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Kagurabachi | |||
原作(Original Story): 外薗健(Hokazono Takeru)![]() カグラバチ 第67話ネタバレ | |||
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カグラバチ 第67話 | |||
サブタイトル | ザ殺戮ホテル | ||
配信日 | 2025年2月10日 | ||
ジャンプ | 2025年11号 | ||
登場人物 | 六平千鉱 座村イヲリ 郎 炭 杢 昼彦 久々李 斗斗 戦国与次郎 | ||
第67話 ザ殺戮ホテル『チヒロ死亡の報せを信じていた昼彦…』 『京都殺戮ホテル 一階玄関広間』 昼彦「なあ斗斗さん…チヒロ生きてんだよな?ホント?」 斗斗「ほんとだよ。遭遇した。座村の娘の護衛してるよ」 昼彦「…そっか」 斗斗「…?泣いてる?」 昼彦「やる気出てきた。ちゃっちゃと聞き取りだ」 斗斗「本当に手伝わなくていい?」 昼彦「ああ、全員まとめて」 戦国与次郎「おい、ここを何処だと?」 斗斗「(ここの従業員は皆剣士。でもその実力はピンキリ。問題は奴だ。五十人以上の門弟を抱える大師範、総支配人、戦国与次郎)」 戦国与次郎「その手の紋章は“毘灼”。手練れだと聞くが」 昼彦「それでも一人で十分ってか」 戦国与次郎「当然だ。ホテルと共に継がれてきたこの剣術…私こそが此処の歴史だ。礼玄一刀流」 斗斗「(昼彦は元々妖術師の中じゃかなり上澄み。けどそんなの妖術ありき…剣術なんて碌にやったことないじゃん。妖術を失った今それでこの相手は…ま、でも怖いからじっとしとこ)」 昼彦「(剣術だけでここまでの差…)」 久々李《まずは基礎からだ。流派の結晶“型”と言うものがどれほど重要か…》 昼彦「(妖刀を握っても剣術がこのままじゃ千鉱と同じ土俵とは言えないよな)」 戦国与次郎「創業百五十年の歴史が貴様を丸呑みにする」 斗斗「やっぱ手伝おうか?」 昼彦「いや、むしろ…おい全員でかかってきた方がイイんじゃない?」 従業員「避けるのもやっとの癖に」 従業員「あの様で何を」 斗斗「おー」 戦国与次郎「(あの時だな。変則的な太刀筋…まるで読めなかった…刃の出どころさえ…) 貴様どこの門下だ 」 昼彦「頭の固いやつばっかだな。誰かの門下じゃなきゃいけないか?俺は自由の弟子だ。次はない」 『客室 チヒロ&イヲリ』 六平千鉱「具合はどうだ」 座村イヲリ「…今って」 六平千鉱「夜が明けたところだ」 座村イヲリ「朝…巻墨の人達は」 六平千鉱「封印の準備も終盤。屋上にて作業中だ。で、俺はここで見張りだ」 座村イヲリ「もしかして夜通しここにいたの?」 六平千鉱「三人必要なのは今だけ。夜は交代しながらだったから…彼らに戦闘法を聞いたり剣術の練習もできた」 座村イヲリ「チヒロさんは慣れっこなんですか。私と歳変わらないですよね」 六平千鉱「ああ」 座村イヲリ「学校とかは」 六平千鉱「通ったことはない」 座村イヲリ「じゃあずっとあんな激しい戦いの中に身を…私たちなんて給食のデザートの取り合いとか、テストの点数とか、授業中の絵しりとりとか…そんなのが私たちにとっての激闘で」 六平千鉱「平和だな」 座村イヲリ「皆今心配してるかな…会いたいな…寝込む前、ある記憶を思い出したんです。本来の自分に戻れば、今の普通の生活はできなくなる…学校には通えなくなるんですよね」 六平千鉱「ああ、二者択一だ」 座村イヲリ「…………」 六平千鉱「俺の名字は“六平”だ」 座村イヲリ「…!六平って…」 六平千鉱「父は六平国重。君の父、座村清市とは盟友だった。戦争の英雄の子…俺は君と少し境遇が似ている。だから“辛くても真実に生きた方が幸せだろう”と勝手に共感した。でも君には…」 🔊「ピンポン」 六平千鉱「何者だ。目的は」 「…金さ…部屋に電話があった。大金くれるってよぉ…!」 六平千鉱「(明確にこの部屋を…俺か彼女を狙ってる。何か起こってる) そこにいて」 六平千鉱「ひとまず大丈夫だ」 座村イヲリ「怖くないの?」 六平千鉱「こいつらは手練れじゃない。おそらくまだ他に向かって来てる。屋上へ急ごう」 座村イヲリ「そうじゃなくて人を殺すこと」 六平千鉱「ああ、怖くない。だから君とは違う。俺にはもうこの生き方しかないだけだ。でも君には座村の娘として生きる、上塗りされた平凡…君にとってはどちらも真実なんだ。どうすべきかなんで正解はない。君がどうしたかだ」 座村イヲリ「…私は学校に戻りたい」 六平千鉱「(俺に選択肢はない。あるのはただ…)」 昼彦「よぉチヒロ。俺は準備万端だよ」 六平千鉱「大丈夫。必ず送り届ける」 『復讐の道を征くチヒロ。退路はなく、ただ突き進むのみ』 | |||
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