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Detective Conan | |||
原作(Original Story): 青山剛昌(Gosho Aoyama)![]() TVアニメ『名探偵コナン』 第R151話/第516話ネタバレ | |||
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名探偵コナン 第R151話/第516話![]() | |||
サブタイトル | 風林火山 迷宮の鎧武者 壱 | ||
放送日 | 2025年3月22日 | ||
原作 | 第613話 - 第618話 | ||
第59巻-File5「百足」 第59巻-File6「鎧武者」 第59巻-File7「兵法」 第59巻-File8「風林火山」 第59巻-File9「戦」 第59巻-File10「陰と雷」 | |||
OPテーマ | But ノーラヴ (歌: Rainy。) | ||
EDテーマ | Shooting star (歌:WANDS) | ||
キャスト | 役:声優 | ||
江戸川コナン:高山みなみ 毛利小五郎:神谷明 毛利蘭:山崎和佳奈 服部平次:堀川りょう 遠山和葉:宮村優子 大和敢助:高田裕司 虎田直信:藤本譲 虎田達栄:滝沢ロコ 虎田由衣:小清水亜美 虎田繁次:田中一成 龍尾為史:丸山詠二 龍尾盛代:巴菁子 龍尾景:中原茂 龍尾綾華:本間ゆかり 甲斐玄人:山野井仁 | |||
あらすじ | コナン、蘭、小五郎は虎田家当主・直信から、平次と和葉は龍尾家当主・為史から依頼を受け、長野県を訪れる。いがみ合う両家では事件が発生。転落死した息子・義郎を見殺しにした犯人が龍尾家の者だと考える虎田家と、それを逆恨みして息子・康司が殺害されたと考える龍尾家。聞き込み中に合流したコナンたちは、長野県警の大和敢助刑事に出会う。遺体の脇に置かれるムカデの意味とは? 鎧武者が現れ、新たな事件が発生する――。 | ||
ネクストコナンズヒント | |||
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虎田家&龍尾家 | |||
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第R151話/第516話 風林火山 迷宮の鎧武者 壱『虎田家』 ![]() 毛利小五郎「全身を強く打ち頭を割り出血多量で死亡。転落死ですか?」 ![]() 虎田直信「そうじゃ。儂の唯一の跡取り息子義郎はこの虎田家に恨みを持つ無慈悲な鬼の手にかかってな」 ![]() 毛利小五郎「じゃあ誰かに高い所から突き落とされたとか?」 虎田直信「いや、竜巻じゃ。息子は竜巻に遭うて中空に吸い上げられ、岩場に落ちて死んだんじゃよ」 虎田直信「その百足の死骸は血が乾く前に置かれたそうじゃ」 ![]() 虎田達栄「つまりその者は…そんな有様の息子を見つけたにもかかわらず助けを呼ぶどころか、いい気味だと言わんばかりにおぞましい虫を添えて立ち去り、見殺しにしたということですわ」 ![]() 虎田直信「その遺体を見つけた繁次が言っておったわい。“あの辺りに百足なんぞいない。兄は見殺しにされた”とな」 虎田達栄「ええ、この虎田家と長年いがみ合ってきた龍尾家の一族。息子を見殺しにした悪魔はきっとあの中に」 ![]() ![]() ![]() ![]() 服部平次「あんたんとこの息子の康司さんの体を縛った上に土に埋めて頭を鈍器で何べんも殴って撲殺」 ![]() 服部平次「おまけにその血ィが乾く前に百足の死骸を置いて逃げよったんか…ほんで警察はどないゆうてんねん?」 ![]() 龍尾為史「それが同じ答えを繰り返すばかりで、捜査中捜査中と…だから君を呼んだんだよ服部君。旧友の大阪府警の大滝君に頼んでね」 ![]() ![]() 龍尾綾華「全射命中!さすが景さん」 ![]() 龍尾景「これで何とか次の祭りも流鏑馬の射手をやらせてもらえそうだよ」 ![]() 龍尾綾華「そうなれば6年連続。もう流鏑馬の射手はあなたって決めちゃえばいいのに」 ![]() 毛利小五郎「あの、あなたが景さん?」 龍尾景「はい」 毛利小五郎「私、東京から来た探偵の毛利小五郎という者ですが、よろしければ康司さんの遺体を見つけた時の状況を聞かせてほしいんですが」 龍尾景「え?ええ…構いませんけど」
