名探偵コナン | 第1157話『石川よるまっしミステリー(後編)』ネタバレ | Detective Conan

Detective Conan
原作(Original Story): 青山剛昌(Gosho Aoyama) TVアニメ『名探偵コナン』 第1157話ネタバレ
← 第1156話		第R151話 →
名探偵コナン 第1157話
サブタイトル	石川よるまっしミステリー(後編)
放送日	2025年3月15日
原作	アニメオリジナル
脚本	大川俊道
OPテーマ	But ノーラヴ (歌: Rainy。)
EDテーマ	Shooting star (歌:WANDS)
キャスト	役：声優
	江戸川コナン：高山みなみ 毛利小五郎：小山力也 毛利蘭：山崎和佳奈 稲見竜星：浅利遼太 有原夢乃：阿澄佳奈 土門健介：土田大 種村丈太郎：勝杏里 木之本要次：鈴木千尋
あらすじ	石川県で３年前の未解決盗難事件と、それを匂わせる差出人不明の脅迫状について調査する小五郎。調査中に突如コナンが誘拐され、犯人からの要求で依頼人・有原夢乃と昔のバンドメンバーを集めるべく奔走する。一方、コナンは誘拐犯・稲見竜星に誘拐の真意を聞き、過去事件の証拠映像も見せられる。しかし、何者かに追われたコナンと竜星が慌てて逃げ出したのも束の間、車のブレーキが壊されており、ガケから転落してしまう……。
ネクストコナンズヒント
ギターケース
第1157話 石川よるまっしミステリー(後編) コナン「出るよ」 コナン「これ掴んで」 コナン「(誰かがブレーキに細工をして竜星さんを…おそらく竜星さんの叔父さんの工房を荒したのと同様、あの防犯カメラの映像が目的か)」 稲見竜星「やっべぇ！あの車、叔父さんのなんだ！どうしよう！」 コナン「(ってことは犯人の狙いは竜星さんじゃなくて叔父さんの方？)」 『山代温泉』 毛利小五郎「これは…ギターケース？」 毛利小五郎「種村さん、これはあなたのギターケースですか？」 種村丈太郎「ええ…だけど…」 毛利小五郎「3年前、チャリティーコンサートの楽屋から盗まれたはずのケースが何故あなたの車に？」 種村丈太郎「知りません！夜中に誰かが積み込んだんです。そうとしか考えられない」 有原夢乃「きっと犯人の仕業よ。3年前の盗難事件の…あの時、種村君に罪をなすりつけようとした犯人がまた同じようなことをしたんだわ」 土門健介「誰なんだ」 種村丈太郎「夢乃、何か知ってるなら教えてくれ」 毛利小五郎「まあまあ今夢乃さんを問い詰めても何にも…」 毛利蘭「待ってお父さん。夢乃さん、あなたはお父さんに嘘をついてますよね？」 毛利小五郎「蘭どうした？」 毛利蘭「私、昨日見たの。夢乃さんがある人と会ってるの」 毛利小五郎「ある人って誰だ？」 毛利蘭「アルバローザのメンバー、ベースの木之本要次さんよ」 毛利小五郎「何！？本当か」 毛利蘭「うん。3年前のバンドの写真で確認したから間違いない」 毛利小五郎「ったく…何で黙ってたんだ」 毛利蘭「コナン君が無事に帰ってくるまで犯人を刺激しちゃいけないと思って」 毛利蘭「夢乃さん、もしコナン君の誘拐に関わってるならお願い！無事に返してください」 有原夢乃「私は誘拐に関わってなんかいないわ。でも木之本君に会ったのは事実です」 毛利小五郎「どうしてそんな大切なことを隠していたんですか」 毛利蘭「もしもしコナン君！？」 コナン「ごめんね蘭姉ちゃん電話できなくて」 毛利蘭「無事なのねコナン君！」 コナン「うん。ちょっとサーフィンをしてたんだけど、疲れて朝まで寝ちゃったんだ」 毛利小五郎「おいこら！どういうことだ！？」 コナン「ごめんなさい。おじさんたち今山代温泉にいるんでしょ？」 毛利小五郎「ああ」 コナン「今そっちに向かってるんだ。