- リンクを取得
- ×
- メール
- 他のアプリ
Kagurabachi | |||
原作(Original Story): 外薗健(Hokazono Takeru)![]() カグラバチ 第68話ネタバレ | |||
← 第67話 | 第69話 → | ||
カグラバチ 第68話 | |||
サブタイトル | 変幻 | ||
配信日 | 2025年2月17日 | ||
ジャンプ | 2025年12号 | ||
登場人物 | 六平千鉱 昼彦 郎 座村イヲリ 幽 斗斗 戦国与次郎 | ||
第68話 変幻『京都殺戮ホテル チヒロVS昼彦』 六平千鉱「お前の仕業か」 昼彦「ああ。お前らの部屋は支配人の脳みそに聞いた。いてよかったよ。ここの宿泊客は過激なやつばかりさ。みんなこのフロアに向かってるだろうね。支配人というタガも外れたことだし。で、君か…初めまして。生まれてきてくれてありがとう座村の弱点(むすめ)」 昼彦「千鉱お前も大変だな。座村の尻拭いさせられてよ。座村は今まさに契約者殺しに動こうとしてるとこだよ。この状況も知らず罪悪感とやらに酔ってさ、とんだ間抜けだよ」 六平千鉱「この子には何もさせない。この子はもう俺たちとは関係ない」 座村イヲリ「全然っ大丈夫じゃない…!」 郎「中入ってな」 座村イヲリ「はい!」 『エレベーターの中』 座村イヲリ「屋上…今三人必要だって…」 郎「ん?ああこっちの作業は完了した。君はすぐにでも普通の女子高生に戻れる」 座村イヲリ「本当に戻れるんですか?封印って仕組みはよくわからないですけど、学校がバレたし、悪い人たちに顔も見られた。一人…先生も…それなのに今まで通り学校に通うなんて」 郎「君を取り巻く昨日今日の出来事は曖昧になる。奴らは君と会ったことすら思い出せないよ。死人は戻らないが」 座村イヲリ「私が封印を解こうとしたから悪い人が来た…先生は私のせいで」 郎「それはまじで違うぜ。罰せられるべきは間違いなく毘灼の連中で、落ち度があるとすれば巻墨にある。俺たちは忍。“情”みたいなもんは学んでこなくてさ、封印を施した三年前は親子のつながりってのを理解できなかった。だから封印も未熟だった。だが君らと話して大体感触は掴めた。今度は意識の根源まで封印できる。次は破ってしまう心配もないし、君は今まで通りの学校生活を送れるよ。あと封印に必要なのは鍵だけだ」 座村イヲリ「鍵?」 郎「このホテルは大規模な結界に囲まれている。結界には必ずその動力源となる灯籠があるんだ。ここの場合は屋上に設置されてるその鍵。今回君に施すのは大掛かりな封印。封印時、その動力を借りる約束だった。鍵は彼(総支配人)が持っていたはずだが……チヒロは下に降りたんだよね?」 座村イヲリ「降りたというか…」 郎「あいつに任せよう」 『1F』 六平千鉱「(変則的だが一つ一つが玄力が乗った強力な斬撃だ。刀はほとんど使っていなかった)」 従業員「巻墨の方?総支配人からこれを…これは灯籠の…」 従業員「あの男…奴は明らかに素人だった。振り回しているだけ…どの型にもはまらないであろうその不細工な剣はやがて支配人の腕を落とした。まぐれだと思った」 『回想』 従業員「(自由の弟子だと?剣術がそう浅いものではないことはすぐに思い知るだろう。俺は7年間毎日剣術の鍛錬に励んできた。それでも戦国殿からは一本取れたことはない)」 戦国与次郎《この世に天才などいない。堅実な努力の積み重ねこそ何者にも勝るのだ》 従業員「んだよぉ…!天才いるじゃん!」 『現在』 従業員「誰も防げなかった…奴の刀は…見えない…来る」 『不可視の剣術。これまでの死闘に叩き上げられた千鉱の洞察眼にはその正体が映る。右手左手、順手逆手。この自由な切り替えが瞬間の中で死角を行き来することにより受け手は刀を見失う』 昼彦「(!これを眼で追うか…!防がれ…)」 昼彦「(あの状態からカウンター…しかも俺より刃の到達が速かった) さすがの殺意だ…いいね」 六平千鉱「(かわされた…白禊流…まだまだ速くなる。速くならないと…!) そりゃそうだろ。お前を殺して上に行く (この鍵を持って…そしてイヲリを日常へ戻す)」 『郎&イヲリ』 郎「じゃ心は決めたんだね?学校に戻ると」 座村イヲリ「(学校に戻る…座村清市の娘ではなくなる。あの事実をただ拒みたいわけじゃない。お父さんは別のことに夢中らしい。お父さんは私のこと忘れても平気なのかな。私だけが勝手に心の穴にもがいていたんだ)…はい」 『少女は決断する』 | |||
← 第67話 | 第69話 → | ||
関連記事 | |||
キャラクター一覧 | コミックス一覧 |