毛利小五郎「ん?答えづらい訳でもあるんですか?」 虎田繁次「兄の遺体を見つけたのは僕だよ」 ![]() 虎田繫次「確かに遺体のそばに百足の死骸があるのを見つけたけど、ただそれだけだよ」 ![]() 服部平次「あんたんトコの虎田家とその龍尾家、百足に何か因縁があるんとちゃうんか?」 ![]() 虎田繫次「因縁なんかないけど、百足の絵なら祭りで見かけたことがあるような」 服部平次「祭り?」 ![]() 虎田繫次「その流鏑馬をやる祭りで村の男衆が戦の真似事をするんだよ。あの鎧を身につけてね。まあ鎧っていっても村から支給されたプラスチック製のかなり軽いものなんだけどね。その祭りのどこかで見たような感じがするんだよ。百足の絵柄を…」 ![]() 虎田繫次「君たちの他にも同じことを聞きに来た探偵がいたんだけど…東京から来た探偵で名字がどっかの武将と同じだったなぁ」 服部平次「まさか毛利とちゃうか?」 虎田繫次「そうそう毛利元就の毛利だ」 虎田繫次「死んだ兄の嫁の由衣さんかなぁ」 服部平次「今どこにおんねん?」 虎田繫次「塀の向こうに馬小屋が見えるだろ?」 ![]() 虎田繫次「この時間なら馬の世話をしてんじゃないかな」 ![]() 服部平次「(工藤や!工藤も事件の匂いに誘われてきてたんや)」 ![]() 服部平次「(やっぱりオレとお前は似た者同士!同じ穴のムジナっちゅうわけや)」 ![]() 虎田由衣「だから今は答える気には…」 ![]() 大和敢助「人の命が懸かってんだ!四の五の言わずに答えろ!」 ![]() 虎田由衣「なかったわよ…遺体のそばに百足の死骸なんて…ただ死んだ馬と一緒に痩せ細った遺体が転がっていただけで」 ![]() 大和敢助「そうか…邪魔したな」 毛利小五郎「どういう意味なんだ?その百足」
毛利小五郎「このたて続けに起きたっていう二つの事件で共通するのは、発見者がいずれも被害者の身内で」 服部平次「何でか知らんが、遺体のそばに置いてあった百足の死骸やな」 服部平次「その遺体のそばに百足なんかあらへんかったっちゅう虎田由衣さんの話を信じるんやったらな」 ![]() 虎田由衣「百足なんか置かれてなかったけど、見殺しにされたっていう点では主人が死んだ第一の事件と同じかもね」 服部平次「見殺しやと?」 毛利小五郎「崖から落ちて即死だったんじゃ…」 ![]() 虎田由衣「確かに崖から落ちた時に体中を木や岩にぶつけ大怪我を負い、白い道着が血まみれになり、それが酸化して真っ黒になっていたけど、死因は餓死。腰の骨が折れて立てなかった上に、落ちた場所は一日中陽が当たらず、普段誰も通らない崖の真下。見つかったのは一週間近くたった後だったから」 ![]() 毛利小五郎「ちゃんと捜したんっスか?」 ![]() 虎田由衣「捜したわよ。警察や村人総出で寝る間も惜しんで!甲斐巡査は村中のみんなに慕われていたんだから」 ![]() 遠山和葉「お巡りさんやったん?」 虎田由衣「ええ。この村の交番に勤務してたわ。正義感が強くて親切で優しくて、この村であの人のことを悪く言う人なんて見たことなかった。だからいなくなった時、村中で必死に捜したのよ」 毛利小五郎「なのに何で1週間も見つからなかったんですか?」 ![]() 虎田繫次「落ち葉だよ。丁度その事故があった頃は落ち葉の季節で、運悪く落ち葉に埋もれてて、それが風に飛ばされるまで隠れていたようだから。