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BLUE LOCK | |||
原作(Original Story): 金城宗幸 × 三宮宏太![]() ブルーロック-EPISODE 凪-第32話ネタバレ | |||
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エピソード凪 第32話 | |||
サブタイトル | いつか死ぬ君へ | ||
配信日 | 2025年3月7日 | ||
別マガ | 2025年4月号 | ||
登場人物 | 凪誠士郎 御影玲王 馬狼照英 乙夜影汰 潔世一 國神錬介 五十嵐栗夢 清羅刃 雪宮剣優 士道龍聖 烏旅人 剣城斬鉄 日不見愛基 絵心甚八 | ||
第32話 いつか死ぬ君へ『WINNER TEAM WHITE!! WHITE 5:4 TEAM RED』 剣城斬鉄「ッシャアV(びくとりー)!あってる?V!」 凪誠士郎「合ってるよバカ剣城」 凪誠士郎「お嬢、足大丈夫系?病院いく?」 千切豹馬「へへ、ご心配さんきゅ。多分大丈夫。足つって動けねぇだけだから休みゃ治るわ」 凪誠士郎「ならよかった」 剣城斬鉄「たしかに!マジブッ壊れたかと思ったV!」 千切豹馬「それよか、なんだよあのラストシュート。撃てたのに最後ひとりで無駄に魅せやがって」 凪誠士郎「あー…無駄じゃないよ。アレが俺たちの夢のカタチ」 剣城斬鉄「なんだよそれ?」 千切豹馬「やっぱ天才は意味わかんないっすわ。で?誰奪って終わりにするよ?」 凪誠士郎「あ、そうだった」 剣城斬鉄「…俺は烏旅人一択だな。絶対今この中で一番賢いし」 千切豹馬「あら俺も同意見。結局、俺らバカ4人だからさー、アイツがいればチームが完成すると思うし」 馬狼照英「俺ぁ別に誰でもいい。これでクリアなんだから意味ねぇ」 千切豹馬「えーまだわかんないじゃん。クリア後もこのメンバーで何かやるかもしんないしー…じゃあいいのね?烏で」 凪誠士郎「俺は嫌だな。ツンツン烏と忍者乙夜は離ればなれにしたくない」 千切豹馬「どーゆーコト?」 凪誠士郎「だってこの試合で一番凄かったのは烏・乙夜ふたりのコンビネーションだし、もっとパワーアップして勝ち上がって欲しいから。俺、お前らとまた戦りたいし」 乙夜影汰「何それ…手加減?」 烏旅人「情けならいらんぞボケ」 凪誠士郎「情けじゃないよ。悔しかったら潰しに来いってゆー勝者の特権」 千切豹馬「わーったよ。お前が言うなら仕方ない。じゃあ誰奪んだ?」 凪誠士郎「(俺は知ってる。“悔しさ”がエゴを育てるってコト。だから潔みたいに俺も“悔しさ”の中心になってみたい) おいで清羅。お前は俺に生かされるんだ、ドチビさん。悔しいっしょ?」 清羅刃「く…」 『凪・馬狼・千切・剣城AND清羅。 2ND SELECTION CLEAR』 日不見愛基「なんだよ凪誠士郎…性格悪ぃ!ムカツク!モラハラ!」 乙夜影汰「そう?むしろ優しいと思うけどねー凪ちゃん」 烏旅人「せやな。とんだ甘ちゃんや。あの甘さがいつかアイツ自身を絶望に堕とす」 乙夜影汰「それ。勝ち上がってわからせてやろーぜー」 烏旅人「あぁ非凡。こんなとこで終わられるかい」 『烏・乙夜・日不見 STAGE 3 vs. 3 へ後退』 『48時間前 二次選考2 vs. 2 士道・五十嵐 vs. 玲王・國神』 五十嵐栗夢「(こんなとこで終われるかッ!) しゃら!いけ士道!」 國神錬介「(体勢崩した。奪れる!)」 士道龍聖「常識とか正義ってヤツはさ、俺に壊されるために在るんだよッ!」 『GOAL!! TEAM RED 2 - 5 TEAM WHITE』 御影玲王「(負けた!?化け物だ…凪とは質の違う…悪魔の天才だ…俺たちは潰された…どーやったら勝てた?何ができた!?國神が士道をもっと確実に抑え込めたら?いや無理だろ…むしろ俺がイガグリをファウルしてでも封じればよかった!?いや俺の判断が中途半端だった。何もかもだ…迷ったままフィールドに立つからこんなコトになったんだ。