詳しい話はあとでね」 稲見竜星「なぁコナン、お前は命の恩人だ。お礼にこれやるよ」 コナン「あ…ありがとう」 土門健介「毛利さん、一体どういうことですか」 種村丈太郎「誘拐事件はなかったってことですか」 毛利小五郎「そ…それが」 土門健介「私は帰らせてもらいます」 毛利小五郎「待ってください。3年前の事件の真相を知りたくないんですか？」 毛利小五郎「夢乃さん、さっきの話の続きを聞かせてください」 有原夢乃「ええ。夕方、木之本君から3年ぶりに電話があったんです」 種村丈太郎「誘拐事件も木之本の犯行なのか？」 有原夢乃「いいえ。そんな騒ぎがあったことすら彼は知らなかった」 毛利小五郎「では一体何の話をしたんですか？」 有原夢乃「それは木之本君本人から直接聞いてください。今こっちに向かっています」 毛利蘭「コナン君から動画が送られてきた」 毛利小五郎「俺の所にも」 土門健介「もしかしてこいつが犯人？」 有原夢乃「木之本君が言ってました。3年前の事件の決定的な証拠があるって」 毛利小五郎「種村さん、この赤いシャツの男はあなたですね？」 種村丈太郎「違う！俺じゃない」 土門健介「木之本！」 毛利蘭「コナン君！」 コナン「蘭姉ちゃん！」 毛利蘭「心配したんだよ。誘拐されたって聞いたから」 コナン「ごめんなさい」 木之本要次「申し訳ありません毛利さん。こいつが誘拐犯です。ちゃんと謝れ」 稲見竜星「すいません」 毛利小五郎「木之本要次さんですよね？」 木之本要次「ええ。毛利さん、コナン君を巻き込んでしまって本当に申し訳ありません」 稲見竜星「俺は叔父さんの手助けをしようと思って…」 木之本要次「誰がそんなこと頼んだ！みんな迷惑しているんだぞ！」 稲見竜星「ごめん」 コナン「これって3年前に盗まれた種村さんのギターケースだよね？」 毛利蘭「うん。知らないうちに積み込まれたって種村さんは言ってるけどね」 コナン「(ん？これは？)」 コナン「(やっぱりそうか)」 毛利小五郎「この脅迫状を書いたのはあなたで間違いないんですね？」 木之本要次「ええ。ただし、出した相手は夢乃ではなくリーダーの土門さんにです」 土門健介「デタラメ言うな！」 木之本要次「ところがリーダーはカードを途中で切断して半分だけを夢乃のところに送りつけた」 毛利小五郎「なるほど。確かに下の部分がカットされている。残りの半分には何が書いてあったんですか？」 木之本要次「“アルバローザのメンバーを全員集めて本当のことを話してくれ”と。リーダーと2人だけで会えば言いくるめられるに決まってる。だから、みんなで一緒に話を聞きたかったんです」 毛利小五郎「何故土門さんは半分だけを夢乃さんの所に送ったんだと思いますか？」 木之本要次「おそらく探りを入れたんですよ。誰が手紙を書いたのか知りたくて。こんなカードを受け取ったら、夢乃は必ずリーダーに相談にくる。そうすれば俺や種村の近況も知れると思ってた。ところが夢乃が信頼を寄せていたのはリーダーではなく、名探偵の毛利小五郎さんだった」 毛利小五郎「それにしても3年前の動画を何故今頃？」 木之本要次「あの動画は2週間程前、竜星がアルバローザのライブ映像を漁っていて偶然見つけたんです」 土門健介「あれが決定的証拠というなら誰が見ても犯人は種村だろ」 種村丈太郎「だから俺じゃないって言ってるじゃないか」 コナン「誰かが種村さんになりすましたってことも考えられるんじゃない？」 毛利蘭「どういうこと？」 コナン「種村さんって左利きだよね？楽器を運ぶ時は利き手と反対側の肩に担ぐ人が多いような気がするけど、この赤いシャツの人は左の肩に担いでるよね？」 種村丈太郎「そういえば右肩にかけるな」 有原夢乃「右肩に担ぐのは種村君の癖よ。