兄の義郎の遺体は見晴らしのいい岩場に落ちていたから見つけやすかったけど」 ![]() コナン「その時もすぐに村のみんなで捜したの?」 ![]() 虎田繫次「いや、竜巻に遭って飛ばされたなんて話、ウソっぽかったし、それを見てたのが冗談の好きな兄の友人だったから最初は誰も信じていなくてね。捜し始めたのは夜が明けても兄が帰って来ないのを知ってからだったよ」 虎田由衣「捜し始めた?例の穴に行く途中で偶然主人の遺体を見つけたんじゃなかった?」 虎田由衣「康司さんといえば、亡くなる前に主人とよく密談をしてたわ。“行く”とか“行かない”とか」 ![]() 虎田直信「ああそれなら儂も聞いたよ。近々あの大和とかいう隻眼の刑事に2人で会いに行く…大事になるやもしれんから覚悟しておいてくれとな」 コナン「それって何しに行くか聞いた?」 ![]() 虎田達栄「さあ…今はまだ言えないというだけで…」 ![]() 毛利小五郎「じゃあ龍尾家に行ってみりゃ何かわかるかもしれねぇな」 ![]() ![]() 龍尾為史「警察に行く予定だった?息子の康司君が虎田家の義郎君と?」 毛利小五郎「ええ。息子さんから何も聞いていないんですか?」 ![]() 龍尾為史「はい何も…ただ、義郎君が亡くなり、何かに怯えていたような様子ではありましたけど」 ![]() 龍尾盛代「食事中もボソボソと呟いておったわい。次は己の番やもしれぬ…殺される…呪い殺されるとな」 ![]() コナン「ねぇ、何でこの家とあの家、仲が悪いの?」 龍尾盛代「それはその昔…」 ![]() 龍尾盛代「はて?なんじゃったのかのォ…小さい頃から“虎田家憎し”と聞かされていたんじゃが、忘れてしまったわい」 ![]() コナン・平次「(おいバアさん)」 ![]() 龍尾景「きっと虎田家の人たちもそんな感じだと思うよ。今やその柵も薄れて僕や綾華は虎田家の義郎や繫次と仲良くやっていたし」 服部平次「けどなぁ、その2人が死ぬ前に警察に行こうて言うてたんなら、甲斐っちゅう巡査の事故と何か関係があるんと…」 ![]() 龍尾綾華「あれはただの事故。流鏑馬の練習のしすぎで疲れ果てて崖から落ちたのよ。その年の祭りで的を外しちゃったからムキになってね」 龍尾景「おいよさんか綾華」 龍尾為史「ええ、たまには…でも甲斐さんは一度も外したことはなかったよ。あの年の祭りの最後の1射まではね」 ![]() 龍尾盛代「あの人は自殺なんぞしやせん。祭りで恥をかいたぐらいで村人をほったらかしにしてあの世に逃げてしまうような…そんな愚か者とは違うわい」 ![]() ![]() 毛利蘭「雨や雷の音しかしないけど…」 遠山和葉「あ、平次…アタシ見てしもた…ゆうべ雷がピカッて光ったと思たら」 遠山和葉「さあ…見たのシルエットやったし」 大和敢助「この様よ」 ![]() ![]() ![]() 龍尾憬「綾華!?」 ![]() ![]() ![]() 大和敢助「ダメか…」 ![]() 大和敢助「おい上原!時間取ってくれ」 ![]() 虎田由衣「あ、はい。8時59分…」 虎田由衣「い…いえ」 大和敢助「そうよ。竜巻で重傷を負った虎田義郎を見殺しにした第一の事件」 ![]() 大和敢助「龍尾康司を縛り、土に埋めて撲殺した第二の事件」 ![]() 大和敢助「その2件と同様に落ちてんだよ。首を吊られたこの龍尾綾華の足元に」 ![]() 大和敢助「百足の死骸がな」 ![]() 大和敢助「しかもだ…その死骸の周り、雨上がりでぬかるんだ土の上には今入った俺の足跡と、この杖の跡しか残ってねぇ」 ![]() 大和敢助「さらに雨が降った後、吊るされていた木に誰かがよじ登った形跡が全くない所を見ると…こいつは…」 ![]() コナン「不可能…」 服部平次「犯罪やな」 ≫関連記事:最新107巻情報まとめ劇場版『隻眼の残像(フラッシュバック)』情報まとめ ![]() | |||
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