俺のせいで負けた。俺のブルーロックが、凪との全部が終わ…)」 五十嵐栗夢「さぁーてどっち奪る士道!?くじ引きしちゃう!?」 士道龍聖「べーつにどっちでもいーよ。俺がいりゃ次も勝つし」 五十嵐栗夢「いやもうマジそれな!じゃあ俺選んでいい?俺も点と取りたいし、DFできそうな方を…」 士道龍聖「あー待て。やっぱ運命変えれんなら俺が選ぶわ。生き残んのは…お前だ。紫ちょんまげ」 御影玲王「え」 士道龍聖「おいヒーロー君、お前が言う“正々堂々”ってヤツはコンドームのか?そんなんじゃエゴ出て来ねぇぜ。甘っちょろいヒーローもどきなんかより、その紫ちょんまげの方がまだマシだな。いこっかイガグリちゃーん。自分を壊せない人間に爆発は起こせないぜ」 御影玲王「(國神…何も言えない…)」 國神錬介「いけ玲王…選ばれたのはお前だ…」 御影玲王「(どっちが堕ちてもおかしくななかった。俺は悪魔の気まぐれで生かされただけの敗北者(ゴミくず)だ)」 『二次選考クリアルーム』 絵心甚八「やあやあ才能の原石共。二次選考クリアおめでとう。おつかれー。敗北を経験し這い上がってきたお前らにここでひとつクイズだ。全ての生き物の中で人間だけが知っているコトってなんでしょう?」 剣城斬鉄「む…難題…」 千切豹馬「は?何いきなり」 清羅刃「…愛」 馬狼照英「神」 凪誠士郎「えーっと…夢?」 絵心甚八「ブッブー。まぁー今出たモノ全部間違いじゃないが、本質はもっと根幹にある。生き物の中で唯一人間が知っているコト…それは“いつか自分が死ぬ”という事実だ」 絵心甚八「動物は仲間の死や自分の体の痛みは感じられるが、それがいつか自分に起こると想像して生きていない。だから本能のまま食って寝て子孫を残し生命を繋いでいくというプログラムのためだけに天命を全うする。しかし人間は自分の生命が有限であるコトを知っている。いつか終わりが来るとわかっているから死の恐怖から救われるために神を創り出し、生存本能以上の交流を“愛”と名づけ、自己実現と存在証明を“夢”と呼ぶ。それは人間にしか抱けないエネルギーだ。思い返せ。何故お前らはこの二次選考を敗北を重ねながら這い上がって来れた?」 凪誠士郎「…死が近くにあったから?」 絵心甚八「正解。このライバル・バトルは一次選考よりももっと過激に切実に仲間の脱落と自分の死を感じられようにデザインした。ボケッとしてたら次は“自分が死ぬ”。その恐怖から逃れるために強制的に変化し、適応し、挑戦し、かつてない己のエゴの扉を開いたら、お前らは今ここにいるんだ。忘れるなよ。死の恐怖を感じるから夢を描くエネルギーは育つんだ。そして問い直せ才能の原石共よ。いつか死ぬお前はフットボールに何を夢見る?」 凪誠士郎「(俺は二次選考できっと強くなった。ただ夢を見て追いかけるだけじゃなくて、負けそうになってはじめて知った。玲王への新しいキモチと新しい俺の熱。今なら潔にも勝てる)」 御影玲王「(このままの俺じゃダメだ。完全にたまたまだ。たまたま選ばれただけ。俺に価値があったワケじゃなく…國神が落とされたって考える方が正しい。こんな人間すぐに消える…!ずっと凪が隣にいて、いなくなって、でも千切とか國神が側にいてくれて…思ってみりゃ俺今…はじめてひとりになってんのか…士道・イガグリとは手を組みたくない。いやまたすぐそーやって他人を使おうとする俺の悪癖…!ダメなんだよもぉ…ひとりで強くならなきゃ…俺ひとりで…)」 絵心甚八「さぁここからは三次選考。世界トッププレイヤーとの強化合宿だ。まぁいつか死ぬって話の後にいきなり初見殺しの死にイベントだけど、世界選抜との5 vs. 5マッチを行う」 凪誠士郎「(世界に俺を試せる…!)」 御影玲王「(自立しろ御影玲王。ひとりで世界一を夢見れる俺になれぬ)」 凪誠士郎「何それ、超楽しみ」 『死闘を重ね、変革する自己。その滾りに従えば必ずや未来は訪れる。第33話:「羽ばたき」につづく』 | |||
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