写真にも写ってる。だからそこに映ってるのは種村君じゃないわ」 木之本要次「ああその通りだ」 木之本要次「あんたは誰から目撃された時のことを考えて赤いシャツを着て種村のギターケースに金を詰めて盗み出したんだ」 小五郎(コナン)「皆さん、それでは事件の真相をお話しましょう。まずは土門さん。昨日我々と別れた後、どこに行かれましたか？木之本さんのアトリエに行ったんじゃありませんか？証拠となる動画を盗み出すために」 小五郎(コナン)「ところが見つからなかった。そこで今度は種村さんが犯人であることを決定づけるために重要な証拠であるギターケースを種村さんの車に積み込んだ。違いますか？」 土門健介「ハハハ！もしそうなら犯行に使ったギターケースを3年間も捨てずに持っていたことになる。そんな犯人がいますかね？」 小五郎(コナン)「もちろん一刻も早く処分したかったでしょう。だが証拠品であるギターケースをうかつに捨てるわけにもいかない。そうこうしているうちに手元に保管しておくのが一番安全だという結論に達したんじゃありませんか？」 土門健介「私がそのギターケースを積み込んだなんて証拠がどこにあるんだ！？」 小五郎(コナン)「もちろん証拠はあります。そうだな？こなん」 コナン「うん。ギターケースにキラキラって金箔の破片がついてたんだ。木之本さんのアトリエを荒した時、手についた金箔がギターケースに移ったんじゃないかなぁ？もしかしたら土門さんの靴にも金箔が付いてるかも」 稲見竜星「靴の裏を見せてみろ！」 土門健介「だ…だが！その車にはロックがかかってたはずだろ！どうやってケースを積み込むことができるんだ！？」 種村丈太郎「あんたならドアロックを外すくらい簡単だろ！俺と一緒に修理工場でバイトしてたんだからな！」 小五郎(コナン)「そうなると土門さん、木之本さんの車のブレーキに細工することも可能だったんじゃないですか？」 土門健介「私は何もやってない！あんなオンボロ車、勝手にブレーキが故障したに決まってる！」 小五郎(コナン)「オンボロ車？」 土門健介「ああひどいもんだ」 小五郎(コナン)「なるほど…それで土門さん、あなた木之本さんの車をいつ見たんですか？」 小五郎(コナン)「ブレーキに細工した時に見たんですよね？そうでないと、あなたが木之本さんの車を見ているはずがない」 土門健介「そ…それは…」 小五郎(コナン)「土門さん、もう言い逃れできませんよ。あなたは自分が犯人であると自供したも同然だ」 土門健介「クソ…！どけっ！」 コナン「待て！」 稲見竜星「土門が逃げるぞ！」 コナン「竜星さん！スケボー！」 稲見竜星「おう！」 稲見竜星「コナン！」 コナン「(ただの工芸品ってわけじゃなかったんだな、このスケボー)」 『その後、土門さんは3年前の盗難事件や木之本さんの車に細工したことなど全てを自供した』 『そして夢乃さん、木之本さん、種村さんの3人は』 『アルバローザを復活させようと誓いの場所“花館”で練習を開始した』 『新しく竜星さんをドラムスに迎えて』 コナン「(長野か…県警の人たち元気でやってるかな？)」 毛利蘭「やっぱり美味しいね、金沢のきんつば。お土産に買っといてよかった」 コナン「(てか、ちょっと買い過ぎだろ)」 毛利小五郎「うまい！やっぱ長野といえばそばだかんね！」 毛利蘭「お父さん何やってんの！もう出ちゃうわよ」 毛利小五郎「お…おい！待っくれー！」 コナン「どうぞ、ごゆっくり」 ≫関連記事：最新107巻情報まとめ 劇場版『隻眼の残像(フラッシュバック)』情報まとめ
← 第1156話		第R151話 →
Detective Conan
アニメエピソード		キャラクター	漫画
劇場版	主題歌	名探偵コナン 記事一覧