだけど、私のクラス、リレーで一等賞取れなくて赤いリボンもらえなかったのよ。でね、悔しくて泣いてたら敢ちゃ…大和警部と諸伏警部がやってきて」 大和敢助《んなに欲しいなら取って来てやるよ赤いリボン》 諸伏高明《僕も微力ながら協力しましょう》 上原由衣「その時の2人のバトンタッチがもう息ピッタリで…」 『事故現場』 コナン「思った通りここだけ汚れが付いてない」 大和敢助「こっちも林の中で見つけたぜ?ミニの車体と同じ色の」 諸伏高明「迂を以て直を為し…患いを以て利と為せばなり…曲がりくねった道を遠回りするかのように見せかけて敵をおびき出し、足止めした所を一直線に攻め立て、こちらの有利な展開に変えてしまう」 大和敢助「ああ、二度に渡って火をつけたのも、この殺人計画を成功させる為の布石だったワケか」 コナン「そして、ミニのグローブボックスに入ってたこのバッジこそが今回の殺人計画の動機だよね?」 『仲間の証に込められた殺意。次号、解決編。第11号につづく』 | |||
第1140話 次号予告仲間の証に込められた殺意の正体は!? シリーズ解決編!! 現場検証で不審火騒動のトリックを見破ったコナンと敢助、高明。重傷を負った被害者の容体が危ぶまれる中、明かされる真実とは。 